集中力・・

先月の下描き　　　　今日の完成　『空飛ぶ魔女』
雲より早く・・箒に乗って空を飛ぶ。　物語らしく・・メルヘン調に。　イメージしていただけますかしら？


　　今日は男性画家の絵画教室
　　 　先月に続き２回目。


たったの２回でも・・未熟者の私でも・・今までの先生の元でのレッスンの時と違う風、が私の中を流れ出した。　
私の中で・・絵への意識が変わった。　絵への意欲が新たに生まれてきた。
先生の影響力の大きさを、改めて、知りました。　先生は、先生であるだけで、既に、偉大な存在です。　
　　　・・・等々。　驚きです　　気付いたってことです。


私が絵画を習う３先生は、まるで違う。誰が良いというのでなく、それぞれまるで違う。　三人三色。

男性画家先生。今日の先生。
教え方が、繊細。丁寧。描き方、色の付け方、等、すべてを教えてくれる。
ず～としゃべってる。

女性画家先生
教えない。何も教えない。描かせる。くるくる生徒の後ろを回りながら生徒の描くのをじっくり見ている。
最後に一筆を入れてくれる。　一筆でまるで違う絵になる。　生き生きする。
ダイナミックに大胆に一筆を加えられる。　細い細い体のどこにそのエネルギーが潜んでるの？て感じです。
先生の口数少ないので・・私は自分で模索する。

市民講座男先生
こちらは・・聞いても答えない。
一人一人見て回りながら・・ちょいとアドバイスをくれる。それで、まるで違う絵になる。
いっぱいアドバイスを欲しくて聞いても答えない。　ご自分から語るのみ。
アドバイスがないのは・・そのまま続けなさい。　というサイン？


2時間ほど描いているうちに・・今日の先生の強烈な個性にも気付いた。

私が絵画を習う３先生は、共に、個性が強い。　
画家という職業が成すのか？魅力的な個性の持ち主。誰が良いというのでなく、それぞれまるで違う。　三人三色。

絵は、たった一人の世界。　その厳しい人生が、個性を育てた。　と感じる。
絵をあきらめず＆目移りせず＆コツコツとやり続けた結果・・ご自分の価値観と哲学を持たれた。　と感じる。



　2時間たって・・コーヒー・ブレイク



私は聞いた。
「どうしたら絵がうまくなりますか？」　ありきたりの馬鹿な質問です。初心者なので容赦の程をと
先生の答
「『集中力』です。」　の一言。　だけでした。


でも・・話は続いた。
　
「『集中力』は自然体から生まれます。緊張感を持つことなく・・描く事だけに向かうことのできる心です。
逆に言えば・・
緊張感があっては、自然体にはなれません。自然体なしに『集中力』は生まれないということです。」と。

「スポーツでも、何でも、同じだと思います。
良い結果を出すには、緊張していては出ません。　緊張心なしで試合に向かえたら、実力を出し切れます。」


「人は・・「練習をサボると・・筆が動かなくなる。だから練習が大事。」といいます。
しかし・・
筆を持つ手を自由に動かすだけなら・・手首の準備体操をすれば・・動きます。」

「練習が先にありき。ではないのです。
緊張感を持たないで、『集中力』を持って描けるまでになるために・・日々のおこたらない練習ありき。なのです。」と。


「オリンピック選手が、「練習に練習を重ねると本番であることを忘れるほどに試合に『集中』できる。」と言うのを聞いたことがあります。
絵も同じです。『集中力』が一番大事なのです。」

　　　・・・との、コーヒーブレイク・タイムの、先生の話でした。


納得！納得！　ガッテン！ガッテン！

おばあちゃんアスリートの私でも、同じ経験をします
練習が足りていると・・
大会当日：恐くもない。心配もない。　いつもの練習時のように自然体で走れる。　走りに『集中』できる。結果に満足できる。
練習が足りていないと・・
大会当日：恐い。あせる。心配。　緊張して自然体で走れなくなる．走りに『集中』できなくなる。満足できる結果を生めない。




　　今日の下描き　　『果物と酒瓶』

来月に、緊張せずに仕上げてみたい。　


　　『集中力』で仕上げるために・・おこたらぬ練習ありきです



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記録

本日・21日ラン距離：10km　　12月ラン距離合計：60km

本日・21日のスケッチ：　絵画教室があったのでお休みです。