自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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ポリアモリー 3

2020-05-17 05:58:02 | 図書メモ


ポリアモリー、複数愛という概念は当事者間でも曖昧らしく、
一括りにはできないので、用語の定義だけメモしていきます。
(著者は研究者なので、フィールドワークをしています。)

P.54 ポリアモリスト(ポリー)
     実際に複数愛を実践しているか否にかかわらず、
     誠実な複数愛の可能性を信じ、
     自分の愛のかたちとして複数愛を選択している人、
     あるいは選択したいと考えている人

P.62 パートナーに関するセクシュアリティ
    ①ゲイ/レズビアン(同性愛)
    ②バイセクシャル(同性と異性)
    ③ヘテロセクシュアル(異性)

P.64 宗教 (以下、ポリーに多い順に)
    ①ペイガン(異教徒)
      キリスト教以前の多神教の信仰や自然崇拝を特徴とする。
      1960年以降、アメリカで急増した。
    ②ウィッカン
      ペイガンの中で、女神崇拝をする人々のこと。
      その倫理は、「誰も害さない限りにおいて、望むことを行え」

P.121 フーコーの「服従化の様式」
    人々が自分の道徳的義務を認めるように勧めるとか
    仕向けるやり方や様式のこと。
    (例えば、ギリシャ時代の王が、
    「私は王である。他の者たちを支配しなければならない。
     だからまずは自分自身を支配することを
    示さなければならない。
もっと分かり易い例として、
P.122 たとえば既婚男性と交際している場合、彼を愛していれば、
   彼や彼の妻に迷惑がかからないように配慮し、自分を
   コントロールする

同じページに、私にとって好ましい文章があります。
   ギリシャ時代の人びとは、王でなくとも、
   自分の人生に多くの美と強さを与えるために、
   自分自身が自分の主人になる必要があると考え、
   自己を抑制するためのさまざまな修行を行っていた。

ポリアモリーという新しい概念が、突然身近に感じられた瞬間です。
私の周囲には程度の差は結構ありますが、殆どの友人が上記のような
何か(例えばラジオ体操とか、ウォーキング、ダイエットなど)を
行っています。目的はミュージカルだったり、競馬や釣りを楽しむ、
写真を撮る、家族を愛するなど色々ですが、

私は「それぞれが自分なりの規範にそって努力する姿」が好ましいし、
その行動自体が可愛いと思い、愛を注ぎたくなります。
時として私の愛は、「過剰なおせっかい」に近くなるようで、
仲間内からは煙たがられているらしいです。
そんな彼らを「私独特の考え方・体操」などで煙に巻くのも楽しいです。

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