マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

イギリスの旅・・・アイルランドから北アイルランド・イギリスにもどって来ました。

2017-07-27 08:19:50 | 旅行。海外旅行。

憧れの『世界一住みやすい国:アイルランド』の旅を終え、イギリス・北アイルランドにもどりました。

北アイルランド。


北アイルランドは、
イギリスの、アイルランド島北東部に位置する、構成要素の一つです。  
イギリス・連合王国の、四つの地域(北アイルランド・スコットランド、イングランド・ウェ-ルズ)の、一つです。
アイルランド島を、アイルランド国と共に、その領土としているのです。


イギリスの国旗。
 
四つの地域の『地域旗』が重なって、『イギリス国旗』が出来上がっています。


連日、孫達と歩け歩けで、頑張りました
この四日間の記録・・・25740歩 26245歩 15863歩 28148歩

今日は、楽をして、観光バスに乗ることにしました。
    (ビール王国イギリスですので、だれもレンタカー運転の犠牲を申し出る人はいません。当たり前ですよね。)
初めての北アイルランドですので、街の様子を、広く見ることにしました。

 皆様、 御一緒に北アイルランド観光をお楽しみください!

北アイルランドの主都のベルファスト

最北(とまではいかない)の地です。
真夏といえども、長袖にジャケット姿。

1920年。
アイルランドは南北に分割され、それぞれに自治権が付与され、アイルランド自由国が建国されました。
しかし。
アイルランド自由国で内戦が始まったため、
北アイルランド議会は、自由国からの離脱を表明して、イギリス・連合王国にとどまることになったのです。


街中を歩く市民の皆様
 

いつも驚かされるのは、市民の皆さんの、堂々と、骨格の大きいことです。

 

当初は。
アイルランド全土がイギリスに支配されていました。
北アイルランド地域は、
グレートブリテン島(イギリス)からの植民者が多数を占めており、
経済的に考えると、英国に帰属した方が有利であると考える者も多かったのも当然です。
このようなことが考慮されて、
北アイルランドはイギリス統治下に残留することになった。 のだそうです。

日本のように他国からの侵略もない国民では、理解できない『大問題』があるのですね。


高速で、更に北へ向かいます。
 
 
北アイルランドの経済。
主要産業は造船、ロープおよび繊維製造などであったが、次第にサービス業が占める比率が増加している。とか。
経済規模は、イギリスの4地域中で最小である。

高速を走っていくと・・・

右側は海。 
静かで、厳粛さを感じます。
 

どこまでも続く海です。
 
 

目を転じて。

海に向かう左側は家家。

頑丈な家が続きます。
 

海辺に面した家々。
 


経済規模は、イギリスの4地域中で最小である。
しかし。
一人一人のの所得においては、イギリス本土の北西イングランド地方やウェールズよりも多い。[
労働者の特徴として、他の英国内地域に比べて長時間勤務をおこなっていること、収入について性差が少ないことなどが挙げられる。そうです。


豊かな生活が感じられる『大きくて頑丈な家家』 
 

厳しい自然の中で、年の半分程は外出は出来ず、家の中での生活です。
そんな生活が、札幌やバンクーバーも同様に住みやすい町と云われるように、『豊かさ』のようですね。

経済的豊かさと、人間的豊かさは、別物なのですね。
 

 
荒れ狂う高波。
 

北アイルランドの景色です。 荘厳。静寂。沈黙。

北海に一艘の船
 

北アイルランドの宗教事情。
住民の45.5%がプロテスタント。 長老派、アイルランド聖公会、メソジストなど。
住民の40.3%が、カトリック教徒。
その他の13.9%の住民は、特定の宗派、又 宗教を有していない(2001年に行われた調査結果)

大自然の驚異にさらされて生きる時、人は『大自然の創造主』を意識するのかもしれない。
神と人と自然との関係を意識せずには、生きていけないということであろう。 それこそが『恵み』でなかろうか?


高速を降りて。

町にやってきました。
 

海岸の様子が変わってきました。

雰囲気もガラッと変わって・・・。

そこは・・・   『高級避暑地』
    

 美しい景色が続きます。

亡きチャーチル首相の定宿。

美しいホテル。 政治を忘れて、静寂の中、心身共にリラックスなさったことでしょう!

高級リゾート地区を過ぎて・・・

車を勧めます
 

緑地地帯が広がってきました。 

一面の緑地

緑地地帯に点在する家家



家々の間に『墓』

この世の者と死者が共にある。 そんな感じです。

歴史的な経緯から、
北アイルランドでは、イギリスとアイルランドの双方に由来する文化がみられます。
言語は、
英語の他に、『アイルランド語』 と 『アルスター・スコットランド語』が公用語として認められています。
しかし。
『アイルランド語』の、多少の知識がある人の割合は11%、読み書きが可能なレベルではわずか3.7%。
更に。
『アルスター・スコットランド語』は、読み書きが可能なレベルの割合は0.9%に過ぎない。(2011年の調査による)

想像も出来ませんよね。
日本の中で、日本語以外の『公用語』が存在するなんてことは!
数種の文化の交じり合う、複雑な国家。 それが、想像を絶する、ヨーロッパと言うことですね。


緑地を走る道路
 

道路に面して家々
 

道路に面して羊羊
 
アイルランド国は『牛』ばかりでした。 北アイルランドは『羊』ばかりです。

以上。
これが・・・   北アイルランドの景色でした。

   御一緒していただき、ありがとうございました

  明日は、世界遺産登録地の『ジャイアンツ・コーズウェイ』訪問です。
アイルランドでも、北アイルランドでも、広告や高いビルやスーパーなどを見かけることは、皆無です。
小さな個人の店。 そして まっすぐに並ぶ店舗。 自慢の味を提供する食事処。 等等。 美しい。

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
私は。異国文化の中で、自分の立居を再確認する日々を過ごしております。 皆様もお元気で!


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