自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「腸の力」であなたは変わる  David Perlmutter・著 白澤卓二・訳  2016/3

2019-03-20 05:36:13 | 図書メモ
遠くに見える石柱がサッカーのWorldカップに見えるそうなので、ちょいとお遊び。


最近、「腸の力」が「脳より偉い?」みたいな論調を見聞きします。

P.14 最先端の科学では、
    消化器系は、脳内の状態と深く関係している
    (中略)腸は身体全体の健康と精神状態に、あらゆる面でかかわっている。

キーワードは、ヒトマイクロバイオーム(英:human microbiome)
   ヒトの細菌叢(微生物叢)のこと。
   

例えば、自分の出生が普通分娩ではなく、帝王切開だった場合には、
「産道を通る際に得られた筈の腸内細菌が無い」ままの人生になってしまい、
   アレルギーのリスクが5倍に、ADHDのリスクが3倍に、
   自閉症のリスクが3倍に、セリアック病のリスクが80%増加
   成人になってからの肥満のリスクが50%増加、
   一型糖尿病のリスクが70% (糖尿病は認知症のリスクを二倍超にする)

が、著者は「帝王切開は良くない」と言っているのではなく、
「それに伴うリスクについて知識を得て、フォローする必要があるもの」と主張。

第1部(1章~5章)は、腸内フローラが人間に与える影響の大きさを語り、
人為的に腸内フローラの構成を操作することで、数々の難病が治る可能性を示唆しています。
私の生徒さんのリューマチが治るのかも? 気になるところです。

ま、フツーの日本人が<腸内細菌叢を調べて、糞便移植治療まで受ける>時代なのか?
まだまだ先なのか?分からないので、
私達は自衛的に<悪いモノを食べない>意識が大切です。

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