ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

津和野の銘菓「源氏巻」♪

2008-10-13 14:09:18 | 甘いもん
3連休なので、スウィーツ3連投しちゃいます(笑)



源氏巻  山田竹風軒本店(島根県津和野町)

地方の色々な美味しいものを置いている店で発見!
たいそう雅な名前が付いていますが、その実態は「あんこ巻き」です




薄いカステラ生地でこしあんを巻いたお菓子で、長さは約18cm。
津和野ではこの源氏巻をつくるお店は何軒もあるようです。

カステラもあんこもしっとりとして品がよく、なめらかな「こしあん」だからこそ、やわらかなしっとり感が出ているように思います。

あんこ好きにはたまらなく、1本丸ごと食べられそうな気がします!
が、せっかくなので、少しずつ楽しみましょう



この「源氏巻」、津和野藩主に献上菓子として差し出された際、藩主の妻が紫色のこしあんに感動し、源氏物語の若紫に出てくる短歌を詠んだことが名前の由来だとか。

また、あの吉良上野介との因縁が深いお菓子で、勅使の接待役を命じられた津和野藩主に吉良が浅野同様の意地悪をした際、津和野藩の家老が下に小判を敷いた源氏巻を贈って機嫌を取り(いわゆる「袖の下」ってやつですね)、事なきを得ました。

ということもあり、津和野藩の危機を救った縁起の良いお菓子になっています。


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2 コメント

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森鴎外 (たーくん)
2008-10-14 20:02:56
津和野には数年前に大学の友人たちと行きました。
もちろん目的は森鴎外旧居です。

森鴎外は軍医総監という最高の地位に登り詰めながら文学者としても高い評価を得ています。

鴎外は毎日役所に行った後夕食後すぐに寝て夜中の2時頃起きて、朝まで執筆していたそうです。

僕も一時、7時頃寝て1時頃に起きてしまっていたので、このままではもったいないと思い、朝まで勉強することにしました。
でも、二日続けたらくたくたになってしまいました。
やはり、鴎外はすごいのか。
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津和野めぐり (まゆ@管理人)
2008-10-15 18:04:40
私も学生時代に、萩と津和野を旅行したことがあり、
街中の掘割に本当に鯉が泳いでいたのを見て嬉しくなりました(笑)

森鴎外旧居も行きましたが、建物にはあまり感動しなかった記憶が・・・
乙女峠のマリア聖堂の方が、当時の私には印象が強かったですね。
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