3月8日が国際女性デーということで、新聞にはあれこれ特集が組んでありました。ま、どれも見慣れたものではありましたが、朝日の全面広告です。思い込みや偏見の言葉としてあれこれ並んでいます。父兄、女優、女医、OL、未亡人、家政婦、キーマン、嫁・婿、サラリーマン、保母、主人。私達に染み付いた無意識の偏見をまず言葉から変えていく、との見出しです。そうかぁ。トンガリの私は、これらのうち、未亡人と主人の二つはそうじゃなと思いましたが、他は以下の通りでした。○○マンを挙げるのは聊か言いがかり系ですよね。マンてのは男じゃなくてヒトという意味もあるんでしょうに。マンをパーソンに替えればいいと、それはちと安直と幼稚な印象です。女優、女医さん。男優てのはありますよ、映画の賞で男優賞女優賞ってのがあります。男医って言葉は確かにないですけれどね。でも、こう表記することで蔑むニュアンスがありますか?ないでしょう?女優の何がいけないんでしょうね。女医って言われて嫌な女医がどれだけいましょうか。保母さんもそうです。対して保父なんて表記もありましたね。両記すればいいじゃないですか。でもこういう表記分け自体がジェンダー思想に悖るんでしょうね、彼らの拠って立つ理屈。でも保母という表記に差別感情が湧きます?無意識の偏見、ですかねぇ。婦という文字を嫌うのは看護婦が看護士と区別されて看護師に統一された経緯が如実に物語ります。嫁婿も家制度の序列、それは主従関係に繋がるものだからダメなのでしょうか。婦は差別用語だと。慰安婦を繋げるんでしょうね。わからぬではないですが婦人公論なんて雑誌があるように、婦人という表記の何が差別なんでしょうかね。この辺り、坊主憎けりゃ袈裟まで憎い風の敷衍というか拡大解釈が過ぎませんかと、こういう話題の時には思っています。いかがですか。
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