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著者の専門は<健康マネジメント研究>。
住みやすそうで、美しく素敵な街は、各地にあるように見えて、
実は同じ地域の、隣接している町でも、自殺率には大きな差があるようです。
その理由を、辛抱強いフィールド調査で見極めていくのが
「公衆精神衛生」なのだと思います。
で、手っ取り早く結論だけ書き写すと、(目次より)
P.37 自殺予防因子ーその一
いろんな人がいてもよい、いろんな人がいたほうがよい
•赤い羽根募金が集まらない。
•例外だらけの相互扶助組織
P.50 自殺予防因子ーその二
人物本位主義をつらぬく
•年長者だからと言って威張らない
P.57 自殺予防因子ーその三
どうせ自分なんて、と考えない
•主体的に社会にかかわる
•<極道もん>になったもんじゃ
P.71 自殺予防因子ーその四
「病」は市に出せ
•どの町にも助け合いはある
•うつ受診率が高まる理由
P.83 自殺予防因子ーその五
ゆるやかにつながる
•人間関係が固定していない
この本を読み終わってみると、これらの言葉だけでイメージできますが、
最初は何のことやら?ですね。
明日から、少しだけ解説してみます。
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