大町公園に行くたびに観測していた、
20頭ほどで集団越冬中のムラサキツバメが、
ついに今朝から一頭も居なくなってしまった。
急な寒気の襲来で移動したものと思われるが、
周辺を探しても見つからず、もしかするとタテハチョウのように、
枯れ草の奥深くで越冬しているのかもしれない。
ということで、
今日はなぜか野鳥との出会いが多かったので「たまには野鳥」を・・・。
まず私にとって初見かつ初激写の「赤啄木鳥(アカゲラ)」
場所は動物園近くのもみじ山入り口付近。
コゲラよりも木を突く音が低音であり、体長はコゲラの2倍以上もある。
逆光のため肉眼では黒くしか見えず、通常設定で撮影しても無駄なので、
ISO800、F6.3、露出補正+1.3、露出時間1/600秒、デジタルズーム1.5倍として撮影。
さらに、画像ソフトで補正してやっと下の写真を得た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/42/7c7c57410c75ca6e66d1dcd4b712b261.jpg)
途中常連さんに出会ったため、鳥の名前を聞くと、
「アカゲラのメスではないか」と・・・・
アカゲラといえば頭の赤い啄木鳥と言う印象しかなかったが、
帰宅後調べてみると「メスのアカゲラ」で間違いがなかった。
採餌のあとの幹のえぐれ具合から、何度か採餌にやってきているのかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/0c/6a80cbf6b8719ab9cc45a10a49d9268e.jpg)
三角池付近を歩いて居ると、目の前に現れたのが翡翠(カワセミ)。
朝の光の中で眩いほどに輝いていたが、
撮影中に通りかかったご婦人数名にも発見され(カメラを向けているので発見しやすい)、
その美しさに感動していたが、そのにぎやかさに翡翠が気づいたのか、
一度目の採餌に失敗するとやや遠くに移動してしまった。
光を受けて飛び去っていった鮮やかな美しさに、ご婦人たちは興奮気味であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/7d/3cd4e7e42601994dc5a6e43425f7f239.jpg)
また、自然観察路の枯荻の生い茂っていた付近では、
嘴の赤いメスのカワセミにも遭遇した。
嘴の赤いのを「口紅」にたとえ、
口紅といえば女性に関係することから「メス」と覚えるのだそうである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/c1/ddc6fec886d745c8f464e523db50859b.jpg)
木の高枝でじっとしていたのは鶫(ツグミ)。
河川近くの野原では良く見られるが、樹上のツグミを撮ったのは初でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/50/f4dc2475fd7ab9721cb96a254711c43e.jpg)
白腹(シロハラ)
もう少し季節が進むと地上で採餌している姿が見られる筈である。
しかも、雉鳩程ではないが人馴れしているのがいい。
ベンチで休憩中、たまたま頭上を見たら止まっていて、
数枚写真を撮ったが全く気にしている様子はなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/c0/62528e25a3fd08c0f54d535950dd5357.jpg)
青鵐(アオジ)
遊歩道近くの地上で採餌している姿はまだ少ないが、
これも季節が進めば人に慣れてくる野鳥で、
昨年は、幼鳥が1.5m程まで近付いて採餌しているのに出会っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/81/bd1148ed835ef38d0b1300a0eb9a7ad8.jpg)
野鳥を専門に撮っている常連さんの話に寄れば、
「止まっているだけの野鳥なら誰にでも撮れるよ」・・・・と。
が・・・・
その前に、野鳥との出会いも大切では無いかと思う私です。
なので、
昆虫の少なくなってしまった今は、近くに現れれば「撮り」ます。
巻頭の写真はオスのカワセミで、何気にカメラ目線になっている。