昨日、火曜日は音楽訪問でNケアセンターへ。
車いすに座ったたくさんのお年寄り。4~50人くらいいたでしょうか?殆どのかたは大人しい方ばかりでしたが・・・
「何、言ってるかわかんないよ!」
司会者のUさんが話し始めると間もなく、私の前に座っていたとびきり威勢の良い女性が大声で叫び出しました!
「マイク使って、マイク、マイク」と私達。Uさん、急いでマイクで話し始めるのですが・・・
「えっ、何だって?ちっともわかんないよ、何て言ってんの?」
もちろん、私達には充分聞こえるのですが、お年寄りにはマイクを使ってもくぐもった声は聴き取りにくいのでしょうね。
このあとも、何回も「聞こえないよ、わかんないよ」を連発していらっしゃいました!ウ~ン、司会者は端っこでなく、真ん中に来た方が良かったかな?
数曲演奏を終えて、『楽器紹介』になり、オカリナ担当の方が「昨日、いつも使ってるのを落として割ってしまって・・・」と言うなり、
「そんなこと関係ない。言い訳は結構だよ!」と、グサリ。ま、確かに・・・・
そのあとも演奏を続けていると、
「いったい、いつになったら歌うんだい!」と、手にした歌詞カードをひらひら。そうか、聞いてるばかりじゃ、飽きちゃいますよね。ようやく最後に「ふるさと」を歌っていただいたら、納得のご様子。
でも、演奏が終わると、いっぱい拍手をしてくれて、「また、来てね!」
今回は選曲が、この日のお年寄りとあまり合ってないような気もしました。ほっとの映画会も、歌声喫茶もそうですが、私達がやりたいものをやっていてはダメなんですね。難しいです。ハイ