神風

女子サッカーからこっちバスケット、ラグビーとW杯が続いてます、陸上競技も。が、いつまで経ってもメディアの空騒ぎです、懲りずにの神風煽りです。女子サッカーは誰も期待してない中にベスト８でした、後付けの賞賛モノでしたがこっちは結果が出たからのこと。本来はこの向きであるべきですが、いつもはその逆です、根拠の薄いイケイケ論で挙句惨敗。バスケットは確かに昔と比べれば多くの人の注目を集めるようになりましたが、世界と比べるとまだまだです。ラグビーも何年か前に南アフリカに勝ってジャイアントキリングなんて言葉を流行らせて大煽りしたことでしたがあの一勝だけです。五郎丸やらリーチやらアイドルを仕立てましたが成績が全く伴わない。なのに今回も何十年も同じ手法です、ここをこうやって相手をこう抑えれば勝てる！と針の穴を殊更大きくに見せる神風論法。いつまで精神論振り回してる？バスケットがそうです、河村富樫はすごい選手なのでしょうが、２ｍ越える相手に走られて覆われたらアウトです。３点シュートが入れば、スピードでかき回せれば、の神風頼みです、ドイツ戦はどれも外れました。今日も同じことになるんでしょう、日本の戦略は向こうも研究してますからね。ラグビーもそうでしょう、あれだけ行ける行ける！と叫びながらどの試合もダブルスコアです。世界陸上、現在の世界ランク１位の女子やり投げ選手が金メダル獲って、これは結果が伴って立派なことですが、昨日は女子マラソン観てました、ダイハツの松田さん、キャラの立った名物選手ですが、故障上がりで無理に出場してそれでも完走して13位、よくやった！感動した！覚悟を見た！調です。負けても負けても傷を舐める。これが日本人だと、日本文化だと（死者に鞭打たぬ、判官贔屓）そういう側面は確かにあるのでしょうが、この業界に生きてる人達以外（こっちの方が数は多いのです）の多くは鼻白んでましょう。エンタテインメントだ、商業報道だと割り切ってはいてもです。