お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

中国も変わる?

2007年10月18日 | 社会
 昨夜、NHKBS1の特集を見ました。

 そこで、中国共産党がこれまでアヘン扱いして厳しく取り締まっていた宗教に対して、緩和する政策に変わろうとしていることを知りました。

 中国は・・・昨日の報道によると、迫害を恐れて隠れている「地下教会」の信者数は、プロテスタントで4800万人(4600万かな?)、カトリックで1200万人もいるそうです。
 国に認められている教会の信者の数も合計すると、かなりの数です。

 「地下教会」の指導者達は捕まると、何十年という牢獄生活を覚悟しなければなりません。それでも、集会を開き、信者の数はどんどん増えているそうです。取材を受けた教会では狭いところで沢山の老若男女が集って、礼拝していました。

 解説によれば、それは現在の中国社会のすさまじい格差のせいだということです。一部の富裕層に比して、多くの貧困層は苦しい現実の中で宗教に救いを求めていると・・・

 確かに、宗教にはそういう側面もあります。しかし、生活が経済的に豊かであれば心は満たされるのでしょうか。お金で解決する「飢え」は満たされても、また新しい「飢え」はやってきます。
 
 中国の人々の信仰が、「地下」から「地上」に出ても変わることなく守られて欲しいと思いました。
コメント (1)
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