自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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太らない人の秘密 6  やめどき(引き際)

2017-03-29 13:09:00 | 図書メモ


以下、かなり長いけれど、
かなり多くの人が悩んでいる「やめどき」について、そのまま本文から書き写します。


P.83 お腹の内側の感覚を味わうこと

   ためしに、食事中の「お腹の内側の感覚」を実況中継してみましょう。
    始まりは、食べ物に対して、「待ってました!」とばかりに
   グイグイ前のめりに向かっている感じ。

   ストローで吸い込むみたいな吸収の感覚です。
   その勢いがふっとゆるんで腰を落ち着け始めたら、それが満足のきざし。
   何やら胃の内側に「底」のようなものができて、
   吸収から蓄積に切り替わるような感触がわかりますか?

   実際に、満腹の合図を告げる二つのホルモンのうち、
   小腸から湧いてくる「コレシストキニン」は、胃の終わりにある出口を
   きゅっと巾着のように引き締める働きをするので、
   「底ができる」という感覚は当たっているのです。

P.84 快適な満腹の時には、おへその内側が何やら<じゅわん>と
   温かな熱流のようなもので満たされていくのがわかるでしょうか?
   これはセロトニンが腸を活発に動かしているしるし。
   腸内細菌が一斉に働いて、お腹の熱を高めていることでしょう。

   ダイエッターにとっては、やや禁欲的なイメージのある「腹八分」という言葉に
   縛られなくても大丈夫。
   「ここでやめてもいいかな、でももっと食べられそう」と思うなら、
   無理にやめなくてもかまいません。もう一口食べてみて、お腹の様子をみてください。

   さらにもう少し追加したら、お腹の感じはどう変わりそうか?というのを
   『お腹に聞く・先取り想像テクニック』で体感してみましょう。

   それ以上食べたら、満腹の心地よさが重苦しい不快感に変わってしまう、
   その間際の<イイところ>でサッと身を退くのがコツです。

   決して「太らないためにガマンする」のではなく、
   「せっかくの満腹感を快適なまま終わらせる」ため、
   「いい食事だったと満足するため」にやめるということ。

   動機が「気持ちよくいるため」に切り替われば、喜んでやめられるようになるものです
   (中略)満腹感が脳に伝わるまでに15~20分の時差がある。ところがこのテクニックで
   満腹の意識を感じ取る能力が磨かれると、その時差がかなり短縮されて、
   適度な満腹を素早く、的確に感じ取れるようになりますよ。
   

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