MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

強風雨一過の大町公園

2015年12月12日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

昨日は当地でも12月としては記録的な大雨となり、気温も20度を超えた。

冬場なら普段は室内側に発生する窓ガラスの結露が、外側に発生し、
外部と接している部屋のコンクリートの壁にも結露が発生していた。
コンクリートの壁を素手で触れると、結露が流れ出し近くのコンセントまで達し、
「漏電」の危険性が迫っていたのであわてて拭き取るほどだった。

東京の練馬や府中では24度6分を記録し、
横浜で最高気温が23度7分、県内の茂原では24度3分となり12月の最高気温を記録した。

そんな昨日の天気とは打って変わって、今日は風も穏やかな晴れとなったので、
大町公園へ散策に出かけた。

公園入り口は大量の落葉に埋もれていた。


9日には落ち葉の殆どなかった三角池も、
水面を埋め尽くすほどの落ち葉が浮いていた。


「市川市自然の家」周囲も落葉が進んでいて、
9日には見事な黄葉を見せていた公孫樹は殆ど葉を落としていた。


下の写真が9日撮影したもの。


強風と多量の雨で心配されたのが越冬中の「紫燕」達だったが、
何もなかったように同じような位置に居た。
「選択した場所が間違っていない」という彼らのDNAに畏敬しつつ驚愕してしまったが、
だからこそ、種を今日まで保ち続け、今後も保ち続けるのだろう。


谷津形状の公園のため、自然観察路など周囲が雑木に囲まれている場所では、
風の影響はさほどでもなかったようである。


巻頭の写真は落葉が進み、透けてきた雑木林で、
夏場には見えなかった青空が覗いている。
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