亡き友人の三回忌。
亡き友人の娘さんが、
婿殿と婿殿の母親と友人夫婦と、母親の墓参りにフランスから来たついでに、訪ねてくれました。
難病を患う私の友人は、夫亡き後、一人娘をフランスに嫁がせました。
娘さんは、体の不自由な母を一人日本に残して、フランス人と結婚することを悩みました。
友人の『一言』=『あなたの幸せが私の幸せなのよ』で、結婚が決まりました。
友人は、娘に贈った『一言』を、一人不自由な体を耐えて過ごしながら、実現しました。
娘さんは、お母様が願った通りに、フランス人家族と友人たちと幸せいっぱいでした。
墓の私の友人も、どんなにか喜んでおられることでしょう!
私も、友人の心を思って、涙が出ました。
そして。
今日は3月22日。四旬節第三水曜日。
『今日の福音 イエスの言葉』
『イエスは弟子たちに言われた。
「私が来たのは、
御父の元からこの地上に・・・ 『イエスの到来・誕生』
「律法や預言者を廃止するためだ、と思ってはならない。
廃止するためではなく、完成するためである。
すべてのことが実現するまで、律法の文字から一点一画も消え去ることはない。」』
マタイ福音書 5章17-19
イエスは、地上のすべての人の幸せのために、地上に来られました。
そして、
イエスは、律法を実現なさったのです。
では。 『律法』とは何?
『律法』=『愛の掟』です。
『イエスは言われた。
「あなた方がたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。
わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」』
ヨハネ福音書 13-34
イエスは、
人類の罪を赦すために、十字架上での磔刑で贖罪となって、
『律法=愛』を実現なさいました。
亡き友人も、
娘さんの幸せのために、自分を犠牲になさって、
『律法=愛』を実現なさいました。
『友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。』
ヨハネ福音書 15-13
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
『喉が渇いた人に、水いっぱいでも差し上げることが、愛の行為である。』(マタイ福音書25-35)
とイエスは言います。 私たちも小さなことから・・・愛を実現させてまいりましょう!