拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

チコちゃんとキヨエ=ボッチとキーコ

2021-07-30 19:03:05 | 日記
思わず見入ってしまうバドミントンだが、実は、この競技について私には甘酸っぱい黒歴史がある。小学生のときから足が速かったので中学は陸上部に入ろうと思って、親友のキーコに一緒に陸上部に入ろうと誘ったら、ただ走るだけなんてつまらない、それよりもバドミントン部に入ろうと逆に誘われて、自己の確立していない私はそちらにつられてバドミントン部に入ってしまった。そして、2週間でやめて陸上部に移ったのである(2週間でやめたのは大学の某有名オケもそう。こっちも黒歴史である)。その親友の「キーコ」というのはニックネーム。男の子である。なんでそんな名前か、というと、当時、「ロボタン」というギャグ・ロボット・アニメを放送していて、そこにいつもおしゃぶりを咥えている「ボッチ」と九官鳥の「キーコ」というキャラクターが登場する。で、ボッチが私でキーコが親友だったわけである。今、「ボッチ」は「独りぼっち」の略称であるらしいから、あまり良い感じはしないが、当時、「ボッチ」は人気のニックネームで、同学年に私ともう一人「ボッチ」がいて、そのボッチはH間さんという女の子だったが、私が彼女のニックネームを盗ったと言ってしばらく恨まれていた。私は、自らそう名乗ったわけではないから「盗った」はえん罪である。そのH間さんは、私の実家の南側に広がる森林を切り開いて造成されたおハイソな中山団地の住人で、ニックネーム盗用疑惑が起きる前は、私と仲良しだった。小学校高学年のとき、人前でハグをしたこともある。ところが、運悪く、ハグのシーンを近所のおばさんに見つかり、彼女の親にチクったのだろう。うちの母が、お前、あの子に何かしたのか?あそこんちのお母さんが口をきいてくれなくなった、とぼやいていた。なお、私がH間さんの次にしたハグは、最近、H美女としたハグである(ウソである。H美女とハグをしたのはホントである)。H間さんは、その後、美大に進んだ。大学のとき、免許とりたての私が親から3万円で車を買ってもらい、そのボロ車でぶいぶい言わせていたとき、中山駅近くで帰宅するH間さんを見つけて家まで送ったのが会った最後である。そう言えば、おしゃぶりを咥えたボッチと九官鳥のキーコの関係は、今、一斉を風靡している五歳児のチコちゃんとカラスのキヨエの関係とよく似ている。その「ロボタン」の主題歌を最近思い出して、その歌詞をドイツ語に訳してみた。途中でロボタンが「えっへん!」というところを「E-chen」にしたが、これでは「エーヒェン」である。

♪今は幸せかい?はーい!

2021-07-30 09:26:28 | 音楽
順風満帆で来てメダルをとりました、なら、さほど感動するものではないが、多くは挫折を経験したうえでの逆転人生でメダルをつかんでいる。だから、ワタクシのようなどん底にあえいでいる者は勇気をもらう。免疫もさぞやあがっていることだろう。(テレビでの)オリンピック観戦は感染予防に効果的である(シャレである)。挫折を経験したといえば、水泳の池江選手もそう。大病のニュースが流れたとき、池江選手が東京五輪に間に合うと誰が思ったろう。その泳ぎはメダルに関係なく感動的だった。さて、池江選手が出場した混合リレーは、男女二人ずつがチームになり、誰が何番目を泳ぐかは国によってまちまちだから、男女が隣同士で泳ぐことがある。競馬をやる私は、常々、人間の場合、競技が男女別に分かれているのがちょっと残念だった。球技の混合ダブルスは以前から男女が打ち合っていたが、スピードを競う陸上や水泳の場合、それから柔道等の格闘技もそうか、男女が直接戦うことはなかった(男女6歳にして席を同じくせず?)。ようやく、今回、そういう光景を見ることができた。ジェンダーフリーの浸透だろうか。そういうことで言えば、競馬の世界は相当先を行っている。牡馬と牝馬が同じレースを走るなんざ日常茶飯事。それどころか、この数年、ビッグレースのほとんどを勝つのは牝馬である。アーモンドアイが引退した後もそう。思い返してみれば、ウォッカ、ダイワスカーレット、ジェンティルドンナあたりは、牝馬の地位向上にがんばっていた世代である(ご本人(馬)には、そういう意識はないが。因みに、私がジェンティルで好きなのは牡馬に体当たりするようなガッツである)。そして、アーモンドアイで牝馬の優位が当然のこととなり、今のクロネジェネシスに至る。もともと、馬のような草食動物は牝も速い、なぜなら、もし牝が遅ければ牝だけライオン等に食べられて牡ばかりになり、その種は絶滅しただろうから、という人がいた。それにしても、クロノジェネシスは真に強い。わが愛しのジェンティルドンナは重馬場は苦手だったし、アーモンドアイは走れる競馬場が限定されていた。しかし、クロノジェネシスは、どの競馬場でも、どんな馬場でも走る。ところで、冒頭、私はウソをついた。私が「どん底人生」などと言ったら、ほんとに辛い生活を送られている方に失礼である。もちろん、23区でもっとも地価の安いところに住み、最寄り駅まで自転車で20分こがなければならない私は貧乏には違いないが、それでも、ブランドモノのオーボエを買った(中古で市価の4割の価格ではあるが)。よい音楽友達にも恵まれている。♪いまはしあーわせかい?……って歌があった。はいな、幸せですとも。だが、ホントは口に出したくないことだが(書いてる分には口には出してない)、20分チャリをこぐのが辛くなってきた。認めたくないが、歳はそこそこアルトである(「アルト」は「高い」という意味である。アルトビールは上面発酵のビールだし、声のパートのアルトはテナーより高いという意味である)。なお、♪いまはしあーわせかい?と歌ったのは佐川満男。いい役者さんになったなー(感想)。