拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ルメール(尻取りだと次もル)

2021-07-14 17:42:44 | 音楽
ショーヘイ・オータニは、今や、大リーグを代表するスター選手。オールスターの観客の声援の大きさでそれが分かる。思えば、大谷選手が二刀流で大リーグに挑戦しようとしたとき、「喝おじさん」をはじめとする多くの「専門家」が無理だ、やめろと言った。だが、大谷選手がやめなかったのは、自分に絶対の自信があったからだろう。私も、「男の裏声なんて気持ち悪い」と言われながらもカウンターテナーを通したのは、自分のカウンターテナーの声がよいと信じたからである(受け入れてくれるところを求めて彷徨っているうちに麹味噌合唱団に出会い、今や、ここで知り合ったお友達は私の音楽活動の重要な仲間である)。ところで、大リーグの選手の中に「ヴィヴァルディ」がいた……と思ったら、「イオヴァルディ」だった。音楽家のヴィヴァルディ以外で私が最初に知ったヴィヴァルディさんだと思ったがソラミミであった(タモリ倶楽部の「♪ソラミミ、アーワー」の「ソラミミ」に付けられた音は、移動ドでソラミミである)。因みに、私が作曲家以外で知ったベートーヴェンさんは、一度テレビで見たベートーヴェンの子孫だというご婦人(ベートーヴェンには子供はいないから、多分、弟の子孫)。「ご先祖様は美男子だった」と言い張っていた。その他でベートーヴェンと言ったら犬。忠犬ハチ公的な言い方をするならベト公である。それから、大作曲家以外のバッハさんと言ったら今話題のIOC会長。意味が同じ人も含めれば、元柔道家で格闘家の小川直也も入る。それからルメール。競馬ファンが「ルメール」と聞けば、騎手のルメールだが、オーボエ奏者にとって「ルメール」はオーボエの有名ブランドである(有名メーカーのマリゴーの創立者の一人のお名前をとったもの)。じゃあ、競馬好きのオーボエ奏者だったらどうだろう。某美女に聞いてみよう。実は、最近、寝不足。毎夜、ネットでオーボエの中古を物色しているせい。その過程で「ルメール」を知ったのである。綴りはどうだろう。オーボエは「Lemaire」。騎手も「Lemaire」。同じだ。その「ルメール」を尻取りの回答にすると、次の人も「ル」で始まらなければならない。その場合「ルメール。はい、君、ル」「ルメール」「同じじゃん、だめだよ」「意味が違うよ、君のはクリストフ・ルメール(騎手)でしょ?ボクのはオーボエの方だから同じじゃないよ」との言い訳は通らないだろう。なお、オーボエ・メーカーの「マリゴー社」の「Marigaux」から「i」を取ると、シャトー・マルゴーの「マルゴー」になる。「失楽園」で不倫の二人が心中のときに飲んだ銘醸ワインである。不倫と言えば、ベートーヴェンに直系の子孫はいない、と書いたが、実はいると言ってる研究者がいる。「不滅の恋人」候補の一人であるヨゼフィーネが産んだ子の一人がそうだという。ヨゼフィーネには夫がいたから、不倫の末の子ということになる。ということで、いかなる話題からスタートしても、この手の話にたどりつく私はもしかしたら天才である(なんの?)