2月27日、三ツ境駅でAkatuki庵さんとHさんを乗せて長屋門公園へ向かいました。
9時の開門と同時に中へ入り、手分けして三人で準備を進めました。
茶会は、一. 火 二. 湯 三. 茶 の準備から始めます。
囲炉裏におき炭と乾燥した小枝が入れられ、長屋門スタッフが火を熾し始めました。
昨秋のこども茶会でご一緒したメンバーなので開始予定の10時に何とか間に合いました。
もう一人の助っ人Yさんが東京から駆けつけてくれました・・・ありがとう!
準備の途中で面会人(?)があり、お会いすると
「ブログを見て茶会へ来ました」
「まぁ! ありがとうございます。
10時から始まりますので、是非お入りください」
ところがブログ違いで、メンバーのお一人、Akatuki庵さんのブログを読んで来られたのでした。
素敵な男性(Wさん)でしたので、私もですが、Akatuki庵さんも感激したのでは・・・と思います。
囲炉裏ばたが点前座なので台目薄茶点前をお願いしました。
みんなで点前の要点や位置の確認をして、いよいよ茶会が始まりました。
お点前のトップバッターはAkatuki庵さんです。
お近くにお住いのTさんも着物姿で参加してくださり、
囲炉裏ばたが急に華やかになりました。ありがとう!
お客様たちにお茶をお出しし、第一回のお点前が終わったところで
Wさんにお点前をお願いしました。
快く引き受けてくださり、嬉しいハプニングでした。
とてもきれいなお点前で一服点てて頂きました。
Akatuki庵さんに喫んで頂きたかったのですが、
他のお客様がぽつぽついらしたので遠慮されたようです。
親子づれ、ドイツからのお客さんなど大寄せの茶会ではなく
お客様の顔がわかる、暁庵好みの茶会になりました。
子どもさんも真剣にお点前を拝見してらして感心しました。
子ども茶券を作ってよかった・・・。
ドイツから来たお客様の感想は
「とても美味しかったです。お菓子も」
付き添いの友人は
「家でも抹茶を点てているのですが、こんな美味しく点てられません。
クリーミィーで、お菓子もかわいかったです。今日見に来てよかった!」
お菓子はお雛さまの練きり(写真)、お茶は吟風の白(伊藤園)です。
菓子に添えられている楊枝は、長屋門十職と秘かに名付けている
ボランティアさんが削ってくださったものです。
第二回はHさん、第三回はYさんがお点前したところで一段落したので、
スタッフが囲炉裏ばたに座って薄茶を点て合ってお開きにしました。
華やかなたくさんのお雛さまや吊るし雛に見守られ、
大好きな長屋門の囲炉裏ばたでお客様にお茶を差し上げられて好かったです。
そして、茶会を支えてくださった愉しいお仲間と長屋門のスタッフに感謝です。