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不老長寿の食事術 (オートファジーで細胞から若返る)    吉森保&松崎恵理・共著   2023/9

2024-07-21 05:33:33 | 健康法

最近よく聞く「オートファジー」という言葉。

ググってみると、

   「オートファジーはモノの名前ではありません。

    細胞の中の物質を回収して分解してリサイクルする

    現象あるいはシステムです」

 

本著の7「はじめに」から抜粋すると、

p.3 最近では空腹時間を意識的に作る

   「オートファジーダイエット」も流行っています。

 

p.4 オートファジーは日本語では自食作用と呼ばれています。

   その名前の通り、当初は細胞が飢餓状態の時に細胞内の物質を

   分解して栄養分に変えて生き延びる仕組みとして認識されて

   いました。

 

   空腹状態になると活性化するのでダイエットと関連して

   この役割が紹介されることが多いわけです。   

 

   ただ、オートファジーの役割は飢餓時の栄養源現確保に

   とどまりません。細胞内の新陳代謝つまりリフレッシュを

   行ったり細胞内に侵入してきた病原体や、認知症の原因に

   なるタンパク質の塊、壊れたミトコンドリアなどの有害物を

   狙い撃ちで分解したりする役割も分かってきています。

 

   そして、病気との関係が明らかになって以降autophagyの

   注目度は一気に高まりました。今では、がんやアルツハイマー病、

   パーキンソン病、脂肪肝や心不全などがオートファジーの機能を

   活性化させることで防げるのではと期待が高まっています。

 

   高齢になると低下しがちな免疫力を高めるため感染症対策にも

   有効です。(中略)

p.5  また細胞をフレッシュにすることから美容業界も注目しています。

   細胞が生まれ変わるautophagyをうまく活用できれば、シミやシワの

   予防が今とは全く異なる形になるはずです。

 

ふむふむ。なかなか美味しそうな話ですね。

この本ではそんなにお金をかけないでも、

「普通の食事を少し工夫するだけで、オートファジー機能を高めることが

可能」であると、説いています。

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