秩序

宮迫、田村という売れてる人気タレントを天下の吉本がどう処すか注目されるところですが、昨日のその二人の会見は面白いものでした。芸人のやくざがらみ借金がらみ暴力がらみの事件は別段珍しくないのですが、昔のように（遥か昔ですが）どれもこれも芸の肥やしだなんて済まされるはずもなく、どころかPC縛りはいよいよきつく、コンプライアンスなんて横文字がすべてを薙ぎ倒します。それこそ古いところでは美空ひばりと山口組親分との公然たる関係が象徴的です、芸能興行と地元やくざはべったりです、否、やくざが勧進元だったのです。だからいいんだそれで、とはもちろんならないですし、時代に連れて価値観は変わっていきます。が、行き過ぎですね昨今の事情は。清潔指向が過ぎます。闇とか裏とか隠語で呼ばれてたそうですが、そんなのはどの社会業界でもあることです。反社会勢力なんて呼び名もPC色そのままで、気に入らぬ奴らを皆ここに放り込むマスコミの手法ではありますが、原理原則があってその周りに広くグレーゾーンが広がっているのです、それが人間社会の秩序です。危機管理能力と、これも自分勝手なマスコミ用語ですが、よく叫ばれますが、二人の脇も甘かったのでしょうがしかし、ゼロトレランスが過ぎます。不寛容にもほどがある、です。暫く謹慎で十分でしょうに。昨日の二人の会見は吉本の対応を非難するものでした、彼らの言い分が本当なら吉本の体質が再び三度問われることになりましょう。あの会見は吉本とは無関係に二人が開いたものだったとかで、二人は弁護士を立てて交渉しているとのことです。折しも元スマップの3人を使うなとジャニーズ事務所がTV局に圧力掛けてた、公取法違反だと騒がしたタイミングです。吉本が叩かれる番になりそうですね。
　京都の放火殺人事件、こんな時には必ずこういう意見が出てくるという左巻きさんたちのご高説が聞こえます。個人じゃない社会で考えろ、というあれです。今朝のサンモニも長尺です（選挙日ですから政治の話はできないのです、公選法です。NHKも討論番組なしです）姜さんは、やくざの方々のドンパチならいざ知らず、こういう普通の人の犯罪は止められぬ、と言うてました。やくざの方々、なんて言い方も偽善でPCそのもので素敵ですが、そもそもあいつは普通の人じゃないし。隣の女二人の左巻きさんたちは、社会として対応しなければならぬ、差別や中傷を広げてはならぬと言います。この犯人のことはどうなの？加害者は悪くないの？毎度毎度のことですが、こうやって抽象に投げて社会が悪いと言うておけばいいんですから、楽な仕事ですよね。あろうことか産経新聞に左巻き記事が載ってました「新聞に喝！」コーナーです。ブロガーのクレジットで書く山本某の文章です。あの事件がアニメ産業に対する攻撃と前提してます。そんな大それた動機とは思えませんがねあの犯行の短絡さは。「アニメの演出やストーリーに不満を持ち逆恨みをした社会弱者が凶行に及んだとすると、悪くすればそのような属性の人は全員社会に出すなという行き過ぎた議論になりかねません」と書きます、来た来た「弱者は強い、社会で守らねばならぬ」ドグマ、差別は悪理論のブン回しです。あなたの考え方が行き過ぎてます。誰もそこまで考えてない。単純におかしな奴の凶行と思ってますよ。思想犯とかの上等じゃないでしょうよ。「この事件によりアニメなどの表現の規制やファンに対する蔑視が進まないように祈るのみです」と続きます。何～に独り善がりしてるんだか。もっとも私は昨日も書いたようにこの会社の作品など観たこともないので思想的な偏り云々には言及できませんが、事件の一番の原因である犯人加害者のことよりも直接の被害者よりも、その周りの同系人（筆者の表現借りれば同じ属性を持つ人）の権利や差別を大事にする、ひいては社会が悪いとくるこの論法です。胸が悪いほどです、この偽善欺瞞の芬々たる悪臭です。産経新聞が載せるか？こちらにも憤ってますが。

悲劇

京都の放火大惨事、TVはすぐに京アニと略してます、それだけ業界では有名なのですね通称でわかる。34人が死んで20代30代の者が過半でとの悲惨です。それだけ有名なところなら相当の才能じゃないと入れないでしょうし、つまり社長がボウボウ燃えてるときにマイクの前で話してた通り、これから日本のアニメ界を背負っていく人材だったのでしょう。この手の事件はどれも理不尽なのですが、幼児が被害に遭う時とはまた別の憤りが湧きますね。で、その社長の映像、なんだか真剣味、憤り観に薄いというか、薄ら笑いが口元に浮かんでるようで、言葉ではそれなりに怒ってる（言葉自体もそれほど強くないです）のでしょうが、んん？です。この人が元々こういう感情の出ぬ喋りする人なのでしょうが、もっと怒れよ、ではあります。殆どがCO中毒死だったとの報道です。それほど密閉されてた（車での練炭自殺のように）のですかね、それとも火の勢いがそれだけ強烈だったとか。これを聞くにつけ悲惨残酷なことです。
　河野外相が徴用工問題のこじれを韓国駐日大使を呼んで抗議して、その途中に無礼な！と怒っている場面がTVに流れました。おお、この人は結構やる大臣だとは思ってましたが、いいですねぇ。親父とは大違いで。すぐさま韓国が自国でコメント出して反論してました。やれやれです。も一つ、何年も続いている中学生の交歓事業、倉敷と韓国のどこかの中学校だそうですが、今年は国民感情に配慮して中止すると向こうさんから書面で届いたそうです。やれやれ。国民感情、ですわ。
　Charの息子が大麻で捕まったそうです。さてどうする？親父。謝罪する？知らん顔する？ロックする？

損失

京都の大惨事、ひどいことです。ガソリン撒いて火をつけて３３人も焼き殺した事件(産経だけが２５人と見出し違ってます。これ誤報ですか？）。怨恨じゃろうなぁ、素人は思います。社長がマイクの前で「脅迫や悪口はよく届くし、それについてはそれなりに対応してきた」とあの場面で、まだボウボウ燃えてる時点で言うてました。つまり、思い当たる節がいくつかあるんですね。で、あの会社です、TVがプロフィールを教えてくれます、私の興味や関心の一番遠い分野ですので何も知りません、専門家が出てきて地方（東京ではないという意味です、京都が田舎なわけもなく）で成功した、アニメーション界に革命を起こした会社だと教えてくれました。へぇ。ただただアニメが好きな人が集まってた会社で、どうしてこんなことが・・とのコメントも流れました。脅迫や批判が常に届くってどういうことでしょうね。この業界はこれが常なのでしょうか、それとも思想的に色が強い会社だったのでしょうか。事件自体が派手ですからそっちに目が奪われますが、この犯人、どういう思いだったのか。どういう背景だったのか。パクりやがって、と口走ってたそうですから、こっちの妬み嫉みか。週刊誌を待つわけですが、しかし若い才能が多く失われたことは確かです。これは大損失ですね。可哀想に。

選良

大相撲、とうとう高安まで休場して四大関全員いなくなりました。これも不祥事ですわね。高安、怪我してから二日は出てきたことでしたが勝ち越してから病院に行って診断書とっての仕儀。７勝してたんですからもったいないですわね。ここで医者にかかってダメ出しされたら休まざるを得なくなる、すれば来場所は他の二人（貴景勝は関脇落ちです）と同じカド番です。あと一勝。注射（患部へだけじゃなく、相手にも）でも何でもうってあと一つ。８勝勝ち越して休む。なんだかなぁ、です。先場所の貴景勝のような無茶もどうかなとは思いますが、こちらもねぇ。現金に過ぎますか。
　またまた自民党の国会議員の秘書への暴言が暴露されてます。以前に何とか言う女議員の音声がこれでもかと晒されて次の選挙で落ちてましたね。次は男です。バカの死ねのと罵詈雑言だそうで、例によって音声暴露モノだそうです。またまた昼のワイドショーでやられて、夜のニュースでもやられるんでしょう。選挙前ですから好都合です。選良という言葉をご存知でしょうか。ほとんど死語で、国民を超える議員は出ないとはよく言われますが、正確にはこうでしょう。議員の中にはバカもいる、ではなくて、馬鹿でも議員になれます。

意図

平成の怪物が令和初登板。松坂が投げるのは見たいのですけれど、こういうコピーはほんとチープですね。当の松坂、春のキャンプでファンに腕引っ張られたとかで戦線離脱したトホホでした、やっと出てきたという形ですが、こんな投げ方じゃなかったよなぁと私ごとき者でも思うことです。高校生時代西武時代の若い頃と比べるのも酷なことなのでしょうが、あの時の画像が目に焼き付いてます（それだけ何度も何度もTVに流れるということです）から仕方ないことです。ホークスの和田もやっと出てきて、松坂世代の看板とすれば出て来るだけで客呼べるわけですが、もう長くはないですねぇ。今のうちに見ておかねば、です。
　トランプさんが白人じゃない、エスニックな容貌の女議員たちに、アメリカが嫌なら、そんなに不平ばかり言うなら自国に帰れよ、You can leave と吠えてました。レイシズムだ、ヘイトスピーチだとやんやの反論浴びてますが、これ、日本でもよくあることですね。ああ言えばこう言うの態で、社会規範や制度、決まりにいちいち噛みつく向きに対して、そんなに日本が嫌なら好きな国へ行きなさいな、日本はその自由は保障されてるから、と突き放す反論。左巻きの日本嫌いな日本人は多いことで、そちらに向けてのへ言辞ですが、これが韓国中国人に対するとヘイトスピーチになります。出ていけ！ですね。TVには4人の女議員が反対論陣を張ってましたが、つまりトランプさんのアメリカファーストは白人ファーストなんですね。彼は国の統治を目指してなんかいない、とええ？の評価を読みましたが、そうかぁ、と気づくことでもあります。彼の意図は奈辺に？

名前

休日は相撲を見ます。ここで何度も書いてますが相撲や野球など「いつ見ても同じ場面」を長々と見るのは得意です。もっとも最近は野球観なくなりました、昔のように気が入らなくなってるんですね。相撲。仕切りが長々と続いて、相撲そのものはすぐに終わる、相撲嫌いは仕切りを嫌うのですが、相撲好きはこれも好きなんですね。サッカーもいつ見ても同じ場面には違いないのですが、得点が少ないゲームですからその得点シーンを見逃すと・・の恨みです。ま、TVは何度もそのシーンを繰り返し流しますから（どのスポーツ中継も一緒です）二度と見られないじゃのですけれど、その点バスケットやラグビーはどんどん点が入るから、という比較です。そうか、野球観なくなったのは選手を知らぬ、新しい連中を知ろうとしてないからかと今気づきました。相撲取りは結構知ってますわ。先場所優勝した朝乃山の昨日の相撲は強かったですよ、小さい炎鵬や照強がかき回してる。大関四人いるんですが三人が休場して、最後の高安もおととい怪我して。デカい逸ノ城が白鵬に勝ちました、あのデカい体で覆いかぶさって押していけば白鵬もたまらぬという図でした。結びの鶴竜、相手も小さかったですがまさに横綱相撲でした。と、知ってるから書ける、これだけ講釈垂れられる。そうか、ここか。巨人の若手、知らんからなぁ。いえ、実は阪神も疎いのです。

刷込

蝉の話、承前。ワンワンうるさいのはアブラゼミですが、クマゼミも声大きいです。こっちはシャーシャーという表現ですか、簡単に聞き分けられます。当地ではアブラゼミよりもクマゼミが多いんじゃないかと思うくらいです。でも、この夏なかなか気温が上がらないので、まだ蝉の声を聞きません。当地今朝はやっと晴れてます、気温もやっと上がるのでしょう、夏は暑くないとまずいなぁとこんな時には自分勝手に思うわけです。
　韓国への輸出規制を巡って向こうさんはえらく強硬ですが、TVがどの局も長尺で流していた日本で役人同士の会談、向こうは協議といいこっちは説明会だという（ふつうの会議室でわざわざにパソコンで打ち出して張ってました）あれ、その後の発表で韓国は撤回を要求したと言う、日本側はそんなこと聞いてないと言う、あれです。協議か説明会かの違いはWTO提訴に関わる構えの問題だそうで、協議ならもう審査が始まってると見做される、だからこちらは単なる説明会だと主張するんだとか。子供の喧嘩か？さらには言うた聞かぬの、一番下手な交渉に落ちてる。拗ねたオヤジか？新聞（朝日たち）が煽り過ぎ、貿易戦争なんかじゃない、経済報復なんかでもさらさらない、徴用工や慰安婦問題とリンクさせようとする向こうの思惑に乗るな、というのがきっと正しい見方でしょう。しかし韓国大丈夫かなぁ。あの大統領は北に呑み込まれるを良しとしているんでしょうねぇ本気で。
　今朝いつものようにメール見て、誘われてギターもののユーチューブ見てましたら、たまたまビートルズの Let it be のあの屋上ライブの映像が載ってて思わず見ました。何度も何度も見た画像ですが、久しぶりではありました。ビートルズは４本映画作ってます、ヤァヤァヤァ、ヘルプ、イエローサブマリンとこのレットイットビー。全三者はすべてDVDで売り出されてます、が、レットイットビーだけは権利の問題がらみだとかで正式にDVD発売されてないのです。が、こんな有名な代物ですから、ネットの時代になってから昔で言う海賊版が公然と出回ってます、禁じられれば地下に潜るのみです。私も持ってますよ。私の世代以上の者は、家庭用ビデオのない時代からVHS、レーザーディスク、DVDへとの変遷を、もちろんレコード盤からCDへの変遷も、経験してきてます。よく覚えてるのはVHSで映画が出始めた頃に商品棚にこのヤァヤァヤァを見つけたんです。おおっ！と、手にして値段みるとなんと２万円！ええ？DVDになってさすがに安くはなりましたが。で、ネット時代です、ダウンロード時代です。タダ。昔は海賊版だろうが何だろうが金が要ったのですが、今は違法ダウンロードのやり放題ですからね。隔世の感ではあります。もうひとつ昔話をすると、私が高校出て京都で浪人始めてすぐの頃、昭和50年春です、忘れもしません祇園会館という映画館でイエローサブマリン以外の３本が掛ったんです。田舎もんのミーハーです、映画の存在は知ってても見たことなどありませんから新聞か何かで広告見た時の高揚感今も覚えてます。飛んで行ってかぶりつく。あの時の幸福感ですわ。東京公演のビデオはTVで一度見てたのでしたか、それとはまた全然違う。とにかく格好いい。食い入って観るのです。初日は３本見て、興奮して帰る。次の日は朝一番に行って終映まで観てる。その次の日も次の日も。何日観に行ったことか、です。ヤァヤァヤァでもヘルプでも演奏シーンが何度か出て来て、その全てに魂抜かれる。そして彼らが歳とってからの（それでも３０前です）レットイットビーです、あの有名なアップルビル屋上でのゲリラライブです。ああ、格好いい。この歳になっても同じ感想です。ポールのシャウトには惚れ惚れするし、ジョンの歌はうまいし、ジョージはいやいやながらも足踏んできっちり弾いてコーラス加わってるし、リンゴもいやいやだったのでしょうがオレンジ色のレインコート着込んで叩いてる。キーボード弾いてるビリープレストンがまたいいんですわ。レコードにも入ってる、演奏が終わった後のジョンのセリフ、なんとかオーディションに受かるかなというジョークが沁みて。何度も何度も聴いて観てきたモノですが、いつ見てもミーハー気分に舞い上がります。ただただ格好いいと思う。ワクワクしてる。こういう時間も悪くないなと思うわけです。

静寂

閑さや　岩にしみいる　蝉の声。芭蕉の有名な句です。この句が出来た（発句された）期日が正確にわかるそうで、それは1689年7月13日だと、13日の読売朝刊のコラムが教えてくれてました。芭蕉ってそんな前の人だったんですねと改めて思い遣るし、日本語の連綿さ、情緒纏綿さの継承具合にも感心することです。で、この句にある蝉はアブラゼミかニイニイゼミかの論争があったそうで、斎藤茂吉は声の大きさから考えればアブラゼミだと言うたそうで、しかしこの句が作られた山形でこの時期にはまだアブラゼミははい出ておらず、そういう「科学的な」論考からこの句の蝉はニイニイゼミだとなったそうです。ま、あれこれ拘る人はいるもんで、蝉の種類でこの句の趣意が変わるわけじゃないのでしょうが、でもやはりジャンジャンうるさく鳴く風情が似合いますよね。この句の深さと言うか味をわかったのはだいぶ歳をとってからでしたね。セミが鳴いててどうして静かなんだ？当初はこうでした。でも、歳とるとわかってくるのです。もちろん誰かの解説を読んだからですけれど、たとえば夏の山に分け入って小川のほとりで一休みする、小川の流れの音のほかには辺り一面を覆いつくすようなセミの鳴き声しかしない。そういう場面を思い浮かべる。それこそが静寂なのだという感覚だと。ジャンジャン蝉は鳴いているけれどそれ以外には聞こえないという深い静けさ。なるほど。これは超有名句、古池や　蛙飛び込む　水の音　にも通じます。これも風景描写じゃなくて、ぽちゃんという音しか聞こえない、水面には静かに波紋が広がっていくだけという静寂です。沁みるでしょう？でもこれがわかるにはこっちも歳をとらねばならぬのです。荒海や　佐渡に横たふ　天の川、さみだれを　あつめて早し　最上川。こちらはスケール観ですね。俳句の世界観。そして日本人の持つ、たった17文字にこれだけの風景や情感を読み感じ取る能力です。作れない、でも感じられる。日本人でよかった。でしょう？
　参院選、半ばにかかりました。今朝もNHKで各党幹事長を呼んで討論してました、先週は党首でした。相変わらず福山さんや小池さんは言いたい放題ですが、自民党は強面萩生田さんですからそんなに押されてる印象はなくて。岸田さんとか茂木さんとかが呼ばれる時がありますが、その時は相手も違うわけですが、なんかこの二人は頼りない感じです。岸田さんはあーうーが多くて安倍さん以上に答弁が的外れて回りくどい、茂木さんは内容はデータ並べたりしてきちんとしてるんでしょうが、やはり見た目喋り口ですかね。その点萩生田さんは対を張れてる見栄えです。今回も野党統一候補という流れですが、新聞やTVも揶揄してます、枝野さんが共産党候補の応援演説に立ってた、共産党の穀田さんが国民民主党の応援にマイク握ってた、とか。素人が見ても大丈夫か？と思いますね。共産党と組むの？と。今時西側諸国で共産党が公党として堂々と政治活動しているのは日本だけだそうで（つまり他国では危険思想として排除されてるのです）、それでは飽き足らずにこともあろうに共産党と組む。安倍さんならずとも仮に当選して彼らは共同行動できるのかの疑問です。共産党に飲み込まれるがオチじゃないですかね、そもそも左翼たちの集まりですから。革命のためには暴力を是認する政党ですよ。口ではきれいごと並べてますが、ソ連の失敗や中国のあの全体主義をしっかり見ないと。自民党に勝つためだけの野合、一時凌ぎ、姑息。維新の党だけは別物とわかりますが、他の党は皆亜型ですから已むない現象とはいえ彼らには任せられぬですよ。
　竹村健一の死亡報道でした。ジャニーさんと重なったばかりにスルーされた感ですが、この人も売れたことでしたね。一時はこの人の冠番組何本かあったですよ、もちろん討論系トーク番組でしたが。髪薄く七三分けならぬ九一分けで、パイプを持って気取ってましたがコテコテの関西弁の典型的なオッサン顔、口調は横着系で、今でいう上から目線系。もちろんそれが受けたわけですが、漫才ブームによって関西弁がＴＶで市民権を得る頃だったのも天の時だったのでしょう。話し初めに必ず言うフレーズ、だぁいたいやねぇ（大体やね）。これが売れました。カレーのCMでは delicious の発音をネタに、デリシャスじゃなくてデリーシャスよ奥さん！とやってましたね。私らも学生当時（だったです）流行ったなぞなぞやってましたよ、竹村健一の好きな色は？だぁいだぁいやねぇ（橙やね）。竹村健一の自慢のパーツは？だぁいたいやねぇ（大腿やね）。合掌。

言葉

しつこいですが韓国輸出規制問題、承前。NHKや朝日の報道量が少ないと昨日書きました。今日の朝刊はかなりの紙幅です。夜9時からのNHK、10時からの報道ステーションも長尺でした。が、やはり韓国寄りです。日本製品の不買運動を話題にしてました。何度目ですかね、安倍さんの写真を蹴破ったり燃やしたりしてそれを大々的に報道するお国柄です。今まで何度見てきましたか不買運動とやら。今までは一過性で早々に沈静していたが、今度は全国に波及して国民運動化していると報ステは怪しげな専門家に喋らせてました。大変なことになってるぞ、今度は日本企業にも影響が出るぞ、という脅しです。同じ日のTBSのひるおびでは、前にも言いましたが司会の恵さんがしゃべり過ぎなんですがそれは措いて、経産省の元担当官僚、元在韓大使、そして朝鮮の専門家の辺さんや盤村さんが出てきて、全く反対を言うてました。あれは大統領側の唆しで、国民の多くは大事に思ってないと。世論操作だと。どっちが正しいんです？どちら側も正しいと主張しましょうよ。それぞれの側面でしょうからね。どちらを強調するか。それはどちらに味方するかに繋がって、物事をどう考えるかに起因します。「日本が悪い」から始めるのか、事象現象を素直に見るのか。記事もニュース番組も誰かが考えて、誰かの言葉で語られるのです。情報という名の誰かの頭の中を通って出てきた言葉。かならず色がつきます、無垢ではありません、真実とは限りませんわね。どこかの国のような情報統制も罪ですが、溢れる情報の陥穽も大きいのです。

思想

日本が発した輸出規制に対して韓国はこれでもかと反応してます、アメリカに担当飛ばせてます。こんな時だけアメリカ頼みかい、今まであれだけ反発しておいてと産経の名物論者阿比留さんが書いてますが、その通りです。昨日ここで書きました、この話題をどれだけ、どういう風に報道するかが新聞社TV局の色ですと。その通りになってます。NHKも朝日（報道ステーション）もほとんどスルーです、採り上げますがええ？それだけ？の尺です。でも、妙に毎日（TBS)がしつこいです、昼のワイドショーひるおび、夜7時半からのBSTBS報道番組でずっと採り上げます。そして産経新聞、今朝も一面トップです、他紙ははやぶさ話題ですが。その朝日新聞、どこに載せてる？と探さねばならぬほどベタ記事扱いです、でこう見出しです、韓国　米に仲裁求める　世界秩序にも影響。あくまで韓国擁護姿勢です、これはいつもの如くです、悪いのは日本ですから。毎日新聞はTBSとは違って、韓国　戦略物質流出否定　日本に反論　と打ちます、朝日と同じテイスト、これも二面に小さな記事です。読売は一面二面に大きく紙幅を割いてます。面白いですよこうやって比べると。真実を誰が伝えているか。誰も嘘は言うてないと言い張るのでしょうがどの側面を強調しているのか、ですね。自分に都合の悪い方をフェイクと決めつけるのも一つ手法なのでしょうが、それでは自ら偏っていくだけですし。つまりは自分の判断力です、多く読まねば比べられないという原則です。是非読み比べてごらんになればいいです。こういう話題こそが各紙の違いの出るところですから。