思惑

政治資金規正法がすったもんだの末に衆院を通りました。メディアの解説では自民党案に友党の公明党が反対してそのすり合わせに手間がかかって、その間に維新の会をこちらに引きずり込むべく交渉もして、結局この二党の要求を丸呑みする形で多数決したとのことです。立憲や共産党のように自分たちが政権獲った時のためにという含みも思惑もなく只々生徒会的正義を振り回していればいいのではなく、特に維新の会はあるいは連立のあるかもしれぬという状況では今後の自分たちの懐具合の問題です、その辺りの忖度は十分にあるでしょうし。いずれにせよ自分たちの給料を自分たちで決める連中ですからね。世にうるさい利益相反そのまんま、猫に魚の番をさせているわけですから、維新の会や公明党の立ち位置や立ち回りはああなりますわね。もっとも立憲議員も同じようなことやってて、朝刊には自民党議員と同じようなロンダリング税優遇をやってたと報じられてます。自民党がいいならこっちもいいはずですからねぇ。岡田さんのあの態度が物語ってますね、資金集めのパーティーやめろ！と叫んでいるしりから、まだ法律になってないから俺もやるとあのイケシャァシャァぶりです。わからぬのですねあの辺りの感覚が。ジジイになっても改革（変化）こそが目的で現状の批判だけでよしとする青二才です。維新の会のあの態度が自民党の凋落を示しているのでしょう。岸田さんボロボロです。