柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

X日

2017-09-10 10:23:52 | Weblog
Xデーにはなりませんでした昨日は。TVはニュース枠であるいは特集を組んで頻りに報道します。米露中韓のそれぞれのアナウンスを流し、それぞれを解説し、です。欧州各国も知らん顔してるのではないとも言います。ま、極東のもめごとですからね、日本人が欧州の移民問題テロ問題を見るのと同じ心持でしょうが、英外相が、北朝鮮が核持つと(もう持ってますが)韓国も日本も持つことになるだろうとの危惧を言うてます。他の国の人が核の拡散が止まらないとも言うてます。うむ、彼らには所詮は対岸の火事なのです。とはいえ、それにつけても火事場の真っただ中にいるというのに日本ののんびりしたことです。北朝鮮の威嚇がすっかり狼少年物語になってるわけです。仕方ないと言えばそうです、まんまと向こうさんの思う壺にはまってきた歴史ですから。ICBMの水爆のとなって、いや端的にはアメリカまで飛ぶようになって俄かにアメリカが本腰入れてきたというわけです。とうの昔から東京には十分届く核爆弾なのです、況やソウルをや。なのに危機感が全くない、まさか撃たないだろう。事実撃ってこなかったのですが、今トランプさんが、国連の担当女史が言う理屈がやはり無茶なのです。核兵器を持ってる国が、俺たち以外には持つなというわけです、核不拡散条約ですね。戦争回避、破壊的行為の回避が大義です。が、そこにはつまり俺たちの言うこと聞いていろ、という強制があるのです。フセインが潰された事実は、新たに核を持つなは戦争回避の為だという大義があくまで空念仏で、実はフセインが核を持ってないと知っていたから攻め込んだのだということが本質です。アメリカのいうことを聞かなかったから攻め込まれたのです。それを金正日が見抜いて核を開発してきた。ソ連が潰れてからロシアにはNATOにずっと煮え湯を飲まされてきたという恨みがあり、中国も端から反米ではあるし国威が発揚してからはアメリカにすり寄りはしません、だからいくら日米が経済制裁した所で裏から露中がどんどん後援する、その結果です。アメリカの言う通りにはならないことです。核抑止力という名目も聞いてれば何とも自分勝手なものです、使わないけれど持っていることで戦争を回避できる、言うこと聞かねば潰すぞとの明確な脅しですから。湾岸戦争がフセイン潰しがその証拠です。で、他の国が持つことを禁ずる。何じゃそら?です。でも話し合い何かで決まるんじゃないです、結局個人間の喧嘩と同じです、腕っ節の強い者が勝つ。もちろん要領のいい悪いがあるし、外交次第という面は確かにあるのでしょうが、最後は腕っ節です。言うところのパワーバランスです。だから、核を持つんだ、北朝鮮はそう言うているのです。アメリカも北朝鮮も同じこと言うてる、同じ価値観でいるのです。アメリカに攻め込まれる、そういう妄想を持ち続けているのがいけないというわけですが、言うこと聞けと言い続けられるはつまり支配されていることですからね。今の日本がこうです。正確には戦後の日本です。そこに抗う。それはそれでありですね。中露が味方するのも当然です。戦争回避する為の核兵器(の筈)ですが、戦争のネタにもなる。朝鮮有事は面倒です。難民がわんさか押し寄せますから。なんて他人事に思うのがいけないんでしょうけれど。
 桐生が10秒切りました。これをサブテンと呼びませんね誰も。日経は「本命ついに壁破る」と見出し打ってますが、誰が本命と決めたの?誰が出してもそれぞれに褒めそやすのですが、マスコミの常套です、ダメなときは散々に叩いて、良い時はこれでもかと持ち上げる、それが続かなければまた大叩きする。スポーツはそういう業界ですから仕方ないのでしょうが、俺はお前だと前から思ってたよ、とすり寄る空気ががいや~な感じです。喝!で張本もそう言ってました、嘘つけ。でも、一旦破られると現在の四天王の残りも皆越えるんでしょうね。記録ってこうですよね。どうか四人とも怪我なく恙無くと祈ることです。
コメント
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