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ジェネリック製薬会社大手サワイ薬品の製造過程での不正が公表されてます。ブルータス、お前もか。そんな高尚なことでもないのですが、メディアはジェネリック薬品の品薄を叫びます。ご存知のことでしょうがおさらいすると、ジェネリック薬品（後発品とも呼びます）の対義語は先発品。研究費を多額掛けてやっと製品化して売り出すのが先発品。10年だかの特許期間が切れると、どの工場でも作れるようになります、半額以下の値段です。新薬開発ではなくてこちらに特化しているのがジェネリック薬品製薬会社。先に不正や不祥事で生産ラインが止まって日本中で薬が足りなくなった現象起こしたのが日医工、小林化工。よくTV宣伝しているのが東和薬品（黒柳徹子、羽生弓弦のやつ）、そしてこの沢井薬品。大手４社です。国は医療費の削減を求めてジェネリック薬品の使用を促進してます、その環境下での薬剤不足です。二つの会社が槍玉に上がったのですが、他の製薬会社も似たり寄ったりだったのでしょう、自主規制というヤツを掛けてラインが軒並み止まって、汎用薬が品薄になってた時期がありました。当院も影響受けました。で、今次サワイ、お前もかの感。どれもこれも担当社員のチクリなんでしょうけれどね。不満持ってる従業員は必ずいて、対応間違えるとこうなるわけです。メディアにチクられる前に自首しろ。企業としての危機管理という別の次元に変わります。コンプライアンス云々は吹っ飛びます（と言うか、何年もごまかしてきたことが事実ですからね。正論構えられたら負けるしかないです）。面倒なことですが、先に先に頭下げるが正しい対処です。で、迷惑被るは薬飲んでる人たち。という顛末。です。