昨夜の報道1930は深い内容でした。イスラエルのガザ空爆が熾烈さを増している状況下に、なぜこんなに?をがテーマでした。現地の当事者たちに、イスラエルの兵士やパレスチナ住民、自爆した兵士の母親やハマスの攻撃で子を亡くした母親やにインタビューしてました。私たちは宗教でこじれるとなぁと100%他人事で評論評価納得していることですが、もちろん当事者たちの思いは違うわけです。イスラエルの母親はどうしてアラブ人たちと寄り合えないのだ?との質問に、私たちが憎いんだろうねぇ(hate)と答えてました。ジャーナリストがイスラエル人に同じ質問したら、即座に「お前たちに何がわかる!?ユダヤ人が虐げられてきた歴史を繰り返さないためには我々が強くならねばならぬのだ。」と一蹴されたそうです。ユダヤ人=自国を持たない流浪の民という我々が持っている平たい理解は根深い恨みとして共有されているのでしょう、ナチスによる大虐殺だけではない負の歴史。事務総長の発言に烈火のごとく噛みついたイスラエル外相が物語ります。国連の公式の場で事務総長に向かって Shame on you ! と叫ぶは尋常なことではありません。我々外野にはとても理解できぬ、思いの届かぬ感情なのでしょう。そう思うことでした。
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