自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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医者が教える 食事術  最強の教科書    牧田善治・著   2017/9

2021-06-08 13:19:01 | 推薦図書


ちょっと前の本ですが、素晴らしく説得力があり、お勧めです。
「最新の研究で、〇〇は▲◆に効く(らしい)」という情報が氾濫する中、
一応エビデンスがあり、論文が出ていて、世界中の研究者の目にさらされている、
そういった情報を「糖尿病専門医である著者」の知見で説明されていて、
私は好感を持って読み終えました。

反論したい人、別の方法が良いと思う人は自分で選び取るべきですが、
「何か良さそうな本、無い?」と聞かれたら、これをお勧めしたいです。

p.30 「血糖値」が健康管理の最大のカギ

   血糖値は日々のイライラから老化・病気まで生み出すもの
   「血糖値」という言葉は、あなたもすでにご存じでしょう。
   会社の健康診断でも、「空腹 時血糖値」や、ここ1~2か月の血糖値の
   推移を見る「ヘモグロビンA1c値」が調べら れているはずです。

   これら数値が高ければ糖尿病が疑われます。この血糖値、糖尿病に限らず、
   あなたの健康状態のすべてを決めると言っても過言では ないのです。

   第一に、「血糖値が高い状態が肥満をつくる」という事実があります。
    詳しいメカニズムは第2章で説明しますが、あなたが太るのは脂っこい食べ物を
   とった からではなく「血糖値が上がったため」です。逆に、血糖値を低く抑えることさえ
   できれ ば、肉を食べようと、揚げ物を食べようとあなたは確実にやせていきます。

   太っている人が「やせなさい」と医者から言われるのは、肥満があらゆる病気の
   引き金 になることはもはや疑いの余地がないからです。脳疾患や心疾患、がん、
   認知症など、怖 い病気はみんな肥満と関係しています。

   一方で、糖尿病患者には、こうした病気の罹患率が高いことが明らかになっています。
   つまり、そもそも血糖値が高いこと自体が、体にあらゆる悪さをしているのです。

   これも詳しくは後述しますが、血糖値が高いことで免疫力が落ち、さらには「AGE」
   という悪玉物質が体の中でつくられ老化が進みます。血糖値が高ければ、血管も内臓も、
    皮膚などの外見もぼろぼろになってしまうのです。

   また、血糖値が安定しないことで、イライラ、眠気、倦怠感、吐き気、頭痛といった
   不 快な症状も招きます。 まさに血糖値は、健康管理における最大のカギと言えます。
   それを理解している人たちは、自分の血糖値に無関心ではいません。


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