今日のほっとすぺーすは原発の学習会でした。
それに先だって・・・というわけではありませんが、昨日エポック中原であった学習会に参加してきました。
この学習会では第一部が「歴史教科書の重要性」(写真左)で、二部が「緊急報告 福島原発問題を考える」でした。
どちらも熱い講演と質疑応答がありましたが、今最大の関心事はやはり原発のこと。「放射能を理解する」ための分厚い資料が用意されていました。
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さて、今日の学習会。集まったのは7人。
最初にそれぞれが参加理由を語りました。
「今までも原発に関心が無かった訳じゃないけど、やっぱり今回の事故が起こってから、真実を知りたいと思って。」
「チェルノブイリの時、それなりに学習して問題意識も高かったのに、いつのまにか・・・今度こそしっかり学習したい」
「特にこれといってないけど、学べればと思って。」
など、意識レベルは様々でした。
それで、原発で20年間働き、その内部のずさんな様子を告発してきた平井憲夫さん(故人)の「遺書」のような文章「原発がどんなものか知ってほしい」を、参加者で分担して音読しました。
その驚くべき内容に、初めて知った人は愕然!・・・「知らなかった!原発が恐ろしいのは事故が起こったからだけではないのね。存在そのものがどんなに恐ろしいか、私達は知らされていなかった!」
「単に原発だけの問題というより、日本の社会のありかたの問題と感じるね」・・・「もっと多くの人にこの文章を読んでで貰いたいね!」ということに。
これは2006年に書かれたようで、数字などは今とは若干違っていると思いますが、専門家が設計しても、実際に造っっている現場で働く人や、検査する人は素人が多い・・・などは事実としたらほんとにヒドい、ずさんな実態です。(反論がある人もいるようですが・・・)
「安全だ!」という言葉を信じて来てしまった私達にも責任はあるのでしょうが、隠し続けてきた偉い人たちは今、どう責任を取ろうとしているのでしょうか?
原発学習会は、今後も月に一度の割合で続けていこうということになりました。次回は5月30日(月)13:30~です。
一人でも多くのかたの参加をお待ちしています!