万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

何故ユダヤ人は日本が嫌いなのか?-日本政府は分析を

2013年08月17日 15時26分17秒 | 国際政治
失言だらけの日本はアジアの平和にとって危険(フィナンシャル・タイムズ(翻訳gooニュース)) - goo ニュース
 ”原爆追悼式はうんざり”との趣旨の発言したイスラエルの高官であるダニエル・シーマン氏は、政府から停職処分を受けたそうです。個人的な発言であれば、”世の中には様々な人がいるので、ユダヤ人にもこうした考えの人もいるのは仕方がない”、で済まされるのですが、どうやら、ユダヤ人の多くが、かなり積極的に日本嫌いである節があります。

 実は、8月12日のフィナンシャル・タイムズの記事にも、”失言だらけの日本は中国や韓国を刺激し、平和の脅威”とする見解の記事が掲載されたそうです。この記事を書いたのは、ギデオン・ラックマン氏であり、おそらく、ユダヤ人ではないかと憶測されます(名字の最後に”マン”が付く場合には、ユダヤ系である可能性が高い…)。実際には、中国、韓国、北朝鮮の為政者の発言を聞いてみますと、失言どころか、明白なる挑発、脅迫、恐喝ばかりであり、日本国に対する敵意をむき出しにした危険な発言ばかりです。こうした発言には、口を噤んでいますので、日本国に対する態度と中韓に対する態度は、まったく違っているのです。先日、原爆追悼式に参列したオリバー・ストーン氏も、”日本国は、中韓に謝罪すべき”と訴えましたが、氏もまた、ユダヤ人です。これは、偶然の一致なのでしょうか?そして、原爆の開発・投下に関わった人々の多くもまた、ユダヤ人なのです…(オッペンハイマー、トルーマン大統領…)。もしかしますと、原爆投下の責任から逃れたいがために、日本バッシングに熱心なのでしょうか。それとも、ヒトラーが分析していたように、日本という国は、民族的な独自性が強く、それが、世界大に民族性の消滅を目指すユダヤ人にとっては邪魔なのでしょうか(もっとも、ユダヤ人自身も相当に民族的結束力が強い…)。ナチスのユダヤ人迫害に際しては、ドイツと同盟関係にありながら、日本国は、満州経由でユダヤ人の逃亡を随分と助けましたので、史実を無視した容赦ない日本叩きに対しては、当惑するばかりです。日本人が嫌いであれば、それは仕方がないことですが(嫌いなものを好きにさせることはできない…)、せめて、国際ルールやマナーを守っていただきたいものです。

 シーマン氏は、広報のエキスパートであり、マスコミは、ユダヤ人の影響が強いフィールドであることを考えますと、国際社会では、組織的に”ジャパン・バッシング”が展開されている可能性はあります。イスラエル政府というよりは、国際的なユダヤ人組織が活動しているのかもしれませんが、グレンデール市の慰安婦像設置に賛成した市議のローラ・フリードマン氏もユダヤ人であったことを考慮しますと、日本国政府は、中韓と協力関係にあるユダヤ人の動向分析にも努めるべきではないかと思うのです。

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コメント (42)
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