2015年9月18日。金曜日。 今日は『聖書通読会・聖書100週間』の集会日でした。
聖書100週間後の満たされた気持ちで、自宅の部屋から外を見ると・・・
夕方の空。
『夜空に輝く三日月』
眺めながら・・・思わず涙があふれ出ました。
一ㇳ月前に亡くなった最愛の恩師(享年97歳) が、私にお別れに来て下さったように思えました。
悲しみで胸がいっぱいの私を、
”又会えるね!” ”見守っているから元気を出して!” 励ましに来て下さったような・・・。
師は、聖書通読会・『聖書100週間』のプログラムを作られ、全ての人が聖書に親しむことに尽力されました。
今の私が在るのは、師のお蔭です。
私は、東京の師をよく訪ね教えを乞い、師の東京の『聖書100週間クラス』に参加し、時々はお食事やおしゃべりも楽しみました。
師も、私や私の仲間の指導のために、神戸までどれだけ多くの御足労を下さったことでしょう。
神の前で、師弟関係も年齢の差も関係なく、聖書でつながる意味と意義を実践下さいました。
師の写真付きカードを眺めながら、師を偲んでいる私です。
祝いカード。 『叙階五十周年 金祝』 中には。 『神への賛美の言葉』
『主は わたしに 偉大なわざを行われた とこしえに 主に賛美』
カードの御自身の写真の裏に『叙階五十周年 金祝の年月』
1946年6月29日(27歳)~1996年(77歳) マルセル・ルドールズ
パリ外国宣教会宣教師 中国四川省ー都・栄懸 日本ー東京
83歳。
1952年・33歳で中国から追放されて日本へ来て以来50年後。病気になられた師は、母国フランスの司祭養老院に入られた。
母国に帰られる数か月前に、私が東京の師を訪ね、二人だけの昼食を師が御馳走くださったのは、
虫の知らせだったのでしょうか。 その直後、突然に、東京の大学病院に入られることになりました。
人の出会いは、神の計らい、不思議なものです。
数えきれない世界中の人々の中で、師と私との不思議な出会いがあったのです。
師との出会いは、神のわざ、私の人生を決めた。
今日・・・師は三日月の姿となって私に会いに来て下さったのです。
もう泣いてはいられません。 師の遺志を受け継ぎ精進しなければなりません。
師の姿は、優しさと落着きと信仰ゆえの不動心でした。
私は、完全に師のとりこになり、感化された。沢山を学んだ。
師が母国へお帰りになる前に、忘れられない食事の席に着いたことは、神からの賜物でした。
私は、思い出す師のお顔とお姿に力づけられて、又一歩前進することにしましよう。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
別れはつらいものです。 別れのつらさを乗り越えるために、生前の強い絆を今結んでおきましょう!