![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/9d/843ea617660a40516b24701afa7b81b2.jpg)
2の、踏み込むときに、つま先を上げる、というのも、
多くの高齢者が「自分で思うほどには持ち上がっていない」という点が問題です。
その結果、ほんの1~2cmの段差で転んだりするわけです。
以下は私の意見です。
山歩きと街歩きでは、スタイルが全く異なります。
正確には、街歩きの中でも、実用歩き(普通に早く歩く)と、
筋肉を意識して使いながら、美しく筋トレが出来る歩き方に分かれます。
ではまず、一般的な皆さんが必要とされる、フツーの(良い)歩き方
胸の中心にあるツボ(膻中)とか、鳩尾にフックが付いていて、
そのフックが紐で引っ張られているかのごとく、
<胸から歩く>のです。
もちろん、お尻を突き出して歩くのではなく、背中は真っ直ぐです。
つまり、身体は真っ直ぐで、重心だけが移動するのです。
次は、美容歩きとは?が気になる方へ。
せかせかと、急いで歩いては、美しさは追求できません。
まず、美しく立つこと(=臍コーモン、肩を下げ、力みを抜く)が出来て、
次に、膻中から進むようにするのは、上と同じです。
違うのは、「出す方の膝を曲げるかどうか」です。
膝を伸ばしたまま、かかとを正中線上(体の正面)に出し、
次の足(踵)も、その同じ線に乗せ、
一直線上を、バランス良く上下動無しに進みます。
(これが、所謂「モデル歩き」です。)
もう一つ大事なことは、<膝の内側が離れないこと>
前進するときは、もちろん前後には膝が離れます。
でも、左右が開いては行けません。
つまり、蟹股では、美しくないし、膝痛の原因にもなります。
前から見ても、後ろから見ても、膝の間が透かないよう、気をつけます。
これをするためには、脊柱起立筋がしっかり機能していることが重要です。
いくら形だけ真似しようとしても、疲れるばかりで、前進できません。
逆に、この歩き方を努力するだけで、脊柱起立筋が鍛えられ、
ふくらはぎや大腿四頭筋を含め、全身の筋肉が調整されることも事実です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます