柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

総掛

2016-03-06 08:33:28 | Weblog
アメリカ大統領選、共和党はトランプ降ろしにかかりました。総掛りです。他の候補者だけでなくロムニーという前回オバマに負けた者、さらにはその前に負けたマケイン、どちらの党重鎮だそうです、これらを引っ張り出して「こんな奴は共和党員ではない」と言わせてます。おいおい。クリントンおばさんに勝てるとしたらこの人しかいないだろうに、という素人目にも明らかな状況で、他の候補者を一本化するだけではまずいかもしれぬ、何としてもトランプを落とさねばならぬという危機感です。いかなタカ派共和党とは言え、このオヤジは極端ですから。メキシコとの国境に壁を作る、費用はメキシコ持ちだ!なんてトンデモ話です、これが受けてますから。クリントンおばさんもやり易いんじゃないでしょうか、常識的に反論すればいいんですわ。面白いですね、対岸の火事は。その典型のように思います。
 左巻きさん達には高市大臣の電波停止発言(停波命令と言うそうです)が余程気に入らぬと見えます。鳥越、岸井、田原と顔の売れたキャスターが雁首並べて横断幕もってカメラの前で反対パフォーマンスしてます。憲法違反、放送法違反だと。あれだけ偏向報道して、しかも大嘘を何十年も垂れ流してきた、それでも停波も規制も受けなかったことを自由だと強弁する。沖縄の有名な左巻き偏向新聞は今回の安倍さんの和解受け入れを、国が敗訴を回避するためにやったと書きます。よくもそこまでねじ曲がれるなと感心することですが、それをまた悪名高いサンデーモーニングに出てくる左巻きさんは在京新聞と沖縄の新聞の物事の捉え方の違いを知らねばならぬと持ち上げて。こっちも総掛りです。これだけ自由が保障されてる国って他にないんじゃないでしょうかね、言いたい放題ですから。いえ、それを規制しようなんてことじゃない筈ですよ大臣が言ったのは。目に余る例に対しては法に従い処すると、極々当たり前のことを言ってるだけです。岸井さんは自分がキャスターするTBSの番組での発言を咎められて(新聞広告を打たれて)已むなく降板しました、その仕返しなんでしょうな。今朝の朝日新聞です、「日曜に想う」という署名コラムが毎週二面に載ります、今朝は論説主幹大野博人とあります。吹きました。「停波命令、ISに出しますか」と大見出し(論題ですねきっと)です。噴飯モノとはこのことです。ISILに?日本の大臣が?文章読むに、大臣が自分のホームページにテロへの参加を呼び掛ける番組はいけないと書いているそうです、それを捕まえてのこれまた左巻きさん得意の揚げ足取り、極論振りです。そういう自分達の傾向や手法を厚顔にも完全に棚に上げて、文章では国内の放送局がテロを呼びかけるという極端なケースに言及するのは何故か、と呆れて見せて、「自分達の目に「公平」と映らない番組への牽制という真の狙いをあいまいにしておくため。そうとしか思えない」と結びます。ISからのネット放送を採り上げてこっちはどうするんだ?と因縁つけてるわけです。わからんですね、こっちの人の思考回路は。もっとも最後の結びだけは常識的な思考ですわね、その通りですから。公平と感じるのは誰です?「自分達」ですわ所詮は。天の神様にお伺いを立てるのでもなければ、あくまで法の運用以外にないわけです。公平公正平等なんてのはその場その時その環境によってあくまで相対的なことです。それこそ自分達に不都合が生ずればすぐに大声出して騒ぎたてるのは左巻き達です。「自分達の目」だけでしか見ようとしないのは左巻き達です。あなたに言われたくない。これが返しですか。
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