相当前の本ですが、内容は充分今に通用します。
10年以上前に購入して、その頃はキチンと実践した筈ですが、
次から次へと新しい面白い技やダンスが登場して、徐々に
忘れていったようです。
今、船瀬俊介氏のマッチョになる筋トレの読後として読むと
「お~、同じだわ」と思うところが結構ありました。
その共通点とは、
①使う筋肉を意識し、徹底的に(=カチンカチンに)固くする
②使っている筋肉に集中する
相当前の本ですが、内容は充分今に通用します。
10年以上前に購入して、その頃はキチンと実践した筈ですが、
次から次へと新しい面白い技やダンスが登場して、徐々に
忘れていったようです。
今、船瀬俊介氏のマッチョになる筋トレの読後として読むと
「お~、同じだわ」と思うところが結構ありました。
その共通点とは、
①使う筋肉を意識し、徹底的に(=カチンカチンに)固くする
②使っている筋肉に集中する
この本の内容は健康フリークの方々なら、とっくにご存知のはず。
しかし、世の中に健康フリークは極一握り。(母数に比べれば)
なので、やっぱり
何故、筋トレが必要なのか、分かりやすく説明された本が必要なのです。
前書きから病気予防の「貯筋効果」を書き写すと、
p.18 若返り、がん予防、心臓病、脳卒中、糖尿病、認知症、ED、
不妊症、背曲がり、ロコモ症候群
などの予防と治療に効果があるとしています。
「○○をすれば」(=スクワットとか踵落とし、壁ドン)、等々
世の中には数限りなく「簡単・安価・絶大効果」を謳う健康法が
溢れていますね。が、どれが自分にとって最適かは、人それぞれ。
ピッタリ合えば、それ一つで十分かも?
この本の「静的トレーニング」は、そんな状況の中で
多くの中高年に受け入れられ易い内容です。ので、、、
敢えて、ご紹介します。
具体的には
p.112 アイソメトリックス、四つの基本ポーズ
1.勝者のポーズ(力こぶ)
2.重ねのポーズ(胃の前で重ねた手を上下に押し合う)
3.合掌のポーズ(胸の前で合掌し、中央に押し合う)
4.鈎のポーズ(胃の前で鈎型にした指同士を引っ張り合う)
他に著者が実践している強化法(エアー・ボディビル、スクワット、
逆三角形つくり、丹田呼吸など)が色々紹介されています。
私は女性の立場として、もう少し優雅にやりたいので
うつみ宮土理さんの「カチンカチン体操」とか、バレエ関連の動きを
取り入れて「マッチョじゃない、バレリーナ風の筋肉」を目指します。
本書は「現代の子どもたちの視力や学力を憂える眼科医」からのメッセージです。
私は自分のドライアイを憂えて、「スマホにも気をつけなくちゃ!」と思って
読んだのですが、<子供たちにとって>相当恐ろしい状況でした。
p.2 視力が落ちる。目が疲れる。乾く。かすむ。
でも実はスマホの本当の怖さは別にあります。眼球運動が鈍くなる。
視野が狭まる。内斜視の原因になる。依存性を高める。
運動能力や学習能力、コミュニケーション能力の低下も招く
著者は 「スマホの見過ぎで見る力が失われると、何が起きるのか?
眼球をスムーズに動かす力。周辺視野を認識する。力立体感や
遠近感を掴む力がなくなってしまう」と言っているのです。
私くらいの団塊世代はもう、あまり関係がないかもしれません。
何しろ、小さい頃はスマホなんかなくて、近くを見るのは読書のときくらい。
海や山、川、公園などの屋外を走り回る生活でしたから。
でも、現代の子どもたちの目や思考能力までが心配な状況ならば、
「もう関係ない」とは言っていられません。どうすれば良いのかは
本書に書いてありますが、果たして実行できるのかどうか?
でも、事実を知ってしまったなら、若い世代に話を繋いでいくことが
義務だと思います。
都会の公園なのに、(だから?)
途切れることなく色々な花が咲き続ける多摩川台公園。
今は美しい山ユリが目を楽しませてくれています。
3週間前から蕾が膨らみ始め、満を持して、一輪咲いた!
と思ったら、あっという間に揃い踏み。
下は我が家の鉢植えの山ユリ。
夫が植えたもので、水さえやっていれば
本人がいなくなっても律儀に咲いてくれます。
(天国から夫が「お礼肥え」とか、ちゃんとやってたんだぞ~」という声が。)
著者による言葉の定義は、
p.128 ヴァーチャリズムとは、現実社会に役立つ仕組みを
ネット上で実現させるこれまでのITの取り組みではない。
新たな理想「社会」そのものをデジタル空間に成立させ
ようという試みのことである。社会に必要な民主制度・
市場・法的枠組み、そして人権を含む社会福祉環境などを
これまで機能として使っていたネット空間に構築する
ムーブメントのことである。
私にとっては???で、私の生活に関係あるの?と思いました。
が、以下の「AIと共存する」で、俄かに現実性が出現。
p.146 バーチャリズムの目的は
「人間の個性と創造性を拡張すること」だ。
p.147 AIは今後当たり前のように、私たちの仕事や生活における
クリエイティビティやインテリジェンスを保管する自分の
「拡張ポジション」や「外部脳」として認識されていくだろう。
私たち一人ひとりが、どうすれば生産的にあるいは創造的に
AIを仕事や生活に取り入れていくのかを考えなければならない。
はい。ここで私は大いに納得・共感・思い当たることがありました。
今、このブログを書いている、まさにこの時間、私はAIの音声入力を
使い、自分のタイピング速度を補完してもらっているのです。
パソコンの先生からその機能の使い方を教わり、仕事の能率が
格段にアップしました。以前はスマホの読み上げ機能を使って入力し、
メールでPCに送ったりしていたのですが、直接できたのです。
内容を考えながらタイプするなら、速度は大して変わりません。
が、今回のこの本のように、大量の内容を書き写しておきたい場合は
文章量が多いので、手入力は非効率。この意味でAIさまさまです。
いずれ、ミュージカルのシナリオを考える際にアイデアを相談したり(?)
台詞の候補をあげてもらうようになるのかな?と予感しています。
それは恐ろしく時短効果を生み出しそうです。が、それは私の作品と
いえるのか?甚だ疑問です。
良い作品を書けて、浮いた時間を庭いじりなどに使えるのなら
ウインウインには違いない?
最後に、著者が掲げる大切なことについて
p.164 コピー可能な世界でこそ輝く「圧倒的個性」
p.165 人間の個性を語るときどのようなことを考えるだろうか。
まず身体的特性、思考・精神的特性がある。バーチャリズムに
おいて、アバターのように身体的特性が自由に変えられるので
あれば、個性の中心は思考精神的特性へ移る。
つまり、何を知覚し、どう捉え(感じ・考え)、どのように咀嚼し
(認知)、どのようにその世界を表現(反応)するのかが重要になる。
またその繰り返しパターンの一貫性がより個性を強化する。
個性とは「個人の世界観をクリアに表明すること」である。
(中略)バーチャリズムの世界では、社会性よりも個性と創造性に
価値があるからだ。この世界は基本的に無国籍であり様々な世界が
多数存在する。そのためあるコミュニティから出たとしてもまた別の
世界へスイッチすることが容易にできるのだ。
はい。わかったようなわからないような・・・・・
でも何故か気分が上がって嬉しい感じがあります。