柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

概論

2022-01-23 10:42:10 | Weblog

5歳から11歳までの小児へのコロナワクチン接種、小児科医の中でも意見が割れてて個別接種を拒む小児科開業医もいることですが、昨日の毎日新聞に特集記事がありました。その中に小児科学会の理事の言が載ってます、ああこんなじゃぁダメだわ、不安を煽るばかりとため息モノでした。こうです、基礎疾患のある者には強く勧める。そうでない子たちにも意義はあるが、集団免疫を作るためにという同調圧力で受けるものではない、接種を受けない子や養育者が非難されることのないように丁寧な説明が必要、と。あらら。学会の重鎮の言葉ですよ。子供たちを守るために接種しろと言えばいいのに、というか明らかにそう勧めた時の不都合(副反応や副作用ですね)を怖れるばかりの腰砕け、一般論しか言わぬばかりか二言目には接種しない者への忖度して見せてお茶を濁す。こんなことで素人(親)に接種の是非を任すなんては単純に責任逃れです。こういう物言いしかできないだろうなとは思いはしますが、政府(岸田さん)がこれまた二言目には言い訳の根拠にしてる「専門家の意見」がこんな程度じゃぁダメですよねぇ。

 東大前で受験生を斬りつけた事件がありましたね。犯人は東大理Ⅲを目指してる名古屋の高2生だったそうです。いわゆる受験エリートって奴です。この手の事件にはこっちも慣れましたから、またバカが・・で済ますのですが(それしかないですが)、これまたいつものことですが左巻きさんたちはこんなことすらを社会の所為にします。どうして個人を責めないんでしょうね。資質なり精神の未成長さなり家庭環境なりを。これまた新聞記事ですが丁度相反する論調がうまいことに朝日と産経に載ってました。朝日(1/21)は宮台真司という、よくあちこちに文章書いている社会学者です、名うての左巻きさん。「生き方、一つじゃない」子供に伝えて、と見出しです。これだけ読んだら内容に想像がつきますがまさにその通り。社会が悪い、大人悪いのオンパレード。一見小難しい用語術語をちりばめて「大人が目の前の子供に接する態度を改め」ろと説教垂れる体裁です。あんなたに説教されんでもいいわっ!が読後感でした。一方の産経新聞は(1/21)コラム「モンテーニュとの対話」に解説委員だかの桑原聰さんが書いてます。犯人の発言中の切腹と心が折れたという言葉を採り上げて、見え張るんじゃない、本当に哀れな見栄っ張りめ と斬って捨て、重要なのは家庭の教育方針、親子関係、そして少年の成育歴を丹念に調査することだろうと言います。心が折れたという表記表現は世の中に溢れてます、その多くは単に言い訳してるだけです。お前が弱いだけだ。もっと強くなれ。なんて言おうものなら今時の自己責任忌避風潮のアラームがワンワン鳴ります。いやな世の中ですがしかし、どちらの意見に与されますか。ちなみに今朝のサンモニに出てた若い女コメンテイターも心のケアなんてことばかり言うてました。私は間違いなく産経論です。

 氷川きよしが休養宣言してます。ゲイなのかトランスジェンダーなのかは知りませんし興味もないことですが、所属会社はドル箱失って痛い事でしょうねぇ。知り合いに追っかけの婆様がおられて、広島に徳山に観に行くのが楽しみなんじゃ、ファンクラブに入っとるからチケットは優先してもらえるなどなど嬉しそうに話しておられるのをよく聞いてました。昔「演歌は当たるとデカいよう~」というCMがあって(何のCMだったかは忘れました)、ギラギラにメークした和服の歌手の設定でした、あきらかに氷川きよしでした、それほど象徴的なおばさんおばあさんアイドルでしたがね。それを一切捨てる覚悟ですね。潔しというのかどう言うのか。人それぞれなのですが。

 河合案里さんが自殺図って睡眠剤を多量に煽って救急搬入されたというベタ記事が二紙だけに載ってました。TVは全くスルーします。通常のニュース番組だけではなく、サンモニやBSの報道番組も全てです。ご存知でしたか。ま、どうでもいいことではありますが、いつまでもグジグジと非難誹謗する輩がいるのでしょう。中国新聞によると旦那によるばら撒き贈収賄罪の収賄した方、金受け取って平気で使ってた地方議員達の裁判判決が早々にあるのだそうです、贈収賄罪の時効の前に。岸田さんが自分の選挙区のこと、ましてや自分の子分(溝手さん)を落とされた事件だというのに手を突っ込まない、それはつまり自分たちもやっていたから(溝手さんも同じようなことやってたと告発されてましたから)藪をつつかないようにする方策だとはわかってはいますが、本人が裁かれてチョン、あれだけの金を回した安倍菅二階はお咎めなし。それじゃぁすまんじゃろうが!お前らのお陰でわしらぁがええ迷惑じゃ!と収賄地方議員たちの怨嗟は届いているのでしょうな。彼女に本気で死ぬ気があったかどうかは知りませんが。

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