自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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ターシャ・チューダーを撮る喜び  2   成熟した庭

2020-07-05 07:55:18 | Gardening


P.30 どの庭にも(中略)人と同じように一生があるような気がする。
   個人の庭には、つくる人の好みが表われ、その人がどこまでできるかで、
   状況は変わってくる。

この言葉は、「家」にも当てはまりそう。
我が家は築31年の古家のうえ、大小の地震のせいで、かなり歪んでいます。
毎夏の始め、しまっていた網戸をはめるのが一苦労なほど。

竣工直後は<工場の屋根みたいで殺風景>だった吹き抜け空間が悩みでしたが、
夫が作ってくれた猫用の登り木と<猫の事務所風の小屋>のお陰で少しマシに。

駒場や淵野辺まで通勤していた頃は、草花を植える余裕がなく、
週に1回の水やりでオーケーの多肉植物で我慢していました。それが今や、
我慢でなく、ご近所でも有名な(?)「多肉ハウス」に成熟。

一番目立つのは二階の屋根まで届いてしまった柱サボテン(鬼面閣)で、
後は棘が少ない小型の多肉植物です。この2~3年は、植え替えのコツが分かり、
冬の寒さと多少の雨が当たっても平気なこどもたちだけが生き残り、
それぞれが元気にしてくれています。

この、生育環境が整った状態を「成熟した庭」というのかなぁ?と思い、
あと何年、この子たちの世話ができるのだろう?という感慨も浮かびます。
だって、脚立に乗って高い位置の鉢を下ろしたりセットしたりするのは、
高齢者には結構危険な作業です。今は元気な私でも、数年後は??

などなど思いめぐらすと、私の多肉ガーデンは今が成熟&老成期?
夫が管理する「サクラソウGarden」も縮小気味です。
今年はコロナのせいで、撮影旅行に行けなかった分、頑張って
庭の大改造を敢行しましたが、きっとこれが最後でしょう。

家の維持、庭の維持、そして人間の維持管理!
すべてのモノが、最盛期を過ぎた後は、適切なケアを必要としています。
ターシャの庭を巡る著者の言葉は色々なことを示唆しています。

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