前例

つばさの党の三人が再逮捕されたと報道です。流れる映像見てると何たる迷惑、何たるバカと呆れるだけですが、やられる方も選挙運動という場ですから下手に怒れない、下手に対抗できないです、もちろんそれを見越してのあの行為ですけれど。連中が当初嘯いていたのは、こういう行為が違法であるとの判例も前例もない、から表現の自由として許されることだ、でしたね。表現の自由については中学生でもそれなりに理解してましょう、何でもかんでも言うていいということではない、それなりに制限のあることだ。まずは他人の嫌がることや迷惑かけることはしちゃならないと。子供が観てるぞ、という諫め方の通用しない輩どもとはあの態度見てるとため息モノですが、わからん奴はわからんのでしょう。普通じゃない奴等はどこにでもいます。で、世間は（今回は行政は）前例を作るわけです。彼らがドヤ顔で言い放ったからでもないのでしょうが、微罪を積み上げてこういう行為を禁ずる、同じことをやろうとするやつらを掣肘する。抑止力です。公選法の「交通の妨げ」が今回の罪状だそうです。微罪ですよね。あんなに汚い言葉を大音量で投げつけることを罰する直截の条文がないというわけです。すぐに立法府が作るのでしょうけれど、目前の都知事選や総選挙には間に合いません。だから前例を作って何とか抑止する。行政手段ですねぇ。そう思いました。