娘の引越しをきっかけに、少し家具を整理しようかなあと見回すと、居間にはもう弾かなくなって長い一台のピアノが・・・そろそろ処分しようかなあ。
結婚してから購入したのでもう30年くらいたつ古いピアノです。私がちょっぴり、あとは息子と娘が弾いてきました。
でも、息子は中学までで、あとはギターへまっしぐら。娘も中学生になった頃にはもうたまにしか弾かなかったので、ピアノが鳴らなくなって、つまり調律もしなくなって十年くらいたつかなあ。
で、この間時々は考えました。「海外へピアノを」って広告よく見るから贈るかなあ、ほっとすぺーすへ運ぼうかなあ、などなど。
でもまだ我が家にあります。ほっとすぺーすへ運ぶのはスタッフに狭くなるからと反対されたのです。それもそうだなあ・・・
前に「中古ピアノ引き取ります」という広告を見たけど、ヤマハやカワイに限るってなってたし、うちのはオーハシだからメジャーじゃないから売れないもんね・・・
ところが、びっくりしました!
ネットで見てたら「幻のピアノ」なんですって!うちのピアノが!
(大橋幡岩さんという天才が作ったピアノで、今はその浜松楽器はありません)
実はこのピアノを選んでくれたのは亡き義父です。
調律師だった義父は、私がピアノを買いたいというとヤマハのショールームへ行き、片っ端から弾いては、
「これはだめだ、これもだめだ!」
と駄目出しばかり。 ついて行った私は店の人になんて思われるかとハラハラしてました。だって、天下のヤマハピアノ全部にけちをつけるんですヨ。信じられますか!
ではどこのピアノならいいのかと聞くと「大橋ピアノ」なら信用できると言うんです。はあ、そうですか、ではお願いします。というわけで、浜松に注文してもらいました。だいぶたってから我が家に来ましたが、私にはどこが優れているのか全く分かりませんでした。(値段はヤマハとあまり変わらなかった気がします。)
そういえば義父は我が家にあった古い足踏みオルガンを見たとき、
「おお、これはこれは。ディアパーソンじゃないですか!これはいいオルガンだ」
と、満面の笑みを浮かべて、丁寧に修理してくれました。
楽器のメーカーなんて全くうとい私。ディアパーソン(孤独な人の意味?)のオルガンの価値なんて考えたこともありませんでした。昔のオルガンの修理って、膠を煮て、それで貼り付けるのでくさかったことだけ覚えてます。(このオルガンは親戚から貰い、ピアノを買ったのを機に別の親戚にあげました。今はどこに?)
さて、話は大橋ピアノに戻ります。義父は仙台から上京するたびに、調律の道具の入った重いかばんを持参して、ピアノを大切に分解しては、丁寧に調律してくれました。一日がかりです。
キーンと言う全部の音階の大小たくさんの「音さ」が長男の遊び道具にもなりました。(そのせいか、息子は絶対音感の持ち主です)
義父が亡くなり、調律は義父が紹介してくれた方に頼んでいましたが、殆ど弾かないので調律もしだいにしなくなってしまいました。
今日のネットで見る限り、手作りの「大橋ピアノ」は音が良く、弾き込むことで更に良くなるんだそうです。
あーあ、ピアノに悪いことしちゃったなあ。手入れもしないし、その良さも分かってあげないで・・・だいいち弾かないって事は一番いけなかったね。これから少し考えを変えなくてはね、と思っている現金な私です!
追記
書き終わってからグーグルでこんなこと書いてあるのを見つけました!全く、知らないって怖い!と思いました。猫に小判?
大橋ピアノ研究所
国産ピアノの中で、最も特筆すべきメーカーでしょう。大橋幡岩(はたいわ:通称ばんがん氏)という創業者が、設計からすべて自社において手作りされた、国産最高水準のピアノメーカーです。
その音色は、「これぞ日本のピアノ!」…というとあまりにも抽象的ですが、他の国産メーカーとは路線の異なる、まさに日本の香りが漂っています。
結婚してから購入したのでもう30年くらいたつ古いピアノです。私がちょっぴり、あとは息子と娘が弾いてきました。
でも、息子は中学までで、あとはギターへまっしぐら。娘も中学生になった頃にはもうたまにしか弾かなかったので、ピアノが鳴らなくなって、つまり調律もしなくなって十年くらいたつかなあ。
で、この間時々は考えました。「海外へピアノを」って広告よく見るから贈るかなあ、ほっとすぺーすへ運ぼうかなあ、などなど。
でもまだ我が家にあります。ほっとすぺーすへ運ぶのはスタッフに狭くなるからと反対されたのです。それもそうだなあ・・・
前に「中古ピアノ引き取ります」という広告を見たけど、ヤマハやカワイに限るってなってたし、うちのはオーハシだからメジャーじゃないから売れないもんね・・・
ところが、びっくりしました!
ネットで見てたら「幻のピアノ」なんですって!うちのピアノが!
(大橋幡岩さんという天才が作ったピアノで、今はその浜松楽器はありません)
実はこのピアノを選んでくれたのは亡き義父です。
調律師だった義父は、私がピアノを買いたいというとヤマハのショールームへ行き、片っ端から弾いては、
「これはだめだ、これもだめだ!」
と駄目出しばかり。 ついて行った私は店の人になんて思われるかとハラハラしてました。だって、天下のヤマハピアノ全部にけちをつけるんですヨ。信じられますか!
ではどこのピアノならいいのかと聞くと「大橋ピアノ」なら信用できると言うんです。はあ、そうですか、ではお願いします。というわけで、浜松に注文してもらいました。だいぶたってから我が家に来ましたが、私にはどこが優れているのか全く分かりませんでした。(値段はヤマハとあまり変わらなかった気がします。)
そういえば義父は我が家にあった古い足踏みオルガンを見たとき、
「おお、これはこれは。ディアパーソンじゃないですか!これはいいオルガンだ」
と、満面の笑みを浮かべて、丁寧に修理してくれました。
楽器のメーカーなんて全くうとい私。ディアパーソン(孤独な人の意味?)のオルガンの価値なんて考えたこともありませんでした。昔のオルガンの修理って、膠を煮て、それで貼り付けるのでくさかったことだけ覚えてます。(このオルガンは親戚から貰い、ピアノを買ったのを機に別の親戚にあげました。今はどこに?)
さて、話は大橋ピアノに戻ります。義父は仙台から上京するたびに、調律の道具の入った重いかばんを持参して、ピアノを大切に分解しては、丁寧に調律してくれました。一日がかりです。
キーンと言う全部の音階の大小たくさんの「音さ」が長男の遊び道具にもなりました。(そのせいか、息子は絶対音感の持ち主です)
義父が亡くなり、調律は義父が紹介してくれた方に頼んでいましたが、殆ど弾かないので調律もしだいにしなくなってしまいました。
今日のネットで見る限り、手作りの「大橋ピアノ」は音が良く、弾き込むことで更に良くなるんだそうです。
あーあ、ピアノに悪いことしちゃったなあ。手入れもしないし、その良さも分かってあげないで・・・だいいち弾かないって事は一番いけなかったね。これから少し考えを変えなくてはね、と思っている現金な私です!
追記
書き終わってからグーグルでこんなこと書いてあるのを見つけました!全く、知らないって怖い!と思いました。猫に小判?
大橋ピアノ研究所
国産ピアノの中で、最も特筆すべきメーカーでしょう。大橋幡岩(はたいわ:通称ばんがん氏)という創業者が、設計からすべて自社において手作りされた、国産最高水準のピアノメーカーです。
その音色は、「これぞ日本のピアノ!」…というとあまりにも抽象的ですが、他の国産メーカーとは路線の異なる、まさに日本の香りが漂っています。
本文中に、「おお、これはこれは。ディアパーソンじゃないですか!これはいいオルガンだ。」とありますね。
たぶんそれも、大橋幡岩氏と関係のある名品だと思います。なぜなら、大橋ピアノ研究所の製品のブランド名が、「ディアパソン」ですから。
でも、今年は調律しなかったし、ピアノも息子や娘がほんのたまにさわる程度・・・やっぱり手放そうかなあと思っていたら、今度はなんとまだ1歳の孫が興味を示し始めました。
また、考え直してるところです。
幻の大橋ピアノ
私自身はピアノが好きですがきかいがなく弾けませんが絶対にききたいです。
我が家は川崎市麻生区です。
本当に持ったないですから、ピアノを弾いて下さい、福井さんは歯が弱いので、ピアノだったら理想的だと思います、