mRNAなんて今次のコロナワクチンで初めて聞いた方も多かったでしょうし、学校の理科・生物の時間に聴いたことあるなぁ、DNAと違うの?という方もおられたでしょう。我々の業界用語、術語です、メッセンジャー(messenger)の m ですので、メッセンジャーRNAと読みます。が、昨夜のノーベル賞受賞者カリコ女史当人の話聞いてるとエムRNAと読んでました。そうかネイティブは、英語ではそう読むのか。ニュース番組でエム読みしてたのには違和感があって、違うだろ?とツッコんでたのでしたがこっちが本当読みだったという顛末。こういう機会に真実現実を知るわけです、日本でしか通用しない横文字読みってのがいくつもありますから。新聞の記事には、この研究は30年かかっていて、女史は東欧ハンガリーの出身でアメリカ移住の際の苦労話が載り、共同研究者との出会いからの信念、何でも考え試してみるべきというフレーズが載ってました。サクセスストーリーにありがちな筋ですが、このフレーズで昔のNHKの番組、ケペル先生を思い出しました。何でも考え何でも知って何でもかんでもやってみよう、でしたね。えらく昔の話ですが頷いてくださるご同輩、多いことを期待します。
大谷、とうとう本塁打王です。大リーグですよ。終盤の10試合以上出てないのに・・。10勝投手ですしかも。誰に聞いても賞賛しかないことですが、ゴジラ松井が霞むこと。世界の本塁打王、王さんのコメントです、我々はMLBを見上げていたが、彼は見下ろしているんだろうなと。尊大傲慢という意味ではなくてですもちろん。彼の人柄や野球に対する真摯さは同僚が証明しているところで。ここで止まるなよ、そう願うばかりですね。