拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

欲しいモノ

2021-07-15 15:38:43 | 音楽
90歳のインストラクター・タキミカさんにびっくりしたと思ったら、400メートルリレーを走る90歳から95歳までの男子4人組には超びっくり。「高齢」と「短距離」はもっとも結びつかないワードである。多分、今の私より速いのではないか。そういう映像を見て、思わず自分も走りたくなるところは、流石、元アスリートである(中学時代に3年間やっただけなのにときどき都合良く「アスリート」になる)。だが、実際に走ると、いろんなところがたっぽんたっぽん言って走りずらい……いや、状況は変わるかも。マイブームの「腸内発酵食品」はまだ続いている。タキミカさんは60過ぎて運動を始めてウエストが15センチ縮んだというが、私もこの2か月で2キロ体重が落ちた。私はダイエットのCMの使用前使用後では大体使用前の方が好きと言っていて、それは、子供の頃に見たルーベンスの裸体画の影響なのかもしれないが、自分自身のこととなると、やはり体重が落ちるとほくそ笑みたくなる(それも限度があるが)。因みに、昨日の「がってん」で、食物繊維が一番なのは木耳だという。だったら最初から言ってよ。いろんなモノを奨められて、奨められるたびにそれを取り入れる素直すぎるワタクシである。さて、もう一つのマイブームの粗大ゴミ捨てもまだまだ継続中……と言っても、大体じゃまだったものは片付いた。だが、クセになっていて、来週も何か捨てたいと思って捨てるモノを探している。将来の妻用の布団は女嫌いになったときに捨ててもうない。自分を捨てろ?猫と糠床の面倒を見なければならないからそういうわけにはいかない。それから、使い道がないからって捨てられないものもある。シャトー・ムートン・ロトシルトの空き瓶は絶対に捨てるわけにはいかない。



捨てるモノを探しているウチに、残すモノが出てくることもある。ほこりまみれの紙袋を捨てようと思って中を見たら、小学校の頃のリコーダーとハーモニカが出てきた。これも捨てるわけにはいかない。昔のモノは捨てても遺跡級に古いモノはとっておきたい。楽器ならなおさらである。楽器を捨てるという選択肢はない。ハーモニカに「ヤマハ」と書いてあるところが時代だなぁ、この頃はまだ「YAMAHA」ってロゴはなかったのかなぁ、と思ったら、リコーダーの方は「YAMAHA」である。



このように残すものもあるが、基本的に使わないモノは捨てる。だからモノは減る一方(そしてスペースは増える)。それでも、新規に手に入れたいモノがないわけではない。今欲しいモノは次のモノである。
まともなオーボエ
人にいえる価格のヴァイオリン
油をしかないで目玉焼きが作れるブルーダイヤコーティングのフライパン(無水調理鍋がおまけに付いてくる)
Ein Mädchen oder Weibchen
あれぇー?さっき、女嫌いになったって言わなかった?言った。これは矛盾である。これは、弁証法的矛盾であり、一つ上のステージに昇るための試練である(「女好き」と「女嫌い」というテーゼとアンチテーゼから弁証法的に生み出される次のステージって何なのだろう。オホホかしらん(おほほほほ))。試練と言うとタミーノみたいだが、♪Ein Mädchen……と歌うのはパパゲーノである。