自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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ターシャ・チューダーを撮る喜び  3  お洒落

2020-07-06 06:01:50 | 推薦図書


ターシャは2008年に93歳で亡くなっています。
若い頃の写真は殆どないので、私達が目にするのは晩年の姿ばかり。
これまでの彼女のイメージは、私には「背中の丸いお婆さん」でした。

が、、、今回の写真集の細部を見て、お洒落ぶりにビックリ。
長いグレイヘアを(多分)後頭部でまとめて、明るい色のスカーフで覆い、
襟もとは同じ布か、同系色のスカーフとか付け襟をブローチで止めています。

着ているワンピースは、地味な色が多いけれど、決して暗すぎず、
エプロンやスカーフで、ちゃぁ~んとお洒落を決めているのです。
彼女はアーミッシュの暮らし方の影響を受けているそうで、質実剛健。
でも、細部のお洒落はとてもフェミニンで素敵です。

P.43 彼女の曽祖父フレデリック・チューダーは、帆船の時代に、
   船倉におが屑を厚く敷くなどして長旅の間に氷が解けるのを防ぐ方法を
   考案し、輸出事業に成功した有名人で、大金持ちであった。

   しかしその後、家族は、上流階級の上品さと生き方を保ちながら
   金銭的に恵まれない「貧しい上流階級」へと転落していく。
   上流階級だった先祖の品のよさは、ターシャにも家族にも伝わっている。

これを読んで思い出したのが、6/11にブログで紹介した弓・シャローさん。
他にも桐島洋子さんとか、ご本人たちが著書の中で、そう書いていました。

私は庶民階級なので「上流階級の品の良さ」とは無縁なのかも・・・ (-_-;)
でも、もしそれが、芸術を愛する心とか、精神的豊かさを表すものだとしたら、
少しは近づけるかもしれません。何故なら、リタイアして以来、
色々な芸術に精通する方々に出逢い、導かれ、絵画やオペラを楽しんでいるからです。

背伸びは禁物ですが、本物を知っている方たちから
たくさん学ばせていただこうと思っています。

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