自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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ポリアモリー 4

2020-05-18 05:58:48 | 図書メモ


この本を読んでいて、随所で感じる(思い出す)キーワードがあります。
一番最近の例でいえば、NHKラジオ「実践ビジネス英語」5月号で講師の
杉田敏氏が言われている<時代のトレンド>です。

5月号テキストの
p.80 私(杉田氏)が一緒に仕事をしたいと思うのは、高いソフトスキルを
   持った人材です。ソフトスキルには、コミュニケーション力、
   ネゴシエーション力、ファシリテーション力(会議や対話が効果的に
   進むように、話の流れを整理し、仕切る能力)、危機管理能力、
   自己管理能力、問題解決力、批判的思考力といったものから、
   ユーモアのセンス、マナーや常識まで、広範なスキルが含まれます。

上記とほとんど同じことが、ポリアモリーの世界で求められ、ルール化され、
ワークショップや勉強会で学びあい、成長していくことが求められます。(p.125)
これらのことは、意識の高い人々の集まりでは「あったりまえ」のこと。
でも、世の中には、そうでない場合もあって、弱いものいじめがはびこったり、
DVや鬱病患者が増えたりしています。

なので、ポリアモリーの世界で、こういうことが明文化され、実行されて
いる様子は、とても好ましく感じられます。
その、「成長しあうこと」「それを助ける方法」として
「タントラ」という言葉が登場します。

p.133 タントラは、簡単にいえば、道を拡げる方法。
   人はそれぞれエネルギーを持っているんだ。ただ、自分が不安だったり、
   安定していないと、他人を支配することで人のエネルギーを奪う。

   タントラは自分でエネルギーをつくり出す方法を教えるもの。
   そして、エネルギーを互いに奪い合うのでなっく、交換することに
   意味を見いだすんだ。

p.134 素敵な瞬間を身体に刻む方法。
   「自分が幸せだと強く感じた瞬間。美しい景色を見た瞬間でも、
   人の優しさに触れた瞬間でも、どんな瞬間でもいい。

   目を閉じて、幸福に満ちた感覚を全身で感じるんだ。
   そして、その感覚を身体に閉じ込め、自分の一部にする。
   感謝の気持ちを込めてね。(中略)そうすると、
   時がたっても、その感覚を思い出せるんだ。」

このワークは、最近流行りの(?)マインドフルネスみたいです。
私も何度か、実地やオンラインで体験しました。
こういう穏やかな流れの中で暮らしていれば、自分を知り、
本当にやりたいことが研ぎ澄まされて表れてくる気がします。



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