ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

JR西日本を中心とするローカル線乗車を主とする旅(あと福岡)(2021年12月~2022年1月)(Day5-5)(23)

2022-09-10 00:00:00 | 旅(国内)

吹き抜けに、でかいものが陳列されています。

おいとまします。

駅へ戻ります。

飛行物体が見えます。

デジタル時代になってから、ほんと写真というのはメモ代わりになります。私がたくさん写真を撮るのも、実際にはメモとしているようなものです。

こういうのもなかなかいいですね。

当然ながらすごい人だかりです。

私は前にも書いたように、初詣にはいかないことにしているので、当然鳥居をくぐることはありません。

まあここを通れば、遺憾ながら鳥居はくぐっちゃうんだけどね。ともかく神社の敷地には入らないし、参拝もしません。

電車に乗ります。

以下にも太宰府らしいホームです。

またJRに乗り換えます。紫駅から二日市駅までの道にあった建物。

博多行きの電車が出るまで少し待合室で待機することとします。

やはり寅年です。

おお、なかなかすごい絵じゃないですか。

これもかっこいい絵ですね。

乗ります。

JR東日本も、普通電車でもこれくらいのシートを用意してくれないと。

(つづく)

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詐欺というのは、現在から過去へ逆算していけば、だれも引っかからない(が、その場での判断を余儀なくされるのが厳しい)(追記あり)

2022-09-09 00:00:00 | 社会時評

ポータルサイトなどでも紹介されているので、お読みになった方も多いかと思いますが、こちらの記事はなかなか興味深いですね。

「投資」に150万円支払った22歳女性 死を選んだ「なぜ」(1) [2022/09/08 11:00]

「お金返して」「なんで?へへへ」追い詰めた男の言葉 女性は命を絶った(2)2022/09/08 11:00

上のテレビ朝日の記事では、自殺した女性の実名(川上穂野香さん)と母親の名前(佐永子さん)も出ていますが、こちらのNHKの記事では、下の名前をひらがな表記にしたうえで紹介がされています。母親は匿名です。

そして娘は命を絶った ~“暗号資産”めぐる事件の果てに

内容の詳細については記事を読んでいただくとして、私が気になったのが、彼女が詐欺に引き込まれる過程です。(1)より引用します。

>始まりはその年の8月下旬。大学を出て社会人として働き始めたばかりだった穂野香さんの大学の同級生が「投資に興味ある人!」と書き込んだインスタグラムだった。懐かしさもあったのだろうか、穂野香さんが返信すると、同級生は男を紹介した。

8月28日、穂野香さんは同級生と男が入ったLINEグループに入れられた。男は「初月130万、2ヶ月目660万、3ヶ月目1200万(稼いだ)」「何もしなくてもお金が入ってきます」と畳みかけた。

 「紹介すれば+αでさらなる利益が出る」という。穂野香さんが「所謂マルチですか」と尋ねると、即座に「マルチとかネズミ(講)ではないです」という。

 投資は「最低3千ドル」。4月に大学を卒業し、働き始めたばかりだった穂野香さんにとってすぐにどうにかなる額ではなかったに違いない。「本当に大丈夫か」と悩んだはずだ。

LINEで「今すぐに決定したい訳じゃなくて」と送る。だが、男は「9月1日まで入金の方はレバレッジ4倍」「今やるのを強くおすすめしております」と返す。レバレッジとは、自分が預けた金を「保証金」としてその何倍もの取引ができる方法だ。利益が出た場合は大きいが、損失も莫大になる。

男は「アービトラージと言う先物取引」で「約40%を月利として分配」などと数字や根拠不明な言葉を使いながら大量のメッセージを送り、穂野香さんを追い込んでいく

この元同級生、どんだけ迷惑な野郎なんだよと呆れますが、それにしたってねえ、

>男は「初月130万、2ヶ月目660万、3ヶ月目1200万(稼いだ)」「何もしなくてもお金が入ってきます」と畳みかけた。

なんてありえっこねえじゃんというレベルの話でしかないし、保証金での取引が非常に危険なのは常識だし、またよくわからぬ言葉を使ってたぶらかすなんてのは、典型的な詐欺の手法です。さらにこちらはどうか。

>驚いたのは、投資のための金策まで男が指示していたことだ。具体的な消費者金融会社の名前を出し、「一日で終わらせな信用情報回ってまうから借りられない!」「借入理由は引っ越しで」などと具体的に説明する。

金の出入りを急がせるのは、これまた詐欺の典型的なスキームです。また金策を、詐欺めいた方法にて指示するなんてするなんて、これまたまともな連中のやることではない。そしてその結果、

>穂野香さんは結局、消費者金融3社から計150万を借り、100万円を男の口座に送金し、50万円は現金で男に手渡した。LINEのやり取りから4日後のことだった。

ですからねえ。おまけに(2)によれば、

>「投資」を勧誘し、150万円を受け取った男はその後、いろいろと理由をつけて穂野香さんと会っていなかった。その男に、交際相手と穂野香さんが直接会ったという。「渡したお金の受領証を書いてもらおうとしたんやけど、うまくいかなかったみたいで」。

穂野香さんは100万円を銀行振り込みで、50万円は男に手渡ししていた。だが、男は直接受け取った現金の受領証すら、「後で」などと言い、渡していなかった。

これもねえ、受領証すら渡さないなんて、その時点で完全にアウトでしょうに。でも彼女は、その時「じゃあこの金は渡せない」ということもできなかったわけで、まあこういう言い方はよろしくないのかもしれませんが、「赤子の手をひねる」のレベルじゃないですかね。

なおこれは引用をしませんが、彼女とその交際相手の男性が、何とか先方の詐欺師野郎と連絡をつけて(なお、

>私の交際相手が投資に興味がある

として、なとか面談を実現させたとのこと。これはなかなか巧み)会うことができたものの、まったく相手にされず、その翌日自死にいたったとのこと。交際相手の人は、

>(男に会いに)行ったときにお金返してもらえたらよかったんかなとか

と語っているそうですが、これはできない相談ということでしょう。先方、失礼ながらそんな素人がかなう相手ではない。あえていえば、この種の詐欺事件に強い弁護士にでも立ち会ってもらうくらいのことが必要だし、そもそもご当人がフロントに出たのはやはりまずかったとしか言いようがないでしょう。なお(1)のYahoo!ニュースでのコメント欄で、昨今元統一協会信者としていろいろ登場している多田文明氏は、

>騙された方は、お金を取り戻したと思います。しかし騙した相手はお金を戻すつもりはないため、交渉は厳しいものになります。しかも、その話をすることで、本人は騙された自分を思い返すことになり、さらに心が苦しくなります。 真面目で優しい人ほど「自分が悪い」と責めてしまいがちです。しかしそうではありません。騙す側が圧倒的に悪いのです。若い方の場合、裏切られる経験がないためによりショックが大きいかもしれません。 その時は、お金を戻すことから、いったん、心を離してみて下さい。弁護士などに相談して誰かに任せることも大事です。大切なことは自分の心を守ることです。親身になってくれた恋人や母親がいても、悲劇を防ぎ切れませんでした。それだけに難しい問題です。

と指摘されています。また防犯アドバイザーという京師美佳氏は、

> 確かに150万は大金ですが人生を終わらせるお金ではありません。最悪自己破産と言う道もあります。思い詰めずに周りに相談してください。命が何よりも大切です。

と書いています。破産すればそれまでだし、150万円なら、利息の軽減ほか任意整理も十分可能でしょう。どうするかは、弁護士らに相談すれば、十分対応が可能ではないか。たぶん彼女は、具体的な返済に悩んだというより、騙された自分に対する自己嫌悪が自殺する決定的な理由になったんじゃないんですかね。いや、もちろん詳細はわかりませんが。

それで、これはこの件に限りませんが、こうやって後付けで観ると、こんな愚劣な詐欺にどうして引っかかるのかねえという疑問が生じます。現在から過去へ逆算して物事を見れば、「ばかばかしい」ということでしかありませんが、現実の詐欺は、冷静になって物事を考える前に決定を強います。上で引用した

>「9月1日まで入金の方はレバレッジ4倍」「今やるのを強くおすすめしております」

>一日で終わらせな信用情報回ってまうから借りられない!

なんてのは、まさにその類です。それで、騙される側も冷静でなくなるから、

>穂野香さんは100万円を銀行振り込みで、50万円は男に手渡ししていた。だが、男は直接受け取った現金の受領証すら、「後で」などと言い、渡していなかった。

なんてめちゃくちゃなことが起きてしまうわけです。まともな精神状態なら、こんなこと成立するわけがない。

ところで以前このような記事を書いたことがあります。

悪徳商法に引っかかるパターンは、やはり人間関係で攻められることが多いようだ(大東建託など)

この件も、やはり

>始まりはその年の8月下旬。大学を出て社会人として働き始めたばかりだった穂野香さんの大学の同級生が「投資に興味ある人!」と書き込んだインスタグラムだった。懐かしさもあったのだろうか、穂野香さんが返信すると、同級生は男を紹介した。

というのが1つのポイントだったように思います。同級生からの紹介という点が、彼女が早く詐欺師連中と縁を切ることをためらわせる何らかの事由になっていたのではないか。それにしても、8月下旬にインスタにかかわって、お亡くなりになったのが10月1日とのことで、1か月強でしかありません。なんともはやです。

私のように、基本的にそういうこととかかわらなければいいのですが、世の中そうもいかない人もいるらしい。他人には何もどうしようもないので、ぜひお気を付けいただければです。詐欺は、莫大な損をするわりには、なかなか事件化しにくいし、刑も厳しくない。1回詐欺にかかわると、足が抜けなくなるくらいです。

2022年11月12日追記:少し追記が遅くなりましたが、コメント欄でもご指摘があるように遺族(母親)により、関係者への提訴がありました。

記事を。

>投資詐欺被害に悩み娘自殺 母親が勧誘者ら3人を提訴 「悪質さ知ってほしい」

2022年11月3日 06時00分

 警視庁が昨年11月に摘発した投資詐欺事件で、150万円の被害に悩んで自殺した学校職員川上穂野香ほのかさん=当時(22)=の母、佐永子さえこさん(55)=大阪府豊中市=が、勧誘した男性ら3人を相手に、被害金の返済と慰謝料など計約1200万円の賠償を求めて2日、東京地裁に提訴した。記者会見した佐永子さんは「一人でも多くの人に悪質な詐欺を知ってもらいたい」と声を振り絞った。当初は匿名で訴えていたが、広く被害を知ってもらうため実名を明かした。
 訴状によると、川上さんは2020年8月、海外の投資ファンド「ジュビリーグループ」が販売する金融商品を高校同級生の男性から紹介され、150万円を借り入れして出資した。
 直後に詐欺だと気づき返金を求めたが、応じてもらえずに苦悩。佐永子さんと警察へ相談に行く予定だった同年10月初旬、大阪市内のホテルで自殺した。「若い命を絶つという状況まで追い込まれるに至ったのは、被告らの行為が原因。原告の精神的苦痛は計り知れない」と主張している。
 
 現場に残された遺書には「お母さんへ。22年間、ずっと私を育ててくれてありがとう。投資詐欺の件でたくさん迷惑を掛け、心配を掛けてしまってごめんなさい ごめんなさい」とつづられていた。佐永子さんは「娘の悔しさ、無念を晴らすことだけを考えてやってきた」と話し、勧誘した男性らに「きちんと責任を取ってほしい」と訴えた。
 警視庁などによると、ジュビリーグループは19年以降、10万件以上の会員登録から約650億円を集めていたとされる。被告3人のうち、グループリーダー格の1人は金融商品取引法違反(無登録営業)罪で執行猶予付き有罪判決が確定し、もう1人も略式起訴されて罰金刑を受けた。
 金融商品への投資を巡る被害は若者の間に広がっており、代理人の杉山雅浩弁護士は「投資話を勧誘して損害を与えれば、刑事、民事で責任に問われる可能性がある」と警鐘を鳴らしている。(奥村圭吾)

提訴自体は当然でしょうが、これも私なりに経過を見ていきたいと思います。

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死人に口なしとはこのことだ(こんなことに黒澤明や中村哲を持ち出すな(呆れ))

2022-09-08 00:00:00 | 映画

bogus-simotukareさんの記事で知ったのですが、こういうのもほんと「死人に口なし」ですよね(呆れ)。

今日の産経ニュース(2022年8/29分)

その記事に引用されている産経の記事です。

【産経抄】8月29日 - 産経ニュース

>「夢」は、「七人の侍」「生きる」など数々の傑作を撮った監督が晩年、スティーブン・スピルバーグの支援を得て世に送り出した佳品である。黒澤が夢に見た狐(きつね)の嫁入りや原発爆発などを8つの話にまとめているが、「水車のある村」は、夢に出てくるほど美しい。

▼主人公(寺尾聡)が、清らかな川が流れる村を通りかかると、さんざめきが聞こえてくる。寺尾が「今日はお祭りなんですか」と村の長老(笠智衆)に尋ねると、葬列だという。笠はこう語る。「よく生きて、よく働いて、ご苦労さんと言われて、死ぬのはめでたい」。

▼二人は老いも若きも楽しげに笛を吹いたり、踊ったりしている葬列に加わる。ただそれだけの話なのだが、忘れ難い。

これ以降は会員登録が読むのに必要ですが、その落ちがこちら。すみません。以下、私が記事から直接写します。

>安倍晋三元首相の「国葬」をめぐって賛否両論かまびすしいが、2億5千万円の経費をさも無駄遣いかのように扱い、反対デモで故人を口汚くののしる「文化人」と称する人々の言い分を垂れ流す新聞やテレビはおかしい。長年国家に貢献し、非業の死を遂げた人物を国という共同体が礼を尽くして送るのは当たり前。故人が大嫌いだったとしても黙って見送るのが、大人のエチケットだろう。

ぜんぜん黒澤明の映画と関係ないじゃないかよ(呆れ)。

そもそも黒澤は、『悪い奴ほどよく眠る』なんていう汚職事件をネタにした映画を作ったくらいで、別に自民党政治万々歳の人間でもないでしょう(苦笑)。いや、私はもちろん黒澤が、選挙の際どこの政党に入れていたか、選挙で投票したかどうかかなんてことは知りませんが。あるいは、これは地方公共団体を舞台にした映画ですが(ちなみにモデルは川崎市とのこと)、『生きる』なんてのも官僚主義批判の映画でもあり、それは現体制批判でもあるでしょう。

もちろん黒澤は、今井正山本薩夫のような共産党員ではないし、山田洋次降旗康男のような共産党の支持者でもないでしょうし、また大島渚のように共産党とも一線を画している左翼・左派系の監督でもありませんが、さすがに自民党政権を産経レベルで支持していたなんてことはないでしょう(苦笑)。まーったく死人に口なしにもほどがある。黒澤に失礼にもほどがあるというものです。

こんなことでは山田洋次が亡くなった後、自民党政権を擁護するために山田洋次の映画を引っ張り出すくらいのことを産経はしかねないのではないか(苦笑)。いや、そこまではしないのかもですが、この記事はそういうレベルでしょ、正直。産経もねえ、さすがに黒澤が現役だったら、こんな無礼な記事は書かないでしょうね。死んでからほぼ四半世紀たったからこんなめちゃくちゃ書いているのでしょう。ほんと非常識きわまりない連中です。

だいたい『』での葬式は、国葬ではもちろんないし、いわゆる村(?)の公金が支出されたものではないでしょうに。仮にそうだとしたって、フィクションのかなり寓話化された葬式と現実の葬式を一緒にしてどうする(呆れ)。まったく呆れ切った文筆詐欺師です。問題の本質は、公金を支出した国葬なるものを出すことが妥当かどうか、安倍はさまざまな不祥事、不悉末をしでかしている政治家であり(彼が殺されたのだって、けっきょくそういうことでしょう)、国葬なんぞをするような人物なのか。そもそも国葬というもの自体いろいろな問題がないかということでしょうに。

しかしそれにしてもこの産経の記事ひどいよね(苦笑)。産経のいつもの手口ではありますが、お話にもならない愚劣さです。

>2億5千万円の経費をさも無駄遣いかのように扱い

正真正銘の無駄遣いじゃん(当たり前)。

>長年国家に貢献し、非業の死を遂げた人物を国という共同体が礼を尽くして送るのは当たり前。

てめえ、村山富市‎氏や福田康夫‎氏、鳩山由紀夫‎氏や菅直人氏‎、あるいは首相経験者ではありませんが、河野洋平氏らにも同じことを言うのかです。絶対そんなこと言わないだろ。これがたとえば宮本顕治氏にいたっては、敬称すらつけなかったんじゃなかったっけ? 不破哲三氏や志位和氏が亡くなったとして、どういう評価を下すんだか。

>故人が大嫌いだったとしても黙って見送るのが、大人のエチケットだろう。

上に同じ。産経ほど、嫌いな連中を罵倒しまくるマスコミはないでしょうに。どんだけ盗人猛々しい嘘つきなのか(呆れ)。

さてさて、これは産経ではないですが、高世仁のこちらの記事はどうか。これもbogus-simotukareさんの記事よりネタをいただきました。

統一教会と日本会議 なぜ「共闘」できるのか?2 - 高世仁のジャーナルな日々

高世仁に悪口する(2022年9/6日分)

>利他的な行為を「私はいいことやってます」と意識せずに自然体でやれるのに感銘を受ける。中村哲医師にも通じるところだ。

 (1行省略)

 あ、中村さんで思い出したが、中村哲医師こそ「国葬」に値する人だったと思う。

はあ? ですよね(苦笑)。bogus-simotukareさんもご指摘なように、

>「国葬は弔意の押しつけ(共産党)」という立場に立てば、そもそも「特定の人間を国葬にすること自体」がおかしいのであり、高世は「アホか」ですね。

ということでしょうに。だいたい中村哲氏は、生前自分が死んだら国葬にしてほしいなどとは希望していなかったでしょう(苦笑)。

世の中「国葬」というものにわりとハードルの低い国というものはあり、たとえばフランスでは、シャルル・アズナヴールらが国葬になっています。しかし日本は決して低いわけではない。中村氏が国葬になる可能性などないし、そもそも中村氏自身、日本国の方針とは無関係な行動をしているわけで、こんなことを書くこと自体きわめて中村氏に無礼であることくらい理解しないのか。どんだけ無神経なのか。高世は中村氏を強く評価しようとこのようなことを書いているのでしょうが、筋ちがいにもほどがある。Wikipediaによれば

>2019年12月23日、政府は中村への旭日小綬章の追贈と内閣総理大臣感謝状の授与を決定。27日に行われた授与式で内閣総理大臣・安倍晋三は遺族と面会し、「(中村さんは)アフガニスタン国民や難民のための医療活動、かんがい事業などで輝かしい業績を上げ、国際人道支援に多大な貢献をした」と生前の功績を称えた。授与式の後に遺族は取材に応じ、「本当は無念で残念だが、みなさまの支援で継続してアフガニスタンで緑の大地が広がっていくことを願っている」「ぺシャワール会はこれからも継続していく。父も何より願っていることで、家族もそれが願いです」と語った。授与式には駐日アフガニスタン大使のバシール・モハバットや、ペシャワール会の村上優会長らも立ち会った。

とのことですが(注釈の番号は削除)、遺族の人たちだって、そういうことを積極的にありがたく思ったかどうか怪しいものじゃないですかね。いや、実際のところよくわかりませんけど。いずれにせよ中村氏の行動は、そういう政府ほかの評価とは次元の違うことで評価する性質のことでしょう。

まあマジ論すれば、田中均氏のような人物こそ、ほんと「国葬」に値する人間だと私は思いますが(彼は、日本政府の方針をおし進めた人物だしね)、現実には彼は国賊扱いされたし(その片棒を高世もかつぎました)、田中氏とは正反対のベクトルで物事をすすめた安倍晋三のような馬鹿でクズが国葬になる。これでは、国葬されるなんて末代までたたる恥というものでしょう。高世には、たぶんそんな認識もないのではないですかね。お話にもなりません。

以上、bogus-simotukareさんの2つの記事から記事のヒントをいただきました。感謝を申し上げます。またこの記事のカテゴリーは本来なら「社会時評」かもですが、「映画」の記事を増やしたいので「映画」とすることをお許しください。

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元「と学会」会長である山本弘は、ほぼ復帰絶望だと思う(「と学会」も、もはや存在意義が薄れたと思う)

2022-09-07 00:00:00 | Weblog

作家で元「と学会」会長であって、脳梗塞に倒れたあとリハビリをしていた山本弘が、最後にツイートをしたのは、昨年7月25日です。最後のブログ記事がこちらです。

で、それから1年を軽く超える時間が経過したわけで、これは事実上山本は、物書きとして復活するのは、絶望だということになりそうですね。そんなことはわかっていますが、あらためて痛感します。私が書いた、山本が病気になって以降の記事です。

「と学会」の会長だった山本弘が、脳梗塞になり長期入院をしていたとのこと

「トンデモ」を批判、批評していた人が、おもいっきりトンデモになる(トンデモだった)というのもなんともむなしいものはある

山本弘が自殺未遂までしてしまった(彼の精神状態は、相当によろしくないように感じる)

山本弘が、この1か月以上ツイートもせず、ブログも更新していない(大丈夫か?)

気の毒だが山本弘は再起不能の可能性が非常に高い

前にもコメントをいただきましたように、山本は、おそらく最後のツイートをした直後くらいにまたまた脳梗塞の発作を起こしてしまい、もはやリツイートすらできない状況のようですね。最初の発作の際は、リツイートはしていたのですが。

2020年に彼が、自殺をほのめかす(未遂とはいえ実行したのですから予告です)ツイートをして自殺未遂したとき、これは相当彼精神状態が悪そうだなと思いました。このままではまた自殺をするのではないかとも。そうしたら、もはや自殺などできないというレベルになったようですね。そうなっちゃったらもうどうしようもないのですが、前回の自殺未遂の際の彼の体調も、

>かなり悩んだのは、仕事場に使っているマンションから飛び降りるという方法である。しかし、これは実行不可能だと分かった。というのも、僕の健康状態が急速に悪化していたからだ。

 脳梗塞で4箇月ほど入院した直後はまだましだった。歩いて家の周囲を何周も回ったりもした。それがしだいに歩ける距離が短くなってきた。

 今は、家の周囲を一周すらもできない。これでどうやって仕事場のマンションににまでいくつもりなのか。

であり、再度の発作では、現在はそれをはるかに上回る状態でしょう。そうなってしまってはもはやどうにもならない。

田中角栄も、脳梗塞になったらまったく政治家としてやっていけなくなったし、山本も現段階意識があるかも情報が伝わってきません。最悪意識不明ということもありうる。

私は、彼の書いているものは、「と学会」系のトンデモ批評が好きであって、彼の小説は1冊も読んでいないし今後も特に読む気はありませんが、初期のあのすごさが長期にわたって続くわけもありませんが、初期の代表的なメンバーも故人になったり脱会したり「てめえのほうがよっぽどトンデモじゃねえか」と言われても仕方ない不始末をしでかしたり(下の記事を参照

世の中ここまで他人に迷惑をかける人間がいる(ここまで馬鹿なことされてはどうにもならない)

他人に迷惑をかけてそれを自慢する馬鹿(追記あり)

)、どうもよろしくない。山本もそういうことろがあったのでしょうが、会の構成員の中にも、変な勘違いをして、トンデモな人間に対して無礼極まりない態度をとった馬鹿もいる。今日の衰退は、なるべくしてなったのでしょう。

それでご当人は、そういうことは認めたくないでしょうが、やはり山本は、脱退後は、「と学会」の最盛期のころの彼とくらべるといまひとつだったかなと思います。もやは彼の今後は、「余生」と言われても仕方ないでしょうが、私としては、なるべく心安らかであってほしいと思います。

なおなぜこんな記事を書いたかというと、最後のツイートをしてから1年以上たっても一向に彼の消息が伝わってこないので、相当重篤な状況にある可能性もあるとかんがえたからです。たぶん次に彼をテーマとする記事を書くとしたら、彼の訃報の際かもしれません。他人様の生き死にについてめったなことは書けませんが、彼の状況が相当よろしくないのは事実かと思います。

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2500万アクセスを達成しました(2022年7月26日)

2022-09-06 00:00:00 | Weblog

7月28日(木)拙ブログを観ていて、あ、と思いました。拙ブログが2500万PVを突破しました。

これは、7月27日のアクセス状況です。では突破したのは7月26日かなと思って確認しましたら、やっぱりそうだったようです。

25,007,156-3,585-3,810=24,999,761

であり、すると7月26日に突破したことになります。

前にこのような記事を書きました。昨年11月2日の記事です。

2400万アクセスを達成しました(10月31日)

その前の記事がこちらです。昨年1月27日の記事です。

なんとか2300万PVを突破できた

PVは、bot次第の部分もあるので一概に言えませんが、最近IPはまあまあの数ではあります。このブログも往年ほどのアクセス数はありませんが、これからも毎日1日1記事しつこく更新しますので、読者の皆様におかれましては乞うご期待。

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九州から帰ってきました

2022-09-05 00:00:00 | 旅(国内)

九州を、新幹線と普通電車を駆使して一周してきました。九州新幹線は初めて、日豊本線も、今まで未乗車だった中津⇔延岡間を乗車できました。九州の鉄道の旅も、私鉄はちょっと手が回りませんが、JR九州の管轄はだいぶ制覇できてきました。定期的に青春18きっぷの使えるシーズンに足を運んで、JR九州に関しては完乗を達成したいと思います。

記事にできるのは当分先ですが、またいろいろ写真をお見せさせていただきます。

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JR西日本を中心とするローカル線乗車を主とする旅(あと福岡)(2021年12月~2022年1月)(Day5-4)(22)

2022-09-04 00:00:00 | 旅(国内)

昨日の記事の続きです。

すごい展示です。

なかなか面白い展示でした。読者の皆様もぜひどうぞ。

この展示面白そうだと思いましたが、行くことはありませんでした。

(つづく)

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JR西日本を中心とするローカル線乗車を主とする旅(あと福岡)(2021年12月~2022年1月)(Day5-3)(21)

2022-09-03 00:00:00 | 旅(国内)

朝倉街道駅

に間違えていってしまい、あらためて西鉄二日市駅に行きます。一応断っておきますと、不正乗車のトラブルになってもつまらないので、1度真面目に降りて、折り返しました。

太宰府駅へ向かいます。

元旦なので、やはり客が大勢います。

今年も飽きずに、九州国立博物館に向かいます。

せっせと歩きます。

店にも人が集まっています。

呼び込みの女性たちも元気です。

露店も出ています。天気も絶好です。

なかなか印象的でした。

元旦なので車も多めです。

ひいこら歩いてたどり着きます。

ひいこら坂道を歩きます。

博物館に到着します。

中に入ります。特別展はやっておらず、常設展だけです。

以下写真をお見せします。

まだまだ続きます。

(つづく)

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レイチェル・クックの写真をいろいろ

2022-09-02 00:00:00 | レイチェル・クック

何回かモデルのレイチェル・クックの写真をご紹介していますので、またしばらくぶりに。ヌードほか極端なセクシー系の写真は、gooからまかりならんといわれていますので、そんなにすごくない写真を。

こういう学生みたいな雰囲気の写真もなかなかです。

更新するネタが苦しくなったら、また記事を書きます。

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私はキリスト教徒ではないが、自分の葬式でこの曲をえんえん流してもいいかもしれない

2022-09-01 00:00:00 | 音楽関係(CD、コンサート、歌手、楽器その他)

過日もその関係をちょっとネタにさせていただきましたがサム・ペキンパー監督の『ワイルドバンチ』で、映画の最初の方のシーンで、地元の禁酒同盟の集会があって、歌を歌いながら行進をするシーンがあります。これが、のちに銃撃戦に巻き込まれて阿鼻叫喚の惨事になるのですが、酒好きの連中が大勢出てくる映画で、しかも暴力や死がただよう映画で、禁酒や讃美歌という集会が行われるという皮肉なシーンのわけです。事実この映画の主人公のウィリアム・ホールデンやペキンパー監督は、実際にアルコール依存症に苦しんでいました。なお映画の設定は1913年、禁酒法が施行されたのが1920年、廃止されたのが1933年です。

それで、映画の中で讃美歌がうたわれるシーンがこちら。上の写真は、禁酒運動の指導者であるウェインスコット牧師を演じたダブ・テイラー(Dub Taylor)です。彼もペキンパー映画の常連さんですね。後ろに映っているブラスバンドが演奏して、パレードをするわけです。

The wild bunch - song - gunfight

俳優たちのセリフが吹き替えられている(スペイン語?)のは、乞うご容赦。

で、私は、これなんて歌なんだと思って調べました。そうしたらこちらの曲でしたね。

まもなくかなたの

Wikipediaにも

>映画『ワイルドバンチ』(1969年、サム・ペキンパー監督)の冒頭において、ワイルドバンチ一味と彼らを追う賞金稼ぎとの銃撃戦に巻き込まれる禁酒団体が演奏しているのが、この曲である。

とあります。まずは日本語の歌唱を。

聖歌687「まもなくかなたの」

では英語を。いろいろなヴァージョンがあります。

Shall we gather at the river

Shall we gather at the river

Shall We Gather At The River (with lyrics) - The most Beautiful Hymn!

それで、日本語版Wikipediaにこのような記述があります。

新約聖書ヨハネの黙示録第22章で預言されている 「新しいエルサレム」(神の都) での再会に期待する内容であり、葬儀の場で歌われることがある。

私はキリスト教徒ではないので、本来ならそういうことをするのはお門違いなのでしょうが、これは自分の気に入った音源を入手したら、自分の葬式ではえんえん流したいなという気がしました。自分の好きな曲を数曲選ぶとして、これもその中の1曲になりそうです。

なお、Wikipediaにも指摘があるように、1937年に岸井明平井英子(昨年お亡くなりになったことが報じられました)の歌で大ヒットした「タバコやの娘」は、この曲のパクリです。

煙草屋の娘(平井英子/岸井明)昭和12年

それがさらに派生して、

>その替え歌で、俗謡「たんたんたぬき」も広く歌われた。曲は広く一般に知られ、家電量販店ビックカメラや、大阪のカメラ店カメラのナニワアース製薬のアースゴキブリホウ酸ダンゴ コンクゴキンジャムなどの CMソングにも替え歌で使用されている。また、アニメ「Gilgamesh」内でも歌われている。

というわけです。たぶんビックカメラのCMソングの元ネタが讃美歌ということは、そんなには知られていないはず。

いずれにせよいい曲だと思います。読者の皆様もいい曲があったら私に教えてください。

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