得意

ファイザー製のコロナワクチン、バイアル本数ではなくて何人分かの契約だそうで、向こうは１バイアル（１瓶）で6人分計算で考えてる、一方日本で流通している注射器使うとシリンジのクビの部分にどうしても余ってしまうので5人分しか採れない。廃棄分が莫大量になります。6人分とれる注射器の増産が促されましたが、糖尿病でのインシュリン注射用のシリンジ使えば7人分とれるとどこかの病院が言い出して（この注射器使ってる者は皆気づいていたことでしょうが）、ワクチン用にこの注射器が回されたら本来の使用に不都合が起こるとすぐに批判が出てました。が、作れば必ず売れますからね業者は乗り出します。テルモとトップとが７回分用の細い注射器を量産するんだそうです。テルモもトップも業界大手です。新聞記事でした。どれだけ供給されるかわからぬ現状においては、限られた資源を有効利用せよではあります。でも、ワクチンの製造がどうこうのレベルではない、注射器をどうするかの話ですわ。これが日本ですかね、日本の技術力。新発明は苦手でも既製品の改良は大得意。なんかわびしい感です。