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マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

夏至の日&父の日 そして 『わたしも天の父の前で、その人をわたしの仲間であると言い表す。』

2020-06-21 07:05:02 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
6月21日。日曜日。晴れ。

今日は『夏至の日』 
一年中で、昼間が一番長い日。
夏至をすぎると,太陽の通り道は,すこしずつひくくなり,


「明日から、毎日、畳一目分奥まで、太陽の陽が家の中に入るのよ」
と、亡き母がよく言っていた。 測ったのかしらね!?
「夏至は、暦とは逆に、いよいよ夏本番ね」
と、夏衣の準備をする亡き母を思い出す今日は『父の日』です。


   そして。

         今日は亡き父を偲ぶ・・・  『父の日』
       
                      『フランス郊外』

            亡き父が集めた、フランスの『絵画』の一枚。
     眺める度に、異国フランスのアパートで、週末を、ただ一人で、過ごした父の心を忍ぶのです。
             ”セーヌ川のほとりを散歩したものだよ”
       言葉少ない父のフランスの話に、単身赴任の父の寂しさを感じたものでした。
                       『絵画』を見る度に、”父は強し!” と涙を抑える私です。


今日は『父の日』
父に感謝を表す日。

アメリカのドッド夫人が『母の日』にならって、
父親に感謝するために、『白いバラ』を、父親の墓前に飾ったのが始まりだそうです。
『花言葉』は『あなたを想う』
1909年。ドッドさんが、男手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、
教会の牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけとなり、
始まった『父の日』。 始まりの話がすてきですね。 アメリカでは国の祝日です。
      

         無条件に娘を愛し、無条件に娘を支えてくれた、私の父。

          『神よ、わたしに親への感謝の心をお与えください。
            あなたの愛で、
     わたしの愛の足りなさを優しさといたわりに変えてくださいますように。』

             『祈りの友』より


そして。

今日は6月21日。年間第十二主日。

今日もコロナ対策のために、3月8日主日以来、主日ミサ出席はなし。
教会の、そして信仰生活の、いのちの源泉、頂点である『御聖体』。
約4ヶ月間、拝領していない。 寂しい限りです。

   そこで。

          今日も・・・自宅で、『御言葉朗読』 です。
             ご一緒に、よろしくお願いいたします。


『今日の入祭唱』

   『神よ、お救いください、あなたの民を。
   祝福してください、あなたの嗣業の民を。 とこしえに導き養ってください。』

                詩編 28章9節


『今日の第一朗読 預言者エレミヤの嘆き』

               『エレミヤ   は言った。
            
                                ミケランジェロ作品

      「主は、恐るべき勇士として、 わたしと共にいます。 

           それゆえ、わたしを迫害する者はつまずき
        勝つことを得ず、成功することなく甚だしく辱めを受ける。

    正義をもって人のはらわたと心を究め見抜かれる方よ。
       万軍の主よ、わたしの訴えをあなたに打ち明け、お任せします。

            主に向かって歌い、主を賛美せよ。
       主は貧しい人の魂を悪事を謀る者の手から助け出される。』
            エレミヤ書 20章10-13節


 紀元前627年~587年頃。 

         神は、 エルサレムが、 滅亡へと、急速に転落していくのを御覧になり・・・
                  預言者エレミアを立て、
       『民の不信仰』 と バビロン帝国から迫る危機を伝える『神の言葉』、を告げます。

    そんな時。

   エレミヤは、 
   エレミヤが告げる『神の言葉』を聞きたくない民から、激しい反発と迫害を受け、更に、からかいの的になります。
   エレミヤとは異なる言葉を告げる他の預言者からは、どちらが正しいのか? との、争いが生まれました。

            エレミヤは、神に向かって、嘆き、訴えるのです。
    『なぜ、私は母の胎からでて労苦と嘆きに遭い、生涯を恥の中に終わらなければならないのか。』
                                   エレミヤ書 20章18節

  結果は・・・  
  紀元前598年。
  エレミヤの預言通りに、イスラエルの一部は『バビロンの捕虜』 となり連れ去られます。
  それ以降。    イスラエルの人々は、エレミヤを『真の預言者』と認め、尊敬するのです。

       『神の民・イスラエル』は・・・
            『バビロン捕囚』の間に、
    この地上の者に頼るのではなく・・・神に頼ることを、学んでいくのです。
    『バビロンの捕囚』ですべてを失ったイスラエルの民は・・・
         国や土地を持たなくても、『信仰』さえあれば、『神の民』として存在できることを、学んでいくのです。 

       私たちも、神の民です。 イスラエルの民の学びから、学びましょう!


そして。

『今日の福音 イエスの御言葉』


            『そのとき、イエスは使徒たちに言われた。
       

    
             「人々を恐れてはならない。
           覆われているもので現されないものはなく、
       隠されているもので知られずに済むものはないからである。


       わたしが暗闇であなたがたに言うことを、 明るみで言いなさい。
         耳打ちされたことを、屋根の上で言い広めなさい。


         体は殺しても、 魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。
     むしろ、 魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。

       二羽の一羽さえ、 あなたがたの父のお許しがなければ、 地に落ちることはない。
         あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。
              だから、恐れるな。   
         あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。

   だから、
        だれでも人々の前で自分をわたしの仲間であると言い表す者は、
        わたしも天の父の前で、その人をわたしの仲間であると言い表す。
   しかし、
           人々の前でわたしを知らないと言う者は、
          わたしも天の父の前で、その人を知らないと言う。」』
               マタイ福音書 10章26-33節


     イエスは、 エレミヤのことを思いながら、 ご自分の弟子たちを励まされたのでしょう!

  恐れるな! 弟子たちの働きに悪口を言う者があっても、驚くことはない・・・
                 必ず、『真実』は現われます。
  恐れるな! 弟子たちに伝えた『イエスの言葉』を、屋根の上で、皆に伝えなさい。
  恐れるな! あなた方のすべてをご存じの神の前で、多くの人に、『真実』を語りなさい。
  恐れるな! 人々に『イエスの証人』として働くなら・・・ 
               イエスのように殺されるかもしれません。 
               しかし『真実=福音』は残り、あなたは『永遠に神と共に』生きるのです。
  恐れるな! いつも神があなたがたを守り、あなたがたが神に捨てられることはない。

     イエスは、弟子たちこそ、『自分の家族』、『自分の兄弟』であると、励ましたのです。
      私たちも、弟子たちと同じように、イエスに励まされているのです。 頑張りましょう!


『今日の祈願』

   『ともにいてくださる神よ、
   キリストに結ばれたわたしたちが、信仰を力強く宣言して生きることができますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日は、父の日。
この世に命を与えてくれた、父とそして母にも感謝いたしましょう。 お元気で!