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マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

ミニミニ・トレイルラン  そして 『聖ペトロ 聖パウロ使徒 祭日』・・・『あなたはペトロ。わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。』・・・『今や、義の栄冠を受けるばかりです。』

2020-06-29 05:30:00 | スポーツ・ランニング・自転車・水泳・ゴルフ・散歩・・・
6月29日。月曜日。快晴。

5時半。

梅雨の晴れ間に心軽やかに・・・


          🎶ルンルン気分で・・・   『ミニミニトレイルラン』
         

                   ジョグ途中の公園内の山
        公園内の山といえども、 上っている人を見たことがない、 健脚を要する。
             
          西端から東端まで、 2往復、 上って下りて、上って下りる。
          木の枝から目を守るため、 サングラスが必須アイテムです。

                     私のジョグ道
           坂に向かって・・・ 階段に向かって・・・ 山に向かって・・・
                右へ・・・ 左へ・・・ 上って・・・ 下りて・・・
                    今日も変幻自在です。
                      感謝!感謝!


そして。

今日は6月29日。年間第十三月曜日。


            『聖ペトロ 聖パウロ使徒 祭日』
  
                                      エル・グレコ作品
   今日は、
    初代教会の中心的名指導者である 二人の使徒 を祝う祭日です。

          252年今日。 二人の祭日の最古の日とされる。

          二人は、 異なる使命をあたえられていたが、
           「キリストのもとに人々を一つに集め、
           信仰の証しのために、共に命を捧げ」

      ネロ皇帝による迫害の時代(60年代半ば)に、ローマで、殉教した。
              『毎日の読書』より


『今日の入祭唱』

   『福音のために働き、血の証しによって教会の礎となった使徒たちは、
         主の杯から飲み、 神の友となった。』



まずは一人。

               『聖ペトロ使徒』
  
                『天国の鍵』
              を右手に持つペトロ

        イエスは、 「あなたはメシア、生ける神の子です」 と答えたペトロに、
               『教会の全権者』  の役割を与えたのです。


『今日の福音 イエスの御言葉』

      『イエスは、 フィリポ・カイサリア地方に行ったとき、 弟子たちに、
       人々は、 人の子のことを何者だと言っているか  とお尋ねになった。

弟子たちは言った。 
       「『洗礼者ヨハネだ』と言う人も、 『エリヤだ』と言う人もいます。
       ほかに、 『エレミヤだ』とか、 『預言者の一人だ』  と言う人もいます。」

イエスが言われた。 「それでは、あなたがたは わたしを何者だと言うのか。」
シモン・ペトロが、   「あなたはメシア、生ける神の子です」     と答えた。
  すると、
イエスはお答えになった。

             「シモン・バルヨナ、あなたは幸いだ。
       あなたにこのことを現したのは、 人間ではなく、 わたしの天の父なのだ。
  
               わたしも言っておく。 
   あなたはペトロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。 
              陰府の力もこれに対抗できない。
          わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。

           あなたが地上でつなぐことは、天上でもつながれる。
           あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる。」』 
                マタイ福音書 16章13-19節


  イエスの復活後。
            使徒ペトロは、 復活されたイエスから、
             「わたしの羊の世話をしなさい」 ヨハネ福音書 21章16節  と言われ、
                        その生涯、ローマ教会を導きました。

  ペトロの生涯。
         ペトロは、 ローマの司教として33年間勤め、 その『使命』を全うしました。

    67年。  皇帝ネロによってキリスト教迫害が始まったとき、
              信者たちの勧めで、
           ローマを脱出しようとしたペトロは、
                 その道中で、
           十字架を背負ったイエスに出会います。


   ペトロが、 「クオ・ヴァディス・ドミネ」 (主よ、どこに行かれるのですか)  と尋ねると、
   イエスは、 「わたしは、ふたたび十字架につけられるためにローマに行くところだ」  と答えられたという。
       ペトロは、 『イエスの言葉』を聞いて・・・自分の『使命』を悟り、
                ローマにすぐに引き返し、進んで、  
               十字架に逆さまにつけられて殉教した。

                 ペトロが処刑された場所に
               『サン・ピエトロ大聖堂』 が建てられました。
     
                   正面入り口のドアには
        ペトロが 「私にはイエスと同じ形の十字架で殉教する価値はない」 と言ったとおりの
                  『ペトロの逆さ十字架の殉教の姿』    が彫り込まれています。

   使徒ペトロの死後。
            ローマの司教は、 『全教会の司教団の頭』:『教皇』 として、
              『ペトロの使命』  を受け継いでいくことになりました。
            そのため、 
             『教皇職』 は 『ペトロの座』  とも呼ばれているのです。


信仰:『あなたはメシア、神の子』
を宣言したペトロに、
イエスは『新しい名前』 と 『新しい使命』
を与えました。
『新名=ペテロ=岩』 と 『他の弟子たちの信仰を強める使命』です。
ところが・・・
イエスの十字架の受難の時、
ペトロは 「イエスを知らない」 と誓い、逃げます。
復活したイエスは、改めて、再び、そんな背信のペテロに
「私の羊を飼いなさい」 ヨハネ21-17 と『使命』を与えます。


            ペトロは、  自分のイエスへの背信の経験から、
      『弱い自分』 と 『自分が一番に神の赦しを必要とする者』  であることを学びました。
        自分の弱さを知った者こそが 『一番の指導者』 になれるということでしょうか。 
              『指導者の要因』 は 『謙遜』 ですね。

               

もう一人。        
                 『聖パウロ 使徒』
       
                                        エル・グレコ作
        『イエスの忠実な兵士であり、殉教のシンボルである剣』
               を右手に持つペトロ


『今日の第ニ朗読 使徒パウロの遺言

         『愛する者よ、 わたしは、既にいけにえとして献げられています。
                世を去る時が近づきました。

         わたしは、 戦いを立派に戦い抜き、 決められた道を走りとおし、
                 信仰を守り抜きました。
           今や、義の栄冠を受けるばかりです。


     正しい審判者である主が、かの日にそれをわたしに授けてくださるのです。
   しかし、
  わたしだけでなく、主が来られるのをひたすら待ち望む人には、だれにでも授けてくださいます。

             わたしを通して福音があまねく宣べ伝えられ、
             すべての民族がそれを聞くようになるために、
           主はわたしのそばにいて、 力づけてくださいました。
             そして、わたしは獅子の口から救われました。

             主はわたしをすべての悪い業から助け出し、
             天にある御自分の国へ救い入れてくださいます。
             主に栄光が世々限りなくありますように、 アーメン。』
                テモテへの手紙Ⅱ 4章6-8&17-18節

    当初。
               熱心なユダヤ教徒であったパウロは、
            イエスの新しい教えが神への冒涜であるとの信念から、
               徹底的にキリスト教徒を迫害していました。使徒言行録 9章 参照

 ところがある日。   キリスト教徒を捕らえるためにダマスコに行く途中、
              復活したイエスとの出会いによって、
            サウロは回心し、 何が信ずべき道であるのかを悟り
              「イエス・キリストこそ神の子である」
                と熱心に宣べ伝え始めたのです。

              
               イエスによって
 『異邦人や王たち、またイスラエルの子らにわたしの名を伝えるために、わたしが選んだ器』
                                      使徒言行録9章 参照
               となったパウロは、
              宣教旅行に3回出かけ、
        小アジア、ギリシャ、ローマ、コリント、アテネに福音を伝えたのです。
                又、沢山の『書簡』などを書き、 
           
                『使徒パウロ』          レンブラント作品 

                  人々を信仰に導きました。


              多くの困難に遭いながら、
                苦しみの日々でも、
              ゆらぐことのない信仰によって、
            『キリストの愛』を伝えるために力を注ぎました。


   67年頃。
ネロ皇帝の迫害時代。
    ペトロが殉教したのと同じころ、ペトロ同様に、
                     ローマで捕えられて殉教しました。

          パウロはイスラエル以外の新しい地の人々に宣教したことから、
             『異邦人の使徒』 と呼ばれます。


『今日の祈願』

        『すべてを治められる神よ、
     使徒ペトロとパウロの殉教をたたえて祈ります。
     教会が、信仰の礎となった使徒の教えを受け継ぎ、
     その真理を世界にあかしすることができますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
昨夜の月は輝いていました。今日の梅雨の晴れ間は得したような感じですね。
明日は雷雨の天気予報です。 お元気で!