自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「男のカラダ」元気塾 ② 歩き方 その2

2015-06-07 05:55:37 | 図書メモ


2の、踏み込むときに、つま先を上げる、というのも、
多くの高齢者が「自分で思うほどには持ち上がっていない」という点が問題です。
その結果、ほんの1~2cmの段差で転んだりするわけです。

以下は私の意見です。

山歩きと街歩きでは、スタイルが全く異なります。
正確には、街歩きの中でも、実用歩き(普通に早く歩く)と、
筋肉を意識して使いながら、美しく筋トレが出来る歩き方に分かれます。

ではまず、一般的な皆さんが必要とされる、フツーの(良い)歩き方

 胸の中心にあるツボ(膻中)とか、鳩尾にフックが付いていて、
 そのフックが紐で引っ張られているかのごとく、
 <胸から歩く>のです。

 もちろん、お尻を突き出して歩くのではなく、背中は真っ直ぐです。
 つまり、身体は真っ直ぐで、重心だけが移動するのです。


次は、美容歩きとは?が気になる方へ。

 せかせかと、急いで歩いては、美しさは追求できません。
 まず、美しく立つこと(=臍コーモン、肩を下げ、力みを抜く)が出来て、
 次に、膻中から進むようにするのは、上と同じです。

 違うのは、「出す方の膝を曲げるかどうか」です。
 膝を伸ばしたまま、かかとを正中線上(体の正面)に出し、
 次の足(踵)も、その同じ線に乗せ、
 一直線上を、バランス良く上下動無しに進みます。
 (これが、所謂「モデル歩き」です。)

 もう一つ大事なことは、<膝の内側が離れないこと>
 前進するときは、もちろん前後には膝が離れます。
 でも、左右が開いては行けません。
 つまり、蟹股では、美しくないし、膝痛の原因にもなります。
 前から見ても、後ろから見ても、膝の間が透かないよう、気をつけます。

 これをするためには、脊柱起立筋がしっかり機能していることが重要です。
 いくら形だけ真似しようとしても、疲れるばかりで、前進できません。

 逆に、この歩き方を努力するだけで、脊柱起立筋が鍛えられ、
 ふくらはぎや大腿四頭筋を含め、全身の筋肉が調整されることも事実です。

 

 

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