柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

報道

2015-12-17 08:23:46 | Weblog
男女不平等 解消へ道半ば(朝日)。女性に我慢 いつまで(毎日)。女性蔑視とは思わない(産経)。夫婦別姓訴訟に対する最高裁大法廷での合憲判断に対する各紙の見出しです。他にも類似の事柄はありますが、今回の様な話題こそが新聞によって書き方、言い方、考え方、煽り方の違い、品のいい悪いが出るものです、是非各紙読み比べてご覧になればいいです。昨夜のTVはどれもこの話題に長尺割いてました、そしてどれもええ?合憲?というびっくり(非難)色です。もっとも、見るTVはNHKであり朝日でありTBSですからしっかり左傾です、進歩的文化人さん達の考えを拝聴するばかりです。街の声をこれでもかと流します、8対2くらいの比率で別姓賛成、選択させろ意見でした。どの局も申し訳程度にしか見せなかったアンケート結果は過半が現行民法支持でしたから、びっくりする要などまるでないきわめて常識的な大法廷判断、今時珍しいことと言えましょうが、でしたのに、彼らは悔しいんですねぇ。昨日書きました原告団長の婆様は落胆の態でした(昨日ここで彼女が事実婚だったから高校教師をクビになったと書きましたが間違いでした、校長に怒られただけだったそうです、訂正します)。ううむ、やはり社会規範は多数を基準に作られるべきでしょうし、少数群はそれなりに処遇されるは仕方ないことじゃないですかね。多数に屈せよなんては言いません、あの婆様の闘士然とした雰囲気は相当ですし、そういう戦いは続けられればいいのですが、そうでない人達に迷惑かけぬという気遣いは必要でしょうね。もう一つの女性再婚期間制限は違憲と判断されてます、そして現金なことでこちらは違憲!だけでスルーです。180日が100日に短縮されるそうですが(法改正には国会での手続きが要ります)、それだけで勝ち誇ったようにさも当然だという趣き。えらいバイアスだと思うのですがいかがですかこの報道。マスコミってのはこれだけ偏ってるんです。
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