柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

実利

2011-08-12 08:10:59 | Weblog
京大山中教授のiPS細胞、米国で特許を獲得できたという記事です。これで資金面での基盤ができたということですよね。ノーベル賞より実質的な「勝利」なんでしょうか。ノーベル賞への一里塚ではあるのでしょう、技術が真っ当であると認められたという証明ですから。でも、こっち方面(基礎化学)への国の補助金の欧米に比べて桁違いに少ないことは昔からよく指摘されること、そして特許とかの実利面に疎いというか、これも日本人の特性なのでしょうが、何事にも先立つものは金に違いないとわかっていながら金、カネと言い募ることを卑しいことと思う心根が災いして、そして今までの先達の例に明らかなように大発見も小狡い欧米の学者に横取りされてきた、つまり露骨な人種差別に遭ってきた環境も相俟って、後手後手に甘んじてきた医学(自然科学)分野でしたが、やっと金儲けを念頭に置いた学者が出てきたという慶事ですか。兵站輜重を重視した学者が現れたことでしょう。国や組織を当てにしない、独り立ちできる学者の登場ですか。大発見であり、その後の弛まぬ進歩の結果であることは確かなことです、業績の大きさはもちろんなのですが、それだけでは狡い奴らの好餌になるだけなのです。この実利面の確保は非常に大きかったんではないのでしょうか今後の研究の為にも、ノーベル賞の為にも。少なくとも民主党が政権にあるうちはこっちに金は回ってきませんでしょうから。
 毎日暑い日々です。ここ何日か一層の暑さです。猛暑日なんて命名してマスコミ(気象庁ですが)の思う壺で、人々のイライラを煽ります。熱中症という脅しも実によく効いてます。そんな簡単に熱中症になる筈がないのですよ。家の中でも罹ってしまう!と脅すわけですが、それはもともと弱っている高齢者が対象であって、普通に暮していればなる筈もないのです。実際多くが救急搬送され、死んでるのも多くいるじゃないか。ですね。でもあれは特殊中の特殊です。基礎疾患のある人が特殊な環境(炎天下に長くいるとか、クーラーもつけずにいたとか)にあっての話です。節電強制に騙されてはなりません。電気がない?んなことは絶対ないのですよ。節電なんかする必要はありません。ガンガンクーラーつけておいたらよろしい。水の塩分のと言い募ってますがTVは、これも極端な話です。喉が乾いたら冷たいお茶なり水を飲めばいいんです。たんびにスポーツドリンクやら塩なめたりする必要などありませんし、却って毒になりますよ。年寄りには言ってください、クーラーつけて楽にしときなさいと。暑い時に外出などするなと。それで十分です。そして元気なあなた。元気な人がいきなり熱中症なんてあり得ません。特殊な環境を避ければいいだけです。夏は暑いんですよ!負けるな!
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