MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

初冬のマレーシアシャクナゲ、ニホントビナナフシ、稲子など

2015年12月15日 | あらかると

先日、21世紀の森と広場で不思議な昆虫を発見した。
初見なので名前も生態も不明であるため、
触ることが出来ず写真に収めた。


直ぐ近くにもう一匹居たので、それも写真に収めた。
体つきはカマキリのようだったが、
撮影後に画像を確認したところ、頭部に何となく見覚えが・・・。


ネット検索と春ごろに撮影した写真から、ナナフシの仲間で、
翅があって飛べることのできる「ニホントビナナフシ」と判明した。
栃木県では、希少種と言うことでレッドブックに記載されて居ると言う。

下の写真は春に撮影したナナフシの幼虫で、頭部は瓜二つである。


梅の木の枝では、この時期にしては珍しい「蟷螂」が、
のんびりと日差しを浴びていた。


また、枯れた雑草地帯ではあちこちでイナゴに出会っている。


こちらは、やや色濃くなっていて動きが鈍く、
簡単に捕まえることが出来たが、元気に飛び跳ねて逃げていった。


これらの昆虫は、越冬するのだろうか?
それとも、温暖化や今年の初冬の気温の高さのために生きながらえているのだろうか?
1月から2月にかけて確認できれば越冬して居ると確認できるのだが・・・・

寒椿の花芯では蟻(種は不明)が、蜜を集めていたが、
暖かい日には越冬蝶がそうであるように、
蟻達も体を温めた上で活動しているようである。


巻頭の写真は、何度か霜が観測されて居るというのに、
鮮やかに咲き続けていた「マレーシアシャクナゲ(ビレア)」で、
大町公園近くの金網柵で囲まれた空地で咲いていた。
季節はずれの鮮やかな花は春と秋に咲かせるという。
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