お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

読書会で、団地建て替えの話しに

2012年05月09日 | ほっとすぺーす
 今日は読書会。取り上げた本は、高橋哲哉著「犠牲のシステム 福島・沖縄」
 私達の普段の生活が、意識するか否かに依らず、特定の人たちの犠牲の上に成り立っていることを再認識させられた。

 今日の朝日新聞によると、沖縄の米軍基地が減らないのは「本土による差別だ」と、沖縄の人は思っている。しかし、本土の人は差別しているとは思わない人が多い。

 鳩山元首相が「最低でも県外」と言ったとき、私は正直「そんなこと出来るのかな」と思ったが、やはりすぐにそれはつぶされた。しかし、その時、沖縄の人の気持ちを考えていれば本土で反対運動が起こったはずなのに、そうはならなかった。みんなどこかで、沖縄にあることを良いとは思わないまでも、仕方ないことと思ってしまった。

 これが差別であり、犠牲をしいる行為なんだろう。・・・元教員の参加者が「私も、職員会議で子ども達のことを思えば、しっかり主張しなければいけない場面で沈黙してしまったことがある。それが今も後悔として残っている」と発言した。

 そうだよね、私達は黙っていすぎるんだよね。和を壊したくないとか、変わってると思われたくないとか、いろいろな思惑で口を閉ざしてしまう・・・・これからも、あまり変わらないかもしれないけど、出来る範囲で声を上げないとね。

 声を上げると言うところから、ほっとのある団地の建て替えの話しに変わって行き、このまま行くと老朽化は進む一方でとんでもないことになってしまう、みんなが快適に過ごすためにも建て替えは必要だよね!

 そのために、次回の読書会は団地の建て替え関連の本ということにになりました!
 
コメント
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