自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「歩き方で人生が変わる」 長尾和弘・著 2017/10

2018-05-03 05:52:31 | 図書メモ
写真はSingaporeの公園で、灯篭流し風の夜景です。


表紙には著者銘名のほか、
「あなたは病気不幸になる歩き方をしていませんか?」

「幸せになる10の歩き方」
「スティーブ・ジョブズ、バラク・オバマ、小池百合子 
   成功者の歩き方はここが違う!」

などの副タイトルがズラズラと書いてあります。
書店で本を手にとったとき、ページを繰らなくても一目で分かるように
書き立てるのが流行りのようです。

出版者は<山と渓谷社>なので、いわゆる<歩き方>の本かと思ったら、
生き方、人間の尊厳とは、などに始まり、
個人の幸せとは何か? 歩行啓発で社会を変えていこう!
医療・介護問題は「歩行革命」でぶっ飛ばせ

などなどの、生き方指南の本でした。

P.4 人間の尊厳とは、食べること、排泄すること、そして移動することです。

うぅ~ん・・・・そうかなぁ??
考えることは? 夢をみることは??  上昇を目指すことは???
現在の私は、古希とはいえ、まだまだ元気なので
長尾医師の前書きには素直に頷けません。

でも、著者が夜間高校の校医として書かれていることには
大いに賛同します。

P.36 保護者の余裕のなさや健康な生活習慣に対する無知、無関心は、
   子ども達にも影響します。
   教育や励ます、愛情のこもった世話を受けられず、
   将来の夢を見失った子どもたちは目の前の「ラク」に流されていきます。

   そして、ますます「自分の足で歩くこと」を
   面倒に感じるようになってしまうのです。


P.37 そんな子どもたちだからこそ、
   地域や社会が親身になって幸せになる歩き方を教えてほしい。
   歩行格差を改善することが、
   健康格差を防ぐ大切な一歩になるのだと思います。

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