マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

タイ旅行・・海とマッサージ

2012-03-03 20:00:00 | 旅行。海外旅行。
今回の旅行の楽しみの一つ
タイの海で泳ぐこと。 
中学3年間を水泳クラブでしごかれて以来・・水泳が大好きです。 

『ラン島』

パタヤ・ビーチ沖合い約8kmに浮かぶ、1周10kmほどのリゾートアイランド。
  真っ白な砂浜と透き通った青い海


今日でタイの旅行も終わりです。最後の一日となりました。


11人の旅行となると・・希望がいろいろです。
最後の一日は、希望にあわせて、別行動ということに・・。


私は、勿論の、海希望です。
でも・・海で泳ぎたいという人は一人もいない。海へ行きたいという人すらいない。

ではと・・近間のパタヤ・ビーチの散策です。


どこまでも続く青い空。 マリーンスポーツを楽しむ人たち。 水上ジェットに乗ってみたかったな~
 


沖合い8kmに浮かぶ『ラン島』を背に・・・。
 
「水にだけでも触れてみるわね!」と。 生暖かです。  ズボン10cm位まで海にも入ってみました。 ”やったね!!”

11時半~

タイ古式マッサージの体験です。

子供3人がいるのでと・・自宅出張サービスです。 8人の大人に4人のマッサージ師です。

フェイシャルマッサージは、ベットに2人で横になって・・。魚市場のマグロのよう。

1時間。  600バーツ。約1800円。+ 出張料金

フェイシャル
手際は申し分なし。でも・・フェイシャルは、高くても、日本がいいかな。豪華な時間をお金で買うようなものだけど。

他に
私は・・オイル・ボディーマッサージ+タイ古式マッサージ。 1時間。 450バーツ。約1350円+出張料金。
男性・・タイ古式マッサージ。 50分。400バーツ。約1200円+出張料金。

タイ古式マッサージ
これは最高! 伸ばしたり引っ張ったり。押したり食い込んだり。ボキボキと。
タイに行かれたら、是非、体験してください。時間を割く価値ありです


午後~

大人6人組:ニューハーフショー + 繁華街食事。

私と娘と子供3人:No thanks。パスパス。 家で子供達とプール。お絵描き。ゲーム。お風呂。で・・10時に寝んね。


寝んねで・・ちょいと夢を見まして・・・・


パタヤ埠頭からラン島行きバーツグラスボートご乗船 

   往復150バーツ。 約450円。

ラン島に渡りました。

セームビーチ沖に到着    小型ボートでラン島に向かうことも出来ます
 
”あぁ楽しかった!” 美しい海でした。  夢か?現か?幻か? 気にしない。気にしない


今回の海外旅行
娘夫婦の企画に・・大人6人と子供3人がぶら下がった。おんぶに抱っことぶら下がった。
娘夫婦の負担は・・書かれた文字が判別できない。話す言葉が理解出来ない。英語は通じない。そんな地域での負担は大きかった。

ぶら下がる私達は・・楽しかった。
楽しませてくれた娘夫婦に感謝あるのみです。 感謝!感謝!


私は・・
初めての団体海外旅行。
数日すると、お仲間のお人柄が見えてきます。寝食共にする価値は大きいものです。勉強になりました。
初めての東南アジア旅行。
同じ東南アジア同士でありながら、同士たちを今までは全く理解が出来ていなかった。 と大いに反省しました。
そして・・少しでもタイの皆様を理解したいと思ってはみても、表面的な理解に終わったと、自覚はしています。
それでも・・東南アジアの土地に立たせていただくことが出来ましたことだけで・・東南アジア全体への私の思いは、まるで違うものになりました。



  旅は人を賢くする。 旅は人を謙虚にする。
     有難いタイ旅行でした。



 


タイ旅行・・仏教国

2012-03-03 12:00:00 | 旅行。海外旅行。
今回の旅行の楽しみの一つ
タイの『涅槃仏』 像の見学。 そして タイの人々の信仰心を覗き見ること。

『涅槃仏』
 シャカの死の姿です。

 煩悩の火を消して、知恵の完成した、悟りの境地を得た人の姿。でもあります。

一切の悩みや束縛やから脱した、円満・安楽の境地。仏教で理想とする、仏の悟りを得た境地の姿。ということです。


  悟りを得た境地の人は、どのような顔と姿に変容するのか?
     確かめたかった私です。
 

『大涅槃仏殿』 

濃紺の屋根の中におられるのです。

連れてきてくれた娘夫婦に感謝!感謝!


『大涅槃像が安置されている礼拝堂』  

もうすぐ・・対面です。  



  神聖な場所なので・・ 
袖なし上着と着帽は入場不可。 バチカン礼拝堂と同じでした。


入堂前の清め
お国で、同じ仏教でも、違います。

タイの皆様:蓮の花に水をつけて→ 頭に水を振り掛けて→ 手を合わせその場で目を閉じて・・。
 
日本の場合の流れる水で手を清めるのとは、チョイ違います。 面白い。

カトリックの場合:
世界共通です。 礼拝堂に入る前に、礼拝堂入り口に用意された聖水に指をしたし、十字を切る。


『涅槃仏』

寝ておられました。 頭から足までの全体像を 礼拝堂全体を占める大きさです。

『タイ・ワットポーの涅槃仏像』
頭を北向き、顔を西向き、横臥する姿勢で右手の手枕。
全長は46m。 高さ15m。 足裏だけで長さ5m幅1.5m


『右腕で支えられた顔』

悟りを開いたお顔。  いかがでしょうか?


『悟りの境地の目』   そして  『悟りの境地のお顔』

座禅のときと同じ、斜め下を眺める目。 口角の少し上がった、ほほえみを感じる唇。

対面と確認に感動です。 悟りの境地の顔が美しい。 不動心と揺るがぬ信念が顔ににじみ出ます。



 『真平の足裏』

平板な足裏は、超人の証拠とか。世界に、仏法を説いて歩いた足です。


『足裏からの全体像』

体部分は真平らに作られています。


『釈迦物語壁画』
 
内部の壁前面に、びっしりと、釈迦人生物語です。


釈迦人生
紀元前463年? - 紀元前383年?  
シャーキャ族王・シュッドーダナの男子として、現在のネパールのルンビニで誕生。
王子として裕福な生活を送っていたが、29歳で出家。
35歳で正覚(覚り)を開き、仏陀(覚者)となった。 このことを成道という。
まもなく釈迦のもとへやってきた梵天(仏教の守護神)の勧めに応じて、釈迦は自らの覚りを人々に説いて伝道して廻った。
80歳で入滅(死去)したと言われている。 仏教の開祖。



『お賽銭入』
 
5つ並んでいて・・小銭を入れる度に、美しい音がする。 涅槃像のお尻の側にありました。
遠くで聞いていて・・お坊さんが、木魚を鳴らしていると思っていました。
  人の感謝の念が、美しい音色を作っていたのだと納得しました。


仏教の教え
「四苦八苦」の苦しみから、修行を積んで、「悟りの世界」へ導くことである。
仏教は、「三宝」により伝えられる。 とした。
この『三宝』と出会えるかどうかで、悟りの世界に達するか、六道とよばれる迷いの世界を巡るかが決まる。

『三宝とは』
いわゆる「ぶっぽうそう」。
仏: 釈迦、その弟子
法: 釈迦の教え、経典
僧: 修行する者、信者
仏・法・僧・のどれかにめぐり合わない限り・・人は悟りの世界に達しない。人は迷いの世界を廻る。

釈迦は・・
35歳で覚りを開き・・その後・・80歳まで・・自らの覚りを人々に説いて廻リ・・人に悟りの道へのめぐり合いの機会を与え続けた。ということです。


タイの仏教徒の皆様は・・
礼拝堂の『涅槃仏』の最期の姿を見ながら、自らの生き方を反省し、修行を重ね、悟りの世界に達していくということなのでしょう。
私たちキリスト教徒も・・
礼拝堂の『十字架上のキリスト』の最期の姿を見ながら、自らの生き方を反省しつつ、キリストの贖罪の力に頼り、感謝するということです。


・・・礼拝堂に、教えの元祖の死の姿があるのは、宗教は違っていても、同じです。 なんとなく新鮮な発見でした。
仏教は自力本願だといわれ、キリスト教は他力(キリストの力)本願であるといわれる。という根本的違いは、顕著です。


涅槃仏も眺める方向の、窓から眺める『歴代ラーマ王4代の仏塔』

ラーマ王たちの骨はこの中にはなく、ラーマ王達の記念塔とか。


『大涅槃像殿の前の広場』

感動に震える心を、椅子に座って、なだめました。


これで、旅の目的の一つ:『涅槃仏見学』が達せられました


そして次の見学は

涅槃仏殿に隣接する 『歴代ラーマ王4代の仏塔』の数々。


沢山の観光客と共に、一部ですが、お楽しみ下さい。

その一


その二 『経典宝庫』です


その三    その四
 
  

そして今日最後の見学は

涅槃仏殿に隣接する 『歴代ラーマ王4代の宮殿』

ここには4つの宮殿があって、歴代の国王が住んでいたということです。

現国王は別の宮殿に住んでいるので、ここは現在、王室行事を行なう式典場、迎賓館として使用されています。

『タイ王国軍』が、宮殿を守ります。

タイには、18歳以上の男子に対して徴兵が行われる。

タイは、ニューハーフと呼ばれる人々が他国に比べ多いが、現在、タイの法律では戸籍の性別は変えることが出来ない。
そのため、ニューハーフであっても戸籍上の性別が「男性」である限り、徴兵検査に参加しなければならない。
しかし、今までは「強く勇敢な兵士になれそうに無く、軍の風紀も乱れる恐れがある」との理由から「精神障害者」ということにして不合格。
2008年からは、ニューハーフは「30日以内に完治しない病気に罹っている」として不合格にすることとなった。 のですって。
徴兵検査参加者のうち、ニューハーフが占める割合は、毎年1%未満である。 そうです。

これも文化の一つと考えるのでしょうか?


旅は物事を考えます。 旅は人を成長させます。

私も、涅槃仏像の顔と姿を思い出しながら・・日々精進し成長したいものです。
     感謝! 感謝!




タイ旅行・・Show

2012-03-03 10:00:00 | 旅行。海外旅行。
タイのSHOW二つ

一つ目 『民族舞踊』

満席の前方席には小学生の団体。 全員・・紺色の制服です。 

どこ国も子供は天真爛漫。可愛い。天下の宝物です。
タイの小学生は、学校毎か学年毎か? 同じ色のブラウス着用です。
 

女性

男性  両者共に、長~い人工爪をつけている。美しく見せるため?

この爪・・寺院の像にもついていた。 何か意味がありそう。分かりません。


早く動かす竹をまたいでダンスです。


お国スポーツのキックボクシングもSHOWになります。

日本の相撲をSHOWにしたらどんな姿? 一人で想像しました

  二つ目  『象SHOW』

自転車乗りをする象たち: 孫姉が拍手

こちらも小学生の団体・・ピンクの制服です。
客席は満席です。立ち見ありです。


バスケットボールをする象たち


他にも
絵を描いたり・・T シャツに書いた絵付シャツをその場で客に販売です。
ボーリングしたり・・2~3回で全ピンを倒す。2レーンあって、最後のピン倒しは、他人のレーンピンを倒していた。
人またぎ・・広場に寝た観客の体を、足でいたずらして、最後にまたぐ。
他いろいろ。


一つのアクションが終わる度に客席にバナナをねだりに来る。


そのバナナを売るのは小学生
客席を回りながら・・ず~と・・バナナを売っている。

「どうして今働いているの?」
「学校には行かないの?」 「学校に行かせてもらえないの?」

同じ年齢の小学生が、楽しそうに、象SHOWを見ているのに・・バナナ売りをしている子がいるのはどうして?
ここでも・・楽しさを吹っ飛ばす疑問がわきます。


最後のSHOWは、希望者を乗せて・・練り歩きます。



そして


希望者が、記念写真を撮っておしまい。

「私も乗ってみたいな~」 孫は見守るだけです。