鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

止まらない岸田首相の支持率低下。我が家では岸田首相がテレビに登場すると、「バカボン!」との」声が飛ぶ。そんな首相にもう信頼は置けない。一刻も早く退陣願いたいものだ。

2022-10-13 | Weblog

  岸田首相の支持率低下が止まらない。先日、NHKニュースを見ていたら、見出しに「岸田内閣を支持する、しない逆転」と出ていたので、注目していたのだが、ずっとNHKの世論調査では「支持する」が「支持しない」を上回っていたのがやっと「支持しない」が「支持する」を上回った、ということだった。他のメディアの世論調査ではもっと早くから「支持しない」が「支持する」を上回っていたのに、どういうわけかNHKだけが「支持する」がメインとなっていた。岸田内閣が唯一の頼みとしていたNHKまでが叛旗を翻したわけで、これで、ほとんどすべてのメディアの世論調査が岸田内閣に「ノー」を突き付けたことになる。

 実際、このところの岸田内閣はやあることすべてがおかしな方向に向かっている。今月初めに国会を開催したと思っていたら、今週は鈴木財務相がG20の財務相・中央銀行総裁会議に出席するとかで海外にでかけたので、お休みということで、野党各党が手ぐすね引いて国会の予算委員会に臨もうとしているのにさっさと休会を決めてしまった。統一教会問題やロシア・ウクライナ問題や現下の円安などで政府の対応を厳しく追及しよう、と構えていたのに、まるで逃げたとしか思えないような処置である。首相が海外出張するのならともかく、財務相がいなければ副大臣なり、政務官、もしくは事務次官なりが代弁すればいいものではないだろうか。

 岸田首相が開催を決めた先の安倍元首相の国葬についても開催2週間経っても、いまだに国葬そのものの経費なるものが全く明らかになっていない。そもそもこの国葬についてどう評価するかの議論も進んでいない。あまつさえ、岸田首相はこの1週間これまで歴代の首相が足を運んでいなかった三重県の鈴鹿サーキットへ出かけてF1グランプリを観戦して挨拶をした後、自動車業界首脳と会談したり、鹿児島県霧島市で開かれた「全国和牛能力共進会」に出席して総理大臣杯を授与したりしている。あまつさえ、国として和牛の輸出促進に力を入れ、飼育に必要な餌の輸入に緩和措置をとるなど一国の首相としていささか踏み込んだ発言しているのに違和感を感じた。

 そもそも岸田首相は我が国がどんな状況に置かれ、国民が一体何に苦しんでいるのか、が全く頭に入っていないのではなかろうか。こんな観光気分でいま国の行うべきことをたまたま接した人たちにだけ現時点の糊塗策をいかにも「やってます」といいたげに発表する姿勢そのものが全くなっていない、と思われる。一体、岸田首相の周りにはそうしたことを窘めるようなアドバイザーなり、ブレーンとも言う人が控えていないのだろうか。最近の岸田首相の動静を見ている限り、そうした人が全くいないような感が深い。いてもその機能を果たしていないのだろうか。

 歴代の首相は自らの考えを発信する際には、こうしたことを言うなり、行うことについて自ら考えて、周りの然るべき人に打診し、「よし」との感触を得たうえで、発信したのに岸田首相にはまるでそうしたことを行っているようなふしがうかがえない。自民党なり、首相官邸ではもう岸田首相を見限ってしまっているのではなかろうか、とも思えてくる。こうなると、もう裸の大将で、行くところまで行ってしまって、自爆するしかないことだろう、とも思えてくる。つい最近、岸田首相は自らの長男を首相秘書官に任命し、これを国会で追及されて、「適材適所」と答えたが。これなどももはや末期症状というしかないだろう。だれが見ても「不適材」な勝手な人事であるのは間違いない。

 最近我が家ではテレビに岸田首相が映し出されると、即座に「バカボン!」との声が発生される。岸田首相はもう、そんな状態に陥っている、ということだろう。そんな首相にはもう信頼は置けない、一刻も早く退陣してもらいたいものだ。

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