柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

悪意

2017-09-17 10:04:34 | Weblog
こんな記事は産経新聞しか載せないですが、米サンフランシスコ(これを漢字で書くと桑港ですね、パソコンで変換できます)市議会が慰安婦の日を制定するんだそうです。米で慰安婦の日?言うところのチャイナタウン、コリアタウン、韓国系移民の多い街ですね。そしてこういう時には日系議員がせっせと音頭を取るのだとこれも産経新聞や保守系雑誌が教えてくれます。この決議案の提案理由書にこう書かれているそうです、慰安婦を性奴隷とし20世紀最大の組織化された制度で、日本政府は今日まで公式謝罪していない、この制度が人身売買制度への道を開いたと。sex slave という表現は日本人が作ったんだそうです、奴隷を使っていた国(米)でこの表現は受けますね。そんな者はいなかったんですよ、彼女達は売春婦ですから、単純に当時の職業婦人です。人身売買への道?これも米国の奴隷制度と同等視しようとする悪意です。日本では奴隷制度はなかった、という定説にあれこれ反論本を読みます、戦国時代は領土領民ともに略奪していた、さらに彼らを他国(日本国内外を問わず)へ売り飛ばしていたという事実はあるそうです。でも、欧米諸国のような人種差別に根差した国挙げての奴隷制度ではなかったわけで、私たち普通の現代の日本人がこういう表記(外人の認識)を読むと驚くわけです。日本政府が積極的に否定抗議してこなかったからだとの非難に終わるのが保守系雑誌論文の常なのですが、結果こうです。どうして花のサンフランシスコに慰安婦の日なんてのができねばならぬのですかね。日本人は極悪非道の野蛮人なのです、そのままにしておきたいのです、非難軽蔑の対象にしておきたいのです、yellow monkey にしておきたいのです。明らかな人種差別ですが、連中はそれをポリコレ棒にすり替えてぶん殴ってくるのです。馬鹿は相手にするな。日本人はそういう文化ですから言いたい奴には言わせておけ、やがて真実は勝つなんて性善説で来たのでしたが、その結果がこれであり、北朝鮮問題です。北朝鮮への制裁に関しても評論家はもう遅いと言いますよ。あんた達がこうせいああせいとあれだけ言うて来て、事ここに至ると「もう遅い」かい?もっとも凡百な評論家達がどう叫ぼうが対応決めてきたのは政府ですから彼らに責任などはないのですが、今更経済制裁強めても核兵器があそこまでできてしまってはもう遅いというわけです。日米がどれだけ締めつけたつもりでいても、露中だけでなく韓国や他の反米国から十分に支援があったからの結果です。遅いも早いもないですわね。もう遅い。そう吐き捨てるは簡単です。だから今こそそういう囚われから日本人が脱出せねばならぬというのが安倍さんの主張なのです、戦後レジームからの脱却。馬鹿は相手にするな、言いたい奴には言わせておけ、といういちいちに言挙げしない心根こそが日本人の文化です、それを獰猛な喧嘩好きな欧米や中韓に合わせる要など全くないです。但し丸腰はダメだ。そういう風に北の狂犬さんは教えてくれてるのでしょう。ちゃんと喧嘩好きを黙らせるほどの構え(核武装です!)を持って泰然自若としておけばいいのです。お前らええかげんにせえよ。睨みも何も効かないですよ丸腰では。もっとも強い言葉で非難しても蛙の面になんとかですからね。向こうがあれこれ具体的にやって来たら来たでキャーキャー騒ぎ立てて危険を煽るくせに、だからどうしろとなるといきなり掣肘する、それがマスコミです。自国の衰退軽蔑を促進する、まさに自虐です。北のミサイルが教えてくれますねぇ。百田さんではないですが彼に感謝しなければなりませんかね。
 衆院年内解散だそうです。モリカケで落ち込んだ人気でしたが、北のミサイルが盛り返してくれて、今こそ安倍さんじゃないとと皆思ってましょう。民進党があの為体、何とかファーストは国政には間に合いません、小池効果はあのメンツでは拡がらぬでしょう。細野、長島と個人で勝てる者しか残れないでしょう、若狭も危ないんじゃないですかね。何年か前の橋下効果には遠く及ばぬことでしょう。だから今。共産党がニッチを埋めて獲得数を増やすことになるのでしょうが、今こそ改憲、9条改定を争点に押し上げて、強い国になると主張すればいいです。が、識者が懸念して見せるように、北が暴発しそうな今に選挙などしていていいのか、という非難はありましょう。が、そこは読みです。こちらの準備が整う前にドンパチ始まったらその時はその時です。今こそ改憲の大チャンスですから。そう思われませんか。
 サッカーだけでなく柔道もレスリングもフィギアスケートも世代交代のただ中です。絶対のチャンプが衰えると次が出て来る。うまくできていると思うことです。浅田真央の引退を受けて女子スケートも新星がどんどん現れてます。最近の選手は浅田真央系の体型の人が多いのですが、一人昔懐かしい伊藤みどり系の日本人体型の選手を見ました。ああ、まだ行けるんだと、こういう体型でも世界に伍すことができるのだと嬉しく思ったことでした。
コメント
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